感想文自由形。

自分で見たもの、聞いたもの、やったこと、あらゆる体験の感想文を自由気ままに綴っています。

映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」感想~ライダーに原点も頂点もない!まさしく新しい時代のライダーの始まり!

令和元年12月21日に公開された映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」の感想です。

 

平成と令和の融合ということでどんな内容になるのか予測不可能な部分がありましたが、蓋を開けてみれば「まぁ…こんなもんだよね…」と言った感じでしょうか。

 

でも個人的には最後にグッとくるシーンがあり、それが見れただけでも観た価値があったと思います。

 

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やっぱりジオウは特別

事前情報をほぼ入れずに観に行きましたが、それは私が些細なことでもネタバレを喰らいたくないのもありますが、昨年の冬映画に比べてプロモーションもそんなに力が入ってなかったというのもあるのかな…とも思っています。

 

まあライダー映画の傑作である「平ジェネFOREVER」と比べても仕方ないですが、それでもジオウがメイン扱いで登場する最後の映画でもあるので何かを期待していないといえば嘘にはなりますよね。

 

そういう面で言うとサプライズ的なことはなかったので物足りなさを感じてしまったのは確か…というか過去と現代、それだけでなく世界線までを越えるジオウの存在があることで物語の構図が複雑になってしまった感を強く覚えました。

 

その複雑さが良い方に転べば面白くなりますが、今回はただ複雑なだけになってしまったんじゃないかと…私の理解力が足りないだけかもしれませんが笑

 

本編のラストでライダーとは関わりなく生きるようになったジオウ達をまず戦いに引き戻さないといけないですからね…その装置としてウォズの存在は非常に便利ですが戻そうと思えばあんなアッサリ元に戻るというのはあの本編ラストをないがしろにしている感が…まあ仕方のないことですけど。

 

改めてジオウの存在は色んな意味で特別だなと強く感じさせられました。

 

細かいことはいいんだよ!

これも理解力の問題かもしれませんが「これってどうして?」と引っかかるポイントがあるとそれが更なる「どうして?」を生んでしまうんですよね。

 

ヒューマギアと人間が完全に対立している世界になっているにも関わらずイズだけは人間に味方していたのは単に”或人に忠実であるから”だけなんですかね…その点の機械的な説明がなかったので引っかかってしまい…説明ありましたっけ?

 

あとアナザーゼロワンをバルカンとバルキリーが倒せたのも…同じライダーの力じゃないと倒せなかったはずでは?

 

まあ敵対するイズは見たくないですし、アナザーゼロワンを倒すよりも父である1型との対決の方が見応えありますから”話を面白くするための工夫”であるならそれはそれでいいんですけどね。

 

そうなると人間もフォースライザー使えるんだ…という疑問もありますが、それを使って変身した001がめちゃカッコいいので良しとしましょう!ともなりますので笑

 

そういう細かいことよりも冬映画は言いたいことや見せたいこと重視で良いのでしょう。

 

最後の最後に熱さがすぎる!

そういった面で言うと言いたかったであろうことは「仮面ライダーに原点も頂点もない」「ここから新しい時代を作る」というメッセージを伝える為の映画だったのはわかりやすく伝わったので、それだけで成功と言えるでしょう。

 

そして絵的にはジオウ対ゼロワン…高岩対縄田の戦いではないでしょうか。

 

本編でも滅対ゼロワンでぶつかってはいますが、主人公同士で相対するのとは全然意味合いが違うと思うんです。

 

言ってしまえばあそこで戦う必要があったのか?ともなりますが、あの絵が見れただけでかなりグッときました。(思わず前のめりになるくらい)

 

何と言いましょうか…直接拳を合わせることで継承が行われたといいますか…短いシーンではありましたが非常に濃く熱いものが観れました。

 

ちなみにあの対決の行方…或人とイズはジオウに関する記憶を持ったままで、ソウゴ達はまたライダーに関する記憶をなくしているような描写でしたけどそれってジオウが負けたってことになるんですかね?

 

まあ勝敗がどうとかいうのは野暮なのでこれくらいにしておきましょう笑

 

不破、やっぱりお前…

そんなジオウ対ゼロワンの戦いのシーンからは非常に濃いシーンが続くので最後の最後に満腹感を感じられる映画でした。

 

不破の見たヒューマギアになってしまう夢の話…不穏すぎじゃないですか?

 

本編でも現在「どうしてアサルトグリップを使えるのか?」ということで人間じゃない説が出ている中での発言ですからね…かなりドキっとしました。

 

そしてソレに対する唯阿の返しも…逆のパターンもあるんじゃないか?と思わせる不穏さでした。

 

最後にこんな重たい案件を突きつけられてしまうとより本編が楽しみになるので、ここも製作の意図した通りになっていて自分はいい客だなと思いました笑

 

そして最後に姿を見せた新しいライダー…その正体は完全にあの人でしたがこれに関しては別に驚きはなく…それよりも滅亡迅雷と取って変わった時に魅力ある存在で入られるかが心配です笑

 

引き続きゼロワンが楽しみになりました!

 ということで内容にほぼ触れることなく思った事を素直に書かせていただいた映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」の感想でした。

 

本編とも大きく関わってきそうな設定や展開が多かったのでファンとしては見ておいた方が良い作品と言えるでしょう。

 

ただ本編もまだまだ明らかになっていないことが多い中で色々見せられると混乱してしまうところもあるので、なるべく気持ちをフラットに本編だけから得られる情報でゼロワンを楽しもうと個人的には思います。

 

そういえば、強化形態に変身したのがジオウだけだったのは若干物足りなかったかも…ゼロワンがシャイニングになれないのはゼアが機能していないという理由があるので仕方ありませんが、ゲイツもウォズも通常のままだったのは…どちらも強化形態が強すぎるから仕方ないということにしておきましょう笑

 

『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』オリジナル サウンド トラック

ジオウの映画の記事はコチラ

Vシネ「仮面ライダーグリス」感想~「ビルド」ファン必見の”最後の祭り”!

