記念すべきこの日に
去る11月25日、さいたまスーパーアリーナにて行われました(生)林檎博'18-不惑の余裕-に行って参りました。
このブログを始めてやっと、行われたばかりのライブの感想を書くことができます!!
この日は椎名林檎40歳の誕生日であり、ツアーもデビュー20周年を記念したものですからさぞ特別な公演になること間違いなし!ということで期待しかしないで現地に向かうと…手旗が売り切れ!!
客席中で旗が振られる光景の一部になる気満々でしたので残念でしたが、こんなこともあろうかと10周年の際に同じ会場で行われた林檎博の時の旗を持参していたので事なきを得ました。
席は200レベル、アリーナの後方でしたがほぼ正面からステージを観れる位置でしたので全体を見渡すことができて良い席でした。
とにかく豪華すぎる!
大型のビジョンを使った映像効果から始まりましたが、最初から驚きの展開!
なんといきなりゲストでMummy-Dが登場!
1曲目からこんな大物呼んじゃうってことはこの後もゲスト期待できそうだな…と思っていたら予想通り浮雲!宮本浩次!レキシ!とにかく豪華でした!
先日のミュージックステーションでも話題になった「獣ゆく細道」を観れたのは特に嬉しかったです。
予想のできない、まさに獣のような動きの宮本浩次に対し、静かに歌い上げる林檎嬢の対比が最高でした笑
浮雲が出てきた時は東京事変の曲聞けるかな…とワクワクしたものですが…笑
もはやショーをみているよう
全体の印象を申し上げますと、ライブというより完成されたパッケージを眺めているような、ショーのような印象を受けました。
ほとんどの楽曲で映像効果を存分に使い、歌詞の字幕を表示させていたからかもしれません。
ダンサーによる表現も使い、目にも耳にも楽しい、隙の無いステージではありましたが、林檎嬢の表情を大写しで拝見する場面が少なかったのも理由の一つでしょう。
音楽を超えた一つの作品を鑑賞している、そんな感覚でした。
同じ時間を生きてきた幸運
10年前の林檎博に行っていたと書きましたが(4年前の林檎博も行っています)、この10年の間に、彼女はいちシンガーから誰もが認める表現者としての地位を完全に確立しました。
その変化が見て取れるような、今回の林檎博だったように思えます。
10年という月日、口にすると長く感じますが体感ではついこの間のことのように感じられもします。
その間に時代も、人も様々な物が移ろいでいきましたが、椎名林檎という存在はいつも圧倒的なオリジナリティで君臨し続けていること、そんな素晴らしい存在を時を同じくしている幸福に浸ることができました。
これからも美しく…
彼女がデビューしたのは私が小学生の時で、熱心に聴くようになったのは高校生になってからでした。
その時から確立されていた世界観に魅了され、初めて拝見したのが10年前の林檎博。
何よりも驚いたのがその美しさでした。
外見がお美しいのは勿論、驚いたのはその仕草全てが美しいのです。
立ち方、歌い方、ギターの弾き方、何を取っても美しく、より一層彼女の虜になったのを今でもよく覚えています。
これからもその美しさで、世に素敵を広めて頂ければと勝手ながら思っております。
改めまして、お誕生日おめでとうございました。