第5回 仮面ライダー剣
平成ジェネレーションズFOREVERの公式ツイッターが毎日カウントダウンしていますが、いよいよ公開まで残すところあと15日になりました。
ということはこの企画もこれから毎日更新しないと間に合わないということになります!
前回、ファイズ編はコチラ
よってハイペースで書いていきたいと思います!今回は剣(ブレイド)です!
心に剣、輝く勇気。
放送当時の私が仮面ライダーを観る基準は「見た目がしっくりくるか」でしたので、赤い複眼をしたブレイドの顔は慣れ親しんだライダー感があったので視聴していました。
ただし、当時の私はやっぱりこの作品の良さを4割くらいしか理解できていませんでしたね。
しかし、改めて見直すと魅力的なポイントが多くてすっかりハマってました。
オンドゥルルラギッタンディスカー!
この作品のことを調べると必ず付いて回るオンドゥル語。
放送当時は何も疑問に思わず見ていましたが、視聴していて何度も聞き取りづらいセリフがあって巻き戻した回数は多かったです笑
ただそれも序盤に限った話でしたし、ストーリーも剣崎はずっと怒っていて、橘さんも何故見てるかわからないし、始も怖くて重い展開なので、オンドゥル語のおかげで飽きずに楽しく見れたと思いますので逆に良かったんじゃないかと思っています笑
ただし本気で聞き取れない所があり物語を理解する上で聞き流していいものか、迷ったシーンも多かったですが笑
職業:仮面ライダー
主人公である剣崎一真はBOARDの職員として、仕事としてライダーに変身します。
この設定は使命だけではなく生活のために戦う正義の味方といった感じで、当時も面白いと思っていました。
ただ戦いの中で、剣崎は次第に自分の信念に基づいて戦うようになり、その成長ストーリーは感情移入しやすく、熱くなるものがあります。
敵の力をカードに封印し、それを利用することで強くなっていく展開と相まって、キャラクターの成長がわかりやすく表現されているのも好きです。
剣崎だけではなく、登場する4人のライダーがそれぞれ異なる信念を持ち、それらが交差することで生まれる後半のドラマは素晴らしいです。
ヒロイックな展開、熱いセリフ。
ブレイドの個人的な印象として、「熱くなる印象的なシーンが多い」ことが挙げられます。
恋人を殺された橘さん=ギャレンがその敵であるアンデッドを倒すシーン、いわゆるバーニングザヨゴもこのように書いてしまうと笑えますが、展開としては最高に熱く、カッコいいですからね。
(あまりのカッコよさに当時、意味なく「サヨコー!」と橘さんのマネをしていました笑)
「この距離ならバリアは張れないな」もありますし、序盤は迷シーンを生み出しまくっていた橘さんですが、決めるところは決めるカッコよさがあり、4人の中で一番好きです。
俺にライダーの資格があるなら!
また、最も熱いシーンの1つであるブレイドがカテゴリーKを倒す時のセリフ
「たとえカードが一枚もなくても、お前を封印できるはずだ!俺にライダーの資格があるなら!戦えない、全ての人のために!俺が戦う!」
この熱さたるや…この言葉に彼の正義感や心の強さが凝縮されていて、ライダーで宿命を背負った覚悟を感じるのです。平成ライダーでも屈指の名台詞だと思います。
こうした名言と迷言、カッコよさとコミカルさ、この二つが共存しているところがブレイドの魅力でしょう。
物語の後半がとにかく面白い。
平成で唯一、オープニング主題歌が途中で変わる剣ですが、後半に流れる「ELEMENTS」は歌詞が作品の内容と合致しており、映像も最高にかっこよく、他の作品では飛ばしてしまうことも多いのですが、毎回必ず見ていました。
曲が変わった頃からストーリーもシリアスさを増し、敵の力を使い過ぎたためにアンデッドに近づいていく剣崎と、自身の消滅が懸った始の物語は非常に緊張感があり、序盤オンドゥル語で笑っていたのとは同じ作品とは思えないほどです。
睦月がカテゴリーAの力に飲まれてる期間がちょっと長すぎに感じるところもありましたが、おかげでアンデッド達との関係性で心打つものが見れました。
最終的に剣崎は自らがアンデッドとなることで自分の守りたいものを守ったわけですが、このビターエンドも平成1期ならではの苦みがあり、シリーズの中でも忘れられないエンディングの一つです。
次回は響鬼!
お気に入りのシーンが多すぎて全部書き出してたら一体何文字になるかわからりません!(タイ焼きアルティメットフォームや「俺のキングフォームを見ろ」とか…笑)
とにかく、あらゆる面で魅力的な仮面ライダー剣!また見たくなってきました!
ですがその前に、この企画を完結させなくてはなりません!
次回は仮面ライダー響鬼!鍛えてますから!(シュッ!)
クウガ編
アギト編
龍騎編
この企画の記事も溜まってきましたので、まとめ用の記事を作ろうかしら…。