”仮面ライダービルド・最終章”と位置づけられたVシネクスト「ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリス」を公開初日に満員の劇場で見てきました。

 

「ビルド」の放送終了からちょうど2年…ファンとしては新作を見られることに喜びしか感じないところですが、素晴らしいビターエンドだった本編の続編となるVシネ「クローズ」は蛇足としか思えない内容だったのでどうまとめてくるのか、楽しみと同じくらい不安があったのも事実。

 

結論としてはそんな心配は杞憂であり、文句の付けどころが無いといえばウソになりますが「ビルド」のファンであれば必ず見るべきであり、この作品を賞賛することができなければファンではない…そこまで言わせる熱量のある作品でした。

 

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ファンの”見たい”が詰まった作品

物語はVシネ「クローズ」の後の世界…人体実験を受けた人たちに限り旧世界の記憶が戻っている状態。

 

戦兎と万丈しか戦いを覚えていないという本編のエンディングが個人的に気に入っていたのでアッサリ記憶が戻るのと、苦労して倒したエボルトが復活してしまったことに納得が出来ず「クローズ」は若干の酷評をしてしまいましたが、解決していない問題があるとは言えみんなが笑顔で終われた「グリス」の為にあったのだと思えば許せてしまう…それくらい後日談としては実に綺麗に纏まっていたと思います。

 

「ビルド」という作品と同じくらい個々のキャラクターも好きなので、彼らが幸せそうな姿を見せられて否定する気持ちが湧くのはウソだろう…そんな感覚です。

 

先に言ってしまうと残された最大の問題である全ての元凶・エボルトに関しては何の解決を見ていません。

 

にも関わらずこの作品を全面的に肯定せざるを得ないのは「ここまでやってくれるんだ!」と思わず拍手してしまいそうになるくらいファンの”見たい”がこれでもかと詰まっているからです。

 

見所しかない”最後の祭”

これまでのVシネはその主役とされるライダー以外の活躍は殆どないといっても過言ではないものでしたが、この「グリス」においてはエボルを除く全てのライダーが登場し、それぞれに見せ場があるというサービスっぷり。

 

本編での名(迷)シーンのセルフオマージュもこれでもかと盛り込まれ「これ以上ないでしょ?」と思えるほどの見所のオンパレードでした。

 

短い時間の中でもシリアスとギャグの緩急のつけ方も素晴らしく、「ビルド」らしさ全開でまさにパーフェクトキングダム!

(言ってみたかっただけです笑)

 

見せたいシーン優先で作られた作品と言うのは総じてどこかに歪が生じてしまうものですが、シリアスもギャグも違和感無く演じられる武田航平さんが主演だからこその絶妙なバランスで、おそらく「ビルド」最後の映像作品となる作品の主役がグリスだったのは必然だったとしか思えません。

 

ただこれが”最後の祭”だからこそ、ここまで詰め込んだのではないかと考えると満足と同時に少し寂しくもあります…。

 

やっぱり「ビルド」が好きなんです!

同時上映と言いつつ、蓋を開けてみれば「ドルヲタ、推しと付き合うってよ」が本編だったという構成然り、自ら犠牲となりまたしても命を落としてしまうかと思われた三羽ガラス然り、いい意味での裏切りがある作品でもありました。

 

それらが自然に組み込まれている脚本はお見事の一言。

本編に引き続き武藤さんが脚本を手掛けているのでキャラクターの”その後”にも納得できるのが良かったです。

 

旧世界の記憶が戻ったことでの変化をちゃんと描いてくれたのは嬉しかったですね…うまく発展した玄さんと紗羽さんの関係だけでなく、ギクシャクした葛城巧と忍の関係も描きつつ最後はしっかり解決してくれて後日談として文句なし。

 

最後の最後に文字通り「ドルヲタ、推しと付き合う」のも見ている全員が笑顔になれる結末でしたし…ビターエンドもいいですが、やっぱり好きなキャラクターたちみんなが笑顔でいられるハッピーエンドもいいなと改めて思うことができました。

 

「クローズ」の感想では散々言いましたが、この「グリス」に繋げるために必要な作品だったのでこの期に及んで文句を言うことはできません!

 

エボルトの問題が残されたままなのにはこの際目を瞑りましょう!笑

 

なんなら最大の問題が残されているワケですから、更なる続編としてエボルトとの決着編を作る口実が出来たと思っています!笑

 

ということで、改めてビルドが好きだということを思い出させてくれた「仮面ライダーグリス」改め「ドルヲタ、推しと付き合うってよ」の感想でした。

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 「ビルド」関連の記事はコチラ

映画「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」感想~「平ジェネFOREVER」に続く”もうひとつの平成ライダー総決算”!

7/26公開の「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」を観ました。

 

テレビシリーズも終盤に差し掛かっている中、本作は「もう一つの最終回」そして「平成仮面ライダー、最終章。」と位置付けられていたので非常に楽しみにしていましたが、まさに”平成ライダーの総決算”といった内容でしたね。

 

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※以下、作品のネタバレを含みますのでご注意ください。

 

”てんこもり”な内容でした!

「ジオウ」はテレビシリーズや映画でも予想を超えるサプライズを仕掛けてきましたので今回の劇場版でも「絶対何かあるぞ」と期待していましたが、完全に斜め上をいかれましたね。

 

本作は公開が金曜日だったのでいつものように初日の朝一番に観ることが叶わず、一切のネタバレを防ぐために1日ネット環境から距離を置いていましたが、その甲斐あって十分にサプライズを楽しむことができました。

 

見終わった最初の印象としては”やりたいことをとにかく詰め込みました!”といったところでしょうか…正直に言って唐突な設定や説明不足な部分が結構あります。

 

ただ短い上映時間で見せたいものを見せつつ話を成立させるのは至難の技ですから、気になる点を「こまけぇことはいいんだよ!」で済ませることのできる勢いを優先したのは正解でしょう。

 

「ジオウもう一つの最終回」「平成ライダーの最終章」というテーマは十分に描ききれていたと思いますので。

 

では印象的だった点について触れていきましょう。

 

考えるよりも”感じる”作品

まず、この映画ですが「ジオウ」の物語のどこに位置づければ良いのか非常に難しい作品だと感じます。

個人的にはテレビシリーズとは切り離して考えるのが良いのかなと。

 

なぜなら物語の根幹に関わるような設定が唐突に明らかになるからです。

 

ソウゴが影武者だったとかウォズがクオーツァーという組織の一員だったとか…これらの要素はテレビシリーズの残された話数からして触れている余裕はありません。

 

それに本作では黒幕であるスウォルツの存在が殆ど絡んできていませんが、本作で明らかになった設定を彼が知ったらこれまでの計画が台無しもいいところです。

 

