超時空ヴィーナス!
2月に横浜アリーナで行われたマクロスΔから生まれた戦術音楽ユニットワルキューレのライブの模様を収めたブルーレイ、やっと見れました。
2日間行われた内の1日目に私、行っておりました!
当日はJリーグの開幕戦があり、試合後味の素スタジアムから直行し、開演前にも関わらず体力的にシンドかったのですが、始まってしまえばそんなの関係ありませんでしたね。ただただ最高でした。
ぶっちゃけ作品は…
白状します。マクロスシリーズ大好き人間の私ですが、デルタは物語終盤の展開が腑に落ちない所が多く、作品自体にはそこまで思い入れがありません。
(ワルキューレメインの劇場版の方が好きなくらいです)
ですが、楽曲は素晴らしいですよね。
お恥ずかしながら放送終了後に遅れて聞き込んだクチなので今回のライブは本当に楽しみでした。
素晴らしきマクロスの世界
過去に7やFのライブに行った時も感じていたことですが、マクロスのライブは作品の世界観をステージで表現してくれるところが魅力的です。
Δで言えばヴァ―ルシンドロームを抑制するワクチンライブと言ったような形で。
それとスクリーンを使っての映像との効果も素晴らしいです。
このライブでは特にメッサ―と白騎士の戦闘シーンをバックに歌われた「AXIA」が象徴的だったと思います。
改めて見直して思うこと
当たっただけでもラッキー!だと思っていたので気にはしないようにしていましたが、ステージからかなり離れた席だったのでこうして鮮明な映像で見れるのはイイですね。
ステージ上で彼女たち5人は役を全うしているので、その仕草や表情からも世界観を作ってくれているのがよくわかります。
声優が歌って踊ることの強みってここにありますよね。
過去にラブライブのステージを見にいった時も思いましたが、その作品に、ステージに没入できる感覚はアニメ発のライブならでは。
楽曲の魅力はタテノリ
当時マクロスFの楽曲にハマったのも、アニソンの域を超えたクオリティもありますし、基本的にタテノリの曲が多いからだと、今にして思います。
要するに「頭を振りながら聞くと気持ち良い音楽」とでも言いましょうか、所謂「ヘドバン」したくなる曲ってことですね。
大学生当時の私はメタルに傾倒しておりまして、ヘドバンのし過ぎで首を痛めていたくらいなのでシェリルの曲で若干場違いなヘドバンをかましていたものです笑
その系譜はワルキューレにも受け継がれていて、個人的にはサイリウムを振るよりも音に合わせて頭を振っている瞬間が最高に心地よいのです。
曲で言うと「Absolute 5」「涙目爆発音」辺りでしょうか。素晴らしいです。
だけどこの日のハイライトは…
当日この場にいた人ならお分かりだと思いますが、この日は物凄い奇跡が起きましたよね?
そうです。”銀河の妖精”シェリルがマクロスのステージに帰ってきたんです。
先日の映画の記事で私が如何にマクロスFを愛しているかはお分かり頂けたと思います。
この日も同行者と開演前に「久々のマクロスのライブ超楽しみだけど、Fのライブを超えられるかねぇ?ほら、オレってフロンティア原理主義者じゃん?」なんてふざけて言っていたんです。
そしたらまさかのシェリル登場で驚きやら嬉しさやら感動やら、様々な感情が同時に押し寄せてきて全身に鳥肌が立つと同時に目からは涙が…。
歌シェリルことMay'nのステージは毎年必ず足を運び、シェリルの曲も聴いていましたが、先述したように「マクロスのステージ」で観るのは全く別物で、そこには紛れもないシェリルがそこにいるんです。
どこかで「絶対来るはずがない」と思っていたのもより気持ちを高ぶらせたのかもしれません。
May'nのライブでは憚られるの絶対しませんが、この日だけはシェリルの名を全力で呼びました。
それにこれは後付けかもしれませんが、サッカーの試合の後に参戦するのはシンドイと思いギリギリまで土曜日と日曜日のチケットを交換できないか、探していたんです。
ですが結果、交換しなくて良かったと心から思うことができましたし、勝手に運命感じてました笑
公演後に通販でシェリルとランカのグッズを追加したのはズルいですよね…買わない理由がありませんでした笑
映像で見返してもすごいですね、出てくるのわかってるのにゾクッとしました。
「ダイヤモンドクレバス」を聞くと作中の色んな事が心を去来して必ず泣いてしまうのですが、この日の涙はいつもよりすごかったと思います。
「射手座~」も毎回盛り上がりますが、この日のステージが個人的には人生で一番の「射手座」でした。
一生物の時間になりました。
そんなこんなで、ワルキューレも最高だったうえにシェリルまで現れるまさに超時空ライブの興奮はこれまで見た数あるライブの中でもかなり上位に入る思い出のライブになりました。
そんなライブがこうして映像作品として残るほど嬉しいことはありません。
観るだけでここまで書けるほど色々なことを思い出させてくれるわけですから。
来年予定されているマクロスのクロスオーバーライブは死んでも行くしかありませんね…(先行に外れたのでまだチケット持っていませんが…笑)