感想文自由形。

自分で見たもの、聞いたもの、やったこと、あらゆる体験の感想文を自由気ままに綴っています。

「私と仮面ライダー」ファイズ編

第4回 仮面ライダー555

これまでのペースじゃ平成ジェネレーションズFOREVERまで間に合いそうにない!ということで昨日の「龍騎」に引き続き、ファイズの記事をまとめます!

 

龍騎の記事はコチラ

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疾走する本能

龍騎に続き、一昨年に配信で一気見した仮面ライダー555…個人的にトップクラスに好きなライダーです。

 

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ライダーの力の源が敵と同質であること、機械的でスタイリッシュなデザインとガジェット、敵味方双方にドラマがある点など、好きなポイントを挙げればキリがありません。

 

ストーリーもほんの少しのすれ違いでことが大きくなってしまう展開が続き、予測ができないことからのめり込んで見ていました。

 

とにかくもうかっこいい!

ライダーのデザインはもちろん、必殺技の演出など、とにかく見せ方がカッコいいんですよね。

 

特にライダーキックである所のクリムゾンスマッシュの一連の動きは非の打ちどころがありません。

 

ポインターで動きを止めてから敵をすり抜けるように現れるファイズの姿のカッコよさと言ったら…たまりません。

 

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そして、カッコよさの塊でしかないアクセルフォーム!

時間制限のある強化形態であり、姿を追えないほどの加速能力って…これを好きにならない男子はいないはずです笑

 

あの黒基調のカラーリングや胸のパーツがオープンになっている見た目も最高ですよね…それに加えて多重クリムゾンスマッシュのカッコよさもありますから、その魅力底が知れません。

 

人間なのか、オルフェノクなのか

仮面ライダーの本質として、力の本流が敵と同じという要素がありますが、主人公の存在そのものが敵と同じというのは衝撃的でした。

 

思い返せばどうして巧がファイズに変身することができるのかなど、怪しい点はありましたが、まさか巧自身がオルフェノクだとは全く予想していませんでしたので驚きました。

 

望んでなったわけではないとはいえ同族を倒さなければならないことや、自分の異質さを認めつつ人間の中で生き抜く葛藤、これまでになかった主人公像は物語に深みを与えていました。

 

こうしたアイデンティティの問題を仮面ライダーで観れるとは、初心者の私には衝撃的でした。

 

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忘れてはならない男

ここまでファイズ=乾巧のことばかり書いてきましたが、作品には欠かせない男がいますよね。そうカイザこと草加雅人です。

 

やっていることは正しいことが殆どですが、日頃の言動からどうしても厄介な印象を持たれてしまうかわいそうな男でした。

 

ただ日頃はいがみ合っているのに戦う時にはやたらと息が合っているファイズとカイザの関係は不思議で、なんだかんだお互いを信頼してたんじゃないかと思うと微笑ましいです笑

 

そして、もう一人忘れてはならないのが木場勇治です。

 

敵であるオルフェノクにも関わらずもう一人の主人公的な存在でしたが、彼もまた数々のすれ違いの果てに悲しい最後を迎えるわけですが、一度命を失った彼らだからこそ伝えられる”生きる意味”には考えさせられるところが多かったです。

 

この時代だからこその物語

変身に使うアイテムであり、作中でも物語を動かす舞台装置として欠かせない携帯電話。

 

メールでのやり取りだからできた印象的な切ないエピソードがあったり、オルフェノクが現れたことを伝えるツールであったりと、携帯電話の存在なくしてファイズは成り立ちません。

 

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今ではもっと携帯電話が身近な存在になっているので、作中でキーアイテムとして使われることは殆どないであろうと思うと、あの時代だからこそできた作品だったのではないかと思います。

 

次回は剣!

ということで龍騎に続いてファイズ編をお送り致しました。

 

今後もハイペースでお届けしたいと思いますのでお付き合いください!

 

次は剣(ブレイド)ですね。切り札は自分だけ…!

 

クウガ編はコチラ

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