それを黙って見ているスウォルツでは絶対にありませんので、この映画は”なんやかんやがあって早めの段階でスウォルツがいなくなった世界”で起きたパラレルワールド的な話だとするのが収まりが良いのではないでしょうか。

 

ウォズがカメラ目線で語りかけてくるシーンが数度ありましたが、それは製作側からの「深く考えすぎるな」というメッセージだと思ったのでそう考えることにします。

 

実際そう考えられたことで心からこの作品を楽しめましたし。

 

予想の斜め上いくサプライズ

本作では予め「ドライブ」からマッハ=詩島剛とベルトさんの出演が告知されていたので「ドライブ」に関わるサプライズでもあるのかと考えていましたが、その予想は見事に外れました。

 

まあ今でもチェイスのために頑張ってる姿が見れただけで十分でしょう。

 

それに多くの人間の予想の斜め上を行くようなサプライズもありましたし。

 

一番驚いたのはやはり”仮面ノリダー”木梨猛の登場です。

 

最も有名な”アンオフィシャルのライダー”が出てくるとは夢にも思いませんでしたからね…さすがに変身した姿では登場しませんでしたが、仮面ライダー空白の世代で私は子供の頃、ひょっとするとライダーよりノリダーの方が見ていた回数が多いと言っても過言ではないと思うので素直に嬉しかったです。

 

子供たちからすると完全に「誰あのおじさん?」状態でしたが、アラサーの人間は間違いなくテンション上がったのではないでしょうか。

 

そんなノリダーに始まり、テレビシリーズではないけれどもれっきとした”平成ライダー”が登場したのは素晴らしいサービス精神でした。

 

ノリダーにしても仮面ライダーGにしてもネットで冗談として言われていた完全な”ネタ”ですからね…それを本気で出しちゃうとは。

 

ここまで網羅したら「平成仮面ライダー、最終章。」の看板に偽りなしです。

 

冬映画の「平ジェネFOREVER」こそ”平成ライダーの集大成”だと思っていましたが、本作も立派に”もう一つの平成ライダーの集大成”と言えるでしょう。

 

テレビシリーズの最終回がより楽しみに…

本作のテーマのひとつである「ジオウの最終回」としても見応えのある作品でした。

 

「ジオウ」のメインテーマは”平成ライダーの総決算”であると思いますが、作品を通して描いているのは”運命に抗う”ことだったりもします。

 

その中で育まれる”仲間との絆”も重要な要素ですが、その点においてかなり熱いものを見せてくれました。

 

本作で遂にゲイツが「ジオウ」ではなく「ソウゴ」と呼んでいたのにはグッときましたね…とっくにそう呼んでもいいくらいの仲であるにも関わらずテレビシリーズでは未だに呼んでいませんから。

 

ここまで引っ張るなら本当のラストシーンまで呼ばないのかな?と楽しみにしていた所も正直ありましたが、二人の絆は物語の大事な要素ですので”最終回”で描写しないわけにはいきませんよね。

 

ただ未来が書き換わってゲイツとツクヨミが消えてしまったにも関わらずソウゴは大して悲しむ素振りもなく、感動的なことは一切なかったのでその辺は本編に期待しておきます。

 

悲しまなかったのはソウゴが”時間を書き換える能力”で都合の良い未来に持っていくことができると踏んでいたからだと思うので、ゲイツ達が自らの意思で未来に帰る展開になればさすがにソウゴでもどうすることもできないはずです。

 

おそらく次回からその辺がテレビシリーズでも扱われると思われるので非常に楽しみになりました。

 

ありがとう平成仮面ライダー!

シーンだけを切り取っても熱いものが多く、非常に楽しい映画でした。

 

召喚された歴代平成ライダーたちのベルトが大写しになって最強フォームに変身してからはテンション高い映像がずっと続きますからね…その締めに小渕元総理よろしく”平成”の文字を掲げるとは笑

 

引っかかるところがないわけではありませんが、それが些細なことだと感じられる”伝えたいことがハッキリとした作品”でした。

 

最後に、アラサーの独身おじさんが1人で家族連れに紛れて鑑賞しましたが、いつまでたってもこの肩身の狭さだけは慣れませんね笑

 

ただ子供の正直なリアクションを感じられることができるので嫌いじゃないんです。

 

今回一番面白かったのはウォズがバールクスに貫かれて絶命?するところで笑ってる子供が沢山いたことですかね笑

 

ウォズは子供からそういう風に見られているということがわかり勉強になりました笑

 

ということで「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の感想でした。

 

劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer オリジナル サウンド トラック

「平ジェネFOREVER」の感想はコチラ

劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer オリジナル サウンド トラック

劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer オリジナル サウンド トラック

 

仮面ライダージオウ第32話「2001: アンノウンなキオク」感想~アギトファンが歓喜した絶賛するしかない「神回」

ジオウ第32話はアギト編の後編でしたが、ファンへのサービスが「これでもか!」というほど詰め込まれていて安易にこの言葉を使うのは好きではないのですが「神回」と称さずにはいられない面白さでした。

 

レジェンドの活躍も見せつつ、本編も進めないといけないのは非常に難しいと思うのですが、それを高次元で実現していてこれは手放しで称賛せざるを得ません。

 

当時と全然変わってない翔一くん

普段は飄々としていますが、いざ戦闘になると達人のような佇まいで頼もしいことこの上ない翔一くんの姿がとにかく懐かしい。

 

本物のライダーの力が初めてタイムジャッカーに取られ利用される展開でしたが、アギトの力を取られても何事もなかったかのようにケロッとしてるな姿も「らしさ」が出ていて嬉しかったです。

 

記憶喪失の先輩としてツクヨミに助言をしていましたが、この展開はどの段階で考えられていたんですかね?

 

翔一くんの言葉は説得力があり、流れとしても自然でこの回の全体の出来も素晴らしかったので、もしかするとかなり前から練られていたのかもしれません。

 

まだまだ謎多きツクヨミの過去

時間を止めるタイムジャッカーと同質の力に目覚め、早くもそれを使いこなしている感のあるツクヨミの正体ですが、スウォルツとウォズには心当たりがあるようで、二人のやり取りから新しい事実もわかりました。

 

 

まず、タイムジャッカーの時間を操る能力は本来スウォルツだけのものであり、ウールとオーラがその力を使えるのはスウォルツが分け与えたからということ。

 

スウォルツが他のタイムジャッカーと明らかに違うということはハッキリしていますが、その本質についてはまだまだ謎が多いので「同じ存在」と言われてもその言葉だけではまだピンとくることはありません。

 

ウォズはその事実に驚いていましたが、タイムジャッカーの始祖的な存在だったりするのでしょうか?

それともウォズがオーマジオウ側に付くようになったことと関係しているのか…まだまだ謎な部分が多いです。

 

ただこういうものは無理やり掘り起こそうとするとロクなことにならないのが世の常ですから、見守っていくしかないでしょう。

 

トリニティ×トリニティにまさかの挿入歌まで!やりすぎだ!

放っておいても人々がアギトの力に目覚めていくという本編の設定を活かした展開で、膨大な数になったアナザーアギトとの戦いでしたが、同時に多人数を相手にする戦闘は迫力がありましたね。

 

リバイブ疾風とシノビによるスピードタイプの共演は見ごたえがありました。

ただ頻繁にリバイブに変身するゲイツの体が心配になってしまうんですよね…短期間で克服できるようなものではないでしょうから、日常的に変身していて大丈夫なのか気になって仕方がありません。

 

まあそれは一旦置いておくとして、まさかG3を装着した翔一くんが見れるとは思いませんでした。

 

アギトの力を取り戻すための戦う手段としてはピッタリではありますが、全く予想していなかったのでコレには驚きです。

 

そして元の変身者がライドウォッチを使って力を取り戻す展開にも胸が熱くなりました。

 

やっぱり変身シーンは最大の見せ場ですからね。

これまではレジェンドが出演してもそれが見れず消化不良なパターンが多かったので、変身を見れるのは喜び以外の何物でもありません。

 

ただサービスがそれだけに留まらないのが今回のアギト編が「神回」称される所以です。

 

まずは劇中で1度しか登場しなかったトリニティフォームへの変身。

メタ的なことも含めその登場回数が少ない貴重な姿がまた見れる日が来ようとは…ウォズが「祝わねばなるまい!」となるのも仕方がありません。

 

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアギト トリニティフォーム

 

そしてトリニティとトリニティ”六位一体”の共演が始まる!とテンションが上がった所でまさかのアギトの挿入歌「BELIEVE YOURSELF」が流れ出した時にはもう感情のメーターが振り切りましたね。

 

そこからアナザーアギトを圧倒してからのダブルライダーキックですからね…文字に起こすだけでもこのヤバさは伝わるでしょう。

 

同じライダー作品とはいえ、挿入歌ひとつ使うのにも色々と大人の都合というものがあるでしょうから、かなり頑張ってくれたのではないでしょうか。

 

そのおかげでまたジオウに忘れられない「神回」が誕生したのでこれには感謝しかありません。

 

次回EP33「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」

ということで想像を遥かに超える素晴らしいものを見せてくれたジオウ第32話の感想でした。

 

レジェンド客演の理想形と言いますか、ファンの「見たい!」をこれでもかと詰め込んでくれて、満足しなかったライダーファンはいなかったでしょう。

 

それでいてソウゴたちとツクヨミの関係がより深いものになるという本筋の話もちゃんと描けているわけですから、手放しで称賛するしかありません。

(ツクヨミの「ただいま」を口パクにする演出もニクい!)

 

ブレイド、アギトと素晴らしいものが観られて次のレジェンドにも当然期待してしまいますが、次回からは響鬼編が始まります。

 

さすがにヒビキさんが出るのは無理だろうけどどうするのか…と思っていたらその弟子の京介が出てくるとは。

そして響鬼のライダーで個人的に一番好きな轟鬼まで出てくるとなれば楽しみで仕方ありません!

 

次回は「平成最後の放送」にもなりますから、また特別なものになることを期待しています。

 

…京介はそのまま桜井侑斗として電王編にも出てくれていいんだよ…。

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前回の感想はコチラ

仮面ライダーアギトの記事はコチラ

仮面ライダージオウ DXジオウトリニティライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXジオウトリニティライドウォッチ

 
仮面ライダーアギト Blu-ray BOX 2

仮面ライダーアギト Blu-ray BOX 2

 

「私と仮面ライダーグリス」~フィギュアアーツ 仮面ライダーグリスブリザードが届きました。

予約したのはいつだったでしょうか、忘れた頃にやってくる「プレミアムバンダイあるある」でグリスブリザードのアーツが届きました!

 

こういうものは買い出したらキリがなくなってしまうので、よっぽどのことがない限り買わない!と心を強く持っているつもりなのですが、本編での活躍やファイナルステージで本物に会えたのが嬉しすぎて「これはよっぽどのこと!」と購入を決意。

 

そして届いたブツですが…かっこよすぎる!!

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フィギュアアーツ 仮面ライダーグリスブリザード

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以前、アマゾンアルファのアーツの記事を書いた時と同じように、まずは懐かしいソフビ風ポーズ!

パワーアームの存在感が凄いです。

 

 

実際には絶対にすることがないこんなポーズをさせてもカッコいいのですから、如何に優れたデザインをしているのかがよくわかります。

 

これが通算2体目のアーツなのですが、本物の仮面ライダーがそのまま小さくなったというか、非常に精巧でいつまでも見ていられます。

まさかブリザードナックルやフルボトルが取り外しできるようになっているとは思いませんでした。

 

メタリックなカラーリングも美しく、肩に浮かぶ三羽ガラスのアイコンのグラデーションもお見事。

頭や胸にクリアパーツを使用する徹底的な再現っぷり…やっぱり買ってよかった。

 

グリスブリザード購入の理由

本当に思い入れのあるライダーのものしかおもちゃは買わない!と決めているのですが、グリスブリザードを購入するに至った理由はやはりビルド47話「ゼロ度の炎」での活躍が素晴らしすぎたからです。

 

追い詰められた状況で命を賭したカシラの変身には身震いするほどでした。

 

たった1話の為だけに作られたという特別感がまた堪らないです。

それほど製作陣も気合いが入っていたということでしょうし、その情熱が籠った映像はビルド屈指の神回と言っても過言ではないでしょう。

 

「Are You Ready?」

「できてるよ…!」

 

のやり取りのカッコよさはもはや説明不要です。

こちらも平成ライダーシリーズ屈指の名場面と言ってもよいでしょう。

 

そして個人的にはファイナルステージで握手することができたのが本当に嬉しかったんです。

 

子供の時には仮面ライダーが放送されておらず「遊園地でボクと握手!」的なイベントは覚えている限りジャンパーソンとしかしたことがないので、おそらく初めて対面したライダーがこのグリスブリザードということになります。

 

この瞬間、心は完全に子供に戻ってましたね。

その圧倒的な存在感にただただ「ありがとう」という言葉しか言えませんでした。

 

それが一体何のありがとうなのかは自分でもよく分かっていません。

地球を救ってくれたことなのか、凄いものを見せてくれたことなのか…いずれにせよこのグリスブリザードが特別なライダーであることには変わりませんが。

 

史上最もカッコいいドルオタ

購入したグッズとそれにまつわることを書いて記事にするパターン中々面白かったです。

 

物を買っても買いっぱなしになってしまっているものが結構あるので、これからも折を見て書こうと思います!

 

そして肝心のどんなポージングで飾るかですが、やはり変身シーンのカッコよさが一番印象に残っているのでシンプルに仁王立ちにしてみました。

 

パワーアームがあって左右のバランスが異なるので普通に立たせるのもちょっと難しかったです。

 

…にしてもリビングに飾ってるとあまりのカッコよさにチラチラ見てしまいますね笑

 

ということでカシラ、これからも一生ついていきます!!

 

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仮面ライダービルドの記事はコチラ

仮面ライダージオウ第31話「2001:めざめろ、そのアギト!」感想~レストランAGITΩが閉店してなくて良かった…

いきなりG3の訓練から始まり「なんだこの仮面ライダーアギトは…」と思っていたらいきなりアナザーアギトも現れ「なんだこの仮面ラ(以下略)」な状態から始まったジオウ31話の感想です。

 

やっぱりオリジナルのキャストが登場すると否応にもテンション上がりますね。

変身待機音が鳴り響く中、オルタリングを光らせながら翔一くんが現れた時は横になって観ていたのですが思わず飛び起きました。

 

2019年に蘇る「仮面ライダーアギト」

ジオウの登場人物そっちのけでOP前にはアギトのオリキャスしか出てこないという攻めた始まり方してましたね。

 

尾室くんの出世した姿が見れて嬉しい反面、氷川くんや小沢さんはどうしたのかな?気になる所もありましたが、それ以上に翔一くんが留学していたことに驚きました。

 

レストランAGITΩは上手くいかず閉店してしまったのかと思ったので、お店が健在だったのがわかった時は嬉しかったです笑

翔一くんが「真魚ちゃん」と呼ぶ感じが当時と変わっていなかったのも。

 

こうして数人でもオリキャスが出てくれることで登場していないキャラにも思いを馳せることができるのもジオウの楽しみ方ですね。

 

アナザーアギトさん、痩せました?

突如現れてはG3装着者だけを襲うアギオメガことアナザーアギトですが、木野さんが変身していた本家アナザーアギトに比べてなんだかスリムでしたよね。

 

噛みつき攻撃をするところはギルスを髣髴とさせるところもあり、本家のアナザーアギトと違うぞという所が垣間見れました。

 

翔一くんがアギトに変身することができる辺りこれまでのアナザーライダーとは違った存在であることが明らかなワケでしたが、ただ本物のアギトをおびき出す為の存在で終わるとは思えませんので次回の活躍?に期待です。

 

公式が発表していた写真に写っていたバッタヤミーさんの出番もあるのか気になります…。

S.H.フィギュアーツ アナザーアギト 

 

誰も知らないツクヨミの正体

レジスタンスに加わる以前の記憶が無いという結構重めの設定がサラッと明かされたツクヨミですが、タイムジャッカーと同質の力が宿っているとは…。

 

元よりOPの映像からタイムジャッカーとのつながりが予想されてはいましたの大きな驚きはありませんでしたが、そのことをスウォルツも知らなかったのは意外でした。

 

 

こうなってくると今後のツクヨミの動向は超重要になってきますよね。

記憶を失った前のことや記憶を失ったキッカケなど、現在の人間関係や戦力図が大きく変わる可能性が高いです。

 

実はオーマジオウの人間だったなんて展開だったら面白いですよね。

前回発覚したウォズの裏切りの件も含めて注目です。

 

次回EP32「2001:アンノウンなキオク」

前回のトリニティ初変身から次に変身した時のために口上を考えていたんだなと思うとウォズがかわいくて仕方がないジオウ第32話の感想でした。

 

ツクヨミのキレッキレのアクションが観れたり、コーヒーに砂糖入れすぎなスウォルツが糖尿病にならないか心配になったりと色々ありましたが、まだまだ2話構成の前編ですので次回のお楽しみな部分が多かったですね。

 

果たしてツクヨミの過去は少しでも明らかになるのか…そういった所もですし、ジオウとアギトの「トリニティ」共演も楽しみです!

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 前回の感想はコチラ

アギトについて書いた記事はコチラ

仮面ライダージオウ DXジオウトリニティライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXジオウトリニティライドウォッチ

 
仮面ライダージオウ RKF ライダーアーマーシリーズ 仮面ライダージオウトリニティ

仮面ライダージオウ RKF ライダーアーマーシリーズ 仮面ライダージオウトリニティ

 

人生初のフィギュアアーツとSICを開封しました!~アマゾンアルファ

買ってそのままになっていたフィギュアを遂に開封

この度、人生で初めて買った仮面ライダーのフィギュアーツとSICを開封致しました!

 

子供の頃であれば買ったらすぐに開封して遊び倒していたと思うのですが、大人になると飾ることがメインになるので「汚れたら嫌だな…」と思い、箱のまま飾っていたのですが、「やっぱり飾ってナンボ!」だと思った次第です。

 

今回、満を持して開封したのはどちらも仮面ライダーアマゾンズより鷹山仁が変身するアマゾンアルファです!

 

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フィギュアは集め出すとキリがないと思い、買わないように我慢していたのですが、仁さんのあまりのカッコよさに買ってしまったんですね…2つも…。

 

まあ本当に好きな作品に貢献出来て、なおかつそのカッコよさを手元に置いておけるなんて最高なことはありませんから全く後悔はしておりません!

 

ではそれぞれ、レビューしたいと思います!

 

SHF仮面ライダーアマゾンアルファ(2nd Season ver)

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あえて昔のソフビっぽいポーズを取らせてみました。これぞ手のひら仁さん。

 

初めてフィギュアアーツを触ったのですが、思っていた以上に作りが精巧で驚きました!

これは集めたくなる気持ちがわかりますね…危険です。

 

2ndシーズン使用で身体中に汚れの加工も入っていて非常に凝っています!

 

可動域もそこそこありますので、どのようなポーズで飾ろうか非常に悩ましいですが、「目が見えない」ことを意識した感じにしてみました!

 

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付属でついてきたアマゾンの心臓も持たせちゃったりして、2ndシーズンの狂気に満ちた感じを出してみました。

 

自分で撮ってみてわかりましたが、ネットにフィギュアの超カッコいいい写真を上げてる人って神様じゃないですか?メチャクチャ難しかったです!

 

だけどこんな素人ポージング+スマホのカメラでもこんなにカッコよくなるもんですね!素晴らしい!

 

SIC 仮面ライダーアマゾンアルファ

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仮面ライダーの持つ本来のコンセプトを突き詰めたデザインのSICですが、アマゾンアルファは本来の要素をかなり残しつつ、より野性味が増した印象です。

 

この姿で現れたら助けに来てくれたとしても怖くて逆に逃げ出してしまいそうです笑

 

SICシリーズの存在は当然知っていましたが、購入するまで自分で動かすことができるとは知りませんでした。

 

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そして口を開くことができる細かさ!こういったギミックがあると余計にポージングに悩みますが、こんな感じにしてみました!

 

 

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1stシーズンで印象的だった胸の傷を触るシーンの再現です。

 

目が見えていた頃の仁さんは戦い方もスマートで、「静」のイメージが強いのであまり動きを出さない方がイイかと思いました。

 

うーんやっぱり超怖いです!カッコいいですけど!笑

 

これからも何か買ったらレビューします!

こうして買ったら記事にするようにすれば未開封のまま放置!ということにならなそうなので今後も何か買ったらレビューするようにしようと思います!

 

実はすでに、もう2体ほど買ったままのアーツがあるんですよね…笑

 

ベルトも2本予約してありますし…全然我慢できていません笑

 

 「ふたりはアマゾン!」 

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ニチアサ好きなら一度は訪れたい!東映の聖地・大泉!

ニチアサ作品の聖地。その名は大泉。

もはや日曜日の朝の伝統と言っても過言ではないテレビ朝日系列のプリキュア仮面ライダースーパー戦隊の放送枠、通称「ニチアサ」。

 

もはや説明の必要もない、子供だけではなく大人をも夢中にしている長寿コンテンツです。

 

プリキュアスーパーヒーロータイム、アニメと特撮で放送形態は異なりますが、その制作が同じ場所で行われているのをご存知でしょうか?

 

アニメの制作は「東映アニメーション」、特撮の制作は「東映」と別れていますが、そのスタジオと撮影所はどちらも大泉という場所にあるんです。

 

この大泉にはニチアサ好きなら思わずテンションが上がってしまうポイントが沢山ありますので、この度ご紹介させて頂きたいと思います!

 

無料で見学できる「東映アニメーションミュージアム

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数年前に東映アニメーションの新社屋が完成し、それに伴って公開が始まったミュージアムは必見です!

 

何と言っても入館料は無料!

名前や年齢、何県から来たのかを書くだけで入ることができます。

 

中に入ると最初にお出迎えしてくれるのが東映アニメーションのシンボルにもなっている長靴を履いた猫が!(名前はペロと言うそうです)

 

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その周りは広場になっていて、恐らく等身大のアグモンおジャ魔女どれみのキャラクターが!

 

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そしてメインとなるミュージアム内ですが、どうやら期間によって展示物が変わるようです。

 

私が訪れたタイミングでは丁度映画が公開されたタイミングということで、プリキュアドラゴンボールの展示が見れました。

 

歴代プリキュア全員集合のフォトブースがスゴイ!

 

圧巻だったのはこれまでの全プリキュアのパネルが飾ってあるフォトブースです。(おそらくこれは常設)

 

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この存在感…今後は「スター☆トウィンクルプリキュア」のパネルも追加されると思うのでまた観に行かないと。

 

こちらは期間限定だと思いますが、リストルとチャラリートもいました!

 

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係の方がいらっしゃいますのでお願いすれば一緒に写真を撮ることもできます。

 

私も当然撮ってもらいました!30歳すぎた男がプリキュアと写真なんて恥ずかしいって?

何を仰いますか!私だってプリキュアですから何も恥ずかしくはありませんよ!(ハグプリ48話参照)

 

※私とプリキュアの記念撮影は最後に公開します!

 

東映の歴史は日本のアニメの歴史!

写真撮影は禁止となっていますが、これまで東映アニメーションが手掛けた作品の年表があったり、動画のコピーを実際に捲ってアニメの制作について学ぶことができます。

 

これも入れ替わりがあると思うのですが、私が見れたのはキュアマシェリとキュアアムールの変身バンクの原画でした。

 

歴代でもお気に入りのバンクなので見ることが出来て本当に嬉しかったです。

 

このように中身が入れ替わると知ったら何度でも行きたくなりますが、入館無料なので時間さえあれば無限に行くことができます!なんて素晴らしい施設なんでしょう!

 

特撮の息吹を感じる「東映東京撮影所

 

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そして「東映アニメーションミュージアム」と道路を挟んで向かいにあるのが特撮の撮影が行われている「東映東京撮影所」です。

 

こちらは中に入ることができないので遠くから眺めることしかできないのですが、ここで憧れのヒーローが頑張っているんだなーと思うと手を合わせて拝みたくなってしまいます。

 

ちょっと野暮な話かもしれませんが、スケジュールの余裕がないVシネの撮影はこの撮影所内でのシーンが多いです。

 

それこそ今回は「仮面ライダークローズ」を見終わった後に見学したので、ここに戦兎と万丈が住んでるんだなーと思うとなんだか嬉しくなります。

 

作品を身近に感じられるようになるので、一度訪れることをオススメします!

 

東映作品観るなら「Tジョイ大泉」

ニチアサファンの方に訪れて頂きたい気持ちは山々ですが、このためだけに大泉まで来るのは大変だと思いますので(最寄りの大泉学園駅からも徒歩15程掛かります)、先に紹介した2つの施設に隣接するTジョイ大泉で映画を鑑賞するついでに遊びに行くと良いでしょう!

 

何と言っても東映の聖地だけあってプリキュア仮面ライダーが遊びに来ることが非常に多いんです!

 

プリキュアに限って言うと、日付が変わった瞬間から始まる最速上映が行われたりもしています。

 

0時からの上映なので当然観客は大人しかおらず、上映後は電車もありませんので、かなり気合いの入ったファンが集まるイベントです。

 

私もスマイルプリキュアの時から連続で最速上映に参加していますが、行くたびに私以外にも大人のプリキュア好きが沢山いることを確認して安心しています笑

 

是非一度、遊びに行ってみてください!

これまで殆ど夜にしか訪れたことが無く、珍しく昼間に行ったらあまりにも楽しかったのでこの感動を共有させて頂きました。

 

ニチアサが好きな方なら絶対に楽しめると思いますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

 

では最後に、約束しておりました私とプリキュアの記念写真でお別れしましょう!

ご覧頂きありがとうございました!

 

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Vシネ「仮面ライダークローズ」感想~色々と思う所アリ

ハッキリ言ってしまうと「蛇足」!

Vシネとしてリリースされる「仮面ライダークローズ」の劇場先行上映に行って参りました!

 

テレビ本編の正当な続編として、あれからの戦兎と万丈がどんな生活を送っているのか観れる!と非常に楽しみにしておりましたが、正直な気持ちを言ってしまいますと「蛇足だったのでは?」という思いが拭えません!

 

サクッと説明すると「1年間の戦兎たちの戦いや頑張りはなんだったの?」と言いたくなる内容でした!

 

では気になった点についてまとめて行きましょう!

 

※ここから作品のネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

 

キルバスの存在が本編では完全スルーだった不思議!

本作の敵として登場したキルバスはエボルトの兄という設定です。

 

なんとブラッド星の王で、その強大な力で自らの星さえも消滅させてしまったとのこと。

 

本編ではとんでもない敵として描かれていたエボルトでさえも尻尾を巻いて逃げ出すほどの強敵の存在にも関わらず、今の今まで一切触れられてこなかったのが不思議でなりませんでした。

 

エボルトが地球を滅ぼそうとしたそもそものキッカケも崩壊するブラッド星から逃げ出したことだと思うと、なんだか急に小物に見えてきます。

 

まあ続編においてパワーのインフレは当然のように起こることですから、これくらいはまだまだ余裕で許容の範囲内ですが。

 

仮面ライダージオウ RKFレジェンドライダーシリーズ 仮面ライダークローズ

あっさりと記憶を取り戻す仲間たち!それでいいの??

キルバスの目的はパンドラボックスの復活。

そのためにエボルトの遺伝子を持つ万丈の力を使って不完全ながらパンドラボックスを復活させます。

 

すると、その拍子に甦る仲間たちの記憶!

 

記憶が甦ったのは人体実験を受けた人間だけ、ということになっていましたが、余りにもあっさり復活したので拍子抜けでした。

 

戦いの記憶を戦兎と万丈しか知らないというビターエンドはファンからも大絶賛されていた所だと思うので、それをあっさり覆してしまったのには複雑な気持ちに…。

 

でも、最後にパンドラボックスが破壊されてまた記憶が無くなるんだろうな…と思ったらまさかの記憶はそのままという!

 

正直「あの時の感動を返してくれよ!」と思いましたね。

 

まあ記憶を持っててくれた方が今後の客演とかで都合が良いのはわかりますが…ちょっとねぇ…。

 

まあこれよりも許しがたい事が起きるんですけどね…

 

エボルトが完全に復活しちゃったんですけど!!! 

最強の敵キルバスを倒すためとはいえ、あのエボルトと協力すること自体かなり嫌だったのですがこれは未来のために仕方ないとして、倒した後にエボルトが完全に復活しちゃってるのは如何なものかと!

 

色々と大切な物を犠牲にしてやっと倒したエボルトがあんなにアッサリ復活って…それしか方法が無かったのかもしれませんが、周りも本気で反対しているようにも見えませんでしたし、マジで1年間の戦いは何だったんだよ!としか思えません。

 

あんなに綺麗なエンディングを迎えたにも関わらず、それをすべて台無しにしてしまうようなこの展開は正直見たくなかったです。

 

そういう意味で、この作品は完全に「蛇足である」と評価せざるを得ません。

 

仮面ライダージオウ RKFレジェンドライダーシリーズ 仮面ライダーエボル コブラフォーム

 

他にも言いたいことはありますよ!

限られた尺で物語を完結しなくてはならないとはいえ、話を進める上で難しい描写をパンドラボックスの謎パワーと戦兎の天才っぷりに頼り過ぎじゃないですか?

 

本編でもその感じがあったと言えばそれまでですが、記憶の話にしても、クローズエボル誕生の流れにしても、重要なことがフワッと通り過ぎてしまった感が否めませんでした。

 

他にもライダー全員が記憶を取り戻したと思ったら人体実験を受けていない内海だけは例外だったのも寂しかったり、ポッとでの女性じゃなく、万丈とのベストマッチは戦兎しかいないでしょ!とか色々と言いたいことがあります。

 

2人でやっていたはずのあらすじ紹介に戦兎と万丈以外の人物が登場した謎が解けたり、戦兎たちの住処がどう見ても東映の撮影所だったりとVシネらしいネタもあって楽しめるところもありましたが、どうしても蛇足感は否めません!

 

なんだか期待していた分ちょっとガッカリでした…この続きは小説でもいいので、あの熱かった1年の戦いが無駄にならない結末を期待しております。

 

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仮面ライダービルド本編の記事はコチラ

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 「平ジェネFOREVER」の感想はコチラ

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2018年個人的映画ランキング

2018年に観た映画を紹介します!

今年も残すところあと4日!

年末らしく、2018年を振り返ってみようと思います。

 

ということでまずは映画編です。

(あとはイベント編、プライベート編を予定しております。)

 

このブログを始めてからは観た映画すべての感想記事を書いておりますが、それ以前にも印象的な作品がありましたので紹介させて頂ければと思います!

 

では、15作ほど観た中で特に感動した物をランキング形式で紹介しましょう!

 (中途半端な数ですがお許しください笑)

 

第10位 劇場版仮面ライダービルド/ルパンレンジャーVSパトレンジャー

ビルドのアナザーエンディング的な作品ですが、個人的にはテレビ版の終わり方が非常に好きなのでこの順位とさせて頂きます。

 

ただ大人数のエキストラを使った映像は迫力がありましたし、クローズビルドが誕生する流れは笑いとカッコよさが共存していて非常にビルドらしくてお気に入りです。

 

それと、ルパパトの方もアクションがめちゃくちゃかっこよくて、改めて戦隊も集中して観よう!と思わせてくれたほどでした。

 

そういえば、ニチアサの中で戦隊の記事だけ書いていませんが、毎週欠かさず見てます!

 

何で書いてないかと言われると、戦隊に関しては語れるほどの知識がないからです。

(ライダーやプリキュアにもそれがあるかと言われたら…ですが笑)

 

ということで変なこと書いてはいけないと思い、自重しております!

 

ちなみに、今回で言うとパトレン推しです。

 

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film

 

第9位 劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-

ドラマをずっと追い続けていたので完結編となる劇場版も観に行きましたが、作り手側が「ここで泣いてくれ!」と言っているようなわかりやすいポイントですべて号泣していましたので、涙の総量で言ったらこの順位ではないかもしれません。

 

医療ものの物語は結構好きなのですが(今年で言うとドラマのグッドドクターにも毎週泣かされていました笑)、その理由は医師と患者のどちらにもドラマがあることなのかなと、この作品で気付きました。

 

どうしてこんな切ない物語を考え付くのか、かわいそうという気持ちもありましたが、それを乗り越えていく強さにも感動したのを覚えています。

 

 

 

 第8位 プーと大人になった僕

 こちらはブログでも紹介させて頂きました。

 

とにかく森の仲間たちの言葉が胸に突き刺さりまくり、色々考えさせられた作品です。

 

「何もしないをする」というの人生において究極のテーマなのではないかと思っています。

これが出来た時こそ、人生を全うしたと言えるのではないかと。

 

森の仲間を手本とし、精進していきます!

 

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第7位 仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判

完結編となったこの作品。

かなりの緊張感を持って劇場に行ったのを覚えています。

 

個人的には作品がどのような終わりを迎えるのかと同じくらい、仁さんがどうなってしまうのかが気になって仕方がありませんでした。

 

彼には望み通り、全てのアマゾンを殺して欲しかったので、悠に負けてしまったのは少し残念でしたが、作品としてはこれから仮面ライダーとして生きる悠の物語となっていて、見ごたえのあるものでした。

 

2期の要素が殆どなくなってしまっていたのは少し勿体ない気がしますが、観終わった後の感覚はこれまでにないものでしたのでこの順位にしました。

 

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第6位 リメンバー・ミー

予告編を見た段階ではディズニー作品なので子供を含め多くの人が見るにも関わらず死者がモチーフなのはどうなのだろうか?と思っていましたが、ただの杞憂でしたね笑

 

家族の大切さを真っ直ぐに伝えられて、どんな展開になるのか予測出来ていたにも関わらずラスト10分は大号泣でした。

 

終盤で泣かせに懸る作品は厳しいですよね、明転するまでになんとか涙を引っ込めなければなりませんから笑

 

とにかく主役を演じた子供の歌も演技もイイんですよね…もう一回見たくなってきたので購入しようかしら…

 

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 第5位 ボヘミアン・ラプソディ

個人的にもQUEENは好きだったので必ず観に行くことを決めていましたが、まさかここまでのヒット作になるとは!

 

ただ観た方にはお分かりになると思いますが、この作品には家族、恋人、仲間、夢、人生、様々なテーマが凝縮されています。

 

なのでQUEENの曲をしらなくても必ず引っかかる所がありますし、楽曲のパフォーマンスも非の打ちどころがありませんから、ヒットもするのも頷けます。

 

それにしてもブライアン・メイ役の人はそっくりだったなぁ…笑

 

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第4位 若おかみは小学生!

とにかく泣ける!と口コミで話題だった本作。

 

児童小説が原作ってどうなの?なんて思っていましたが、観たら滂沱の涙でした笑

(ぼうだのなみだなんて言葉生まれて初めて使いました笑)

 

この作品の素晴らしい所は純粋な悪人が誰一人として存在しないことです。

 

確かにやりきれない思いを感じるシーンはあります。しかし、それを乗り越えた時の感動たるや。本当に泣けましたね。

 

観る前に私のように、要らぬ偏見を持たずに多くの人に見て頂きたい作品です。

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第3位 カメラを止めるな!

この作品は劇場で見て本当に良かったと言える作品でした。

 

劇場中から笑い声が聞こえる映画は最初で最後かもしれません。

それくらい、スクリーンの向こうの世界に熱中できた素晴らしい映画でした。

 

ブルーレイも購入し、計5回は見ていますが毎回同じように笑えますからね。

 

自分で見て面白いのもありますし、初めて見る人の反応を見るのも楽しいんです。

 

この映画には人に伝えたくなる特別な力がありました。

まだご覧になっていない方は、ぜひ家屋や友人とご覧になることをオススメします。

 

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さっきから殆ど誰にも見てもらえていなかった頃の記事を掲載するのはなんだか恥ずかしいです笑

 

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同率1位 プリキュアオールスターズメモリー

                仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER

 

悩みましたが、この2作品に優劣をつけることは出来ませんでした。

だって特別に好きな2つのシリーズが、これまで応援してきたご褒美のような作品を製作してくれたのですから。

 

どちらも子供向け作品ではありますが(プリキュアに関しては女児向けですが)、好きだったことと、これからも好きでいて良いことを肯定してくれるような内容で、私からすると人生を肯定してくれているのに等しかったんです。

 

それほどのインパクトを残してくれた両作品が、2018年に劇場で観た映画の中でナンバーワンです。

今後の人生においてもナンバーワンかも知れませんが。

 

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映画が豊作だった2018年でした!

なんとか順位を付けることができました。最後は決めきれませんでしたが笑

 

今年は本当に選ぶのに時間を要するほど、印象的な作品が多かったです。

 

来年はどんな素敵な映画に出会えるでしょうか…今から期待しておきましょう。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました!