第8回 仮面ライダー電王
今回は平成ジェネレーションズFOREVERでも活躍が期待されている仮面ライダー電王!
前回カブト編はコチラ
仮面ライダーなのに電車?
こちらは放送当時見ていましたが、やはり当時も「メインの乗り物が電車ってどういうこと?」という疑問は当然ありました。
バイクの出番が少ないのは仕方ないとしても、電車がメインってもはやライダーと呼べるのか?という感じでしたが、本編を見ればそんな問題は些細なことで、コミカルさの中にも熱さや切なさがあり当時も好きでした。
改めて見直して思ったのは主人公、野上良太郎のメンタルタフネスっぷりですね。
とことんツイていないことが強調され情けない姿ばかりをさらしているイメージでしたが、歴代でも屈指の心の強さの持ち主でした。
史上最弱のライダー
そもそも境遇からして色々重たいですからね。両親はおらず、唯一の家族である姉は一部記憶を失っていて、自分も高校をやめざるを得なくなっているという…。
それでも一切めげず、電王として戦うことになっても弱音も吐かず、いつも誰かの為に戦える良太郎は「史上最弱のライダー」なんて呼ばれたりしていましたが、本編を見れば決してそんなことはないと誰もがわかります。
そんな良太郎を演じたのは佐藤健ですが、彼でなくてはこの役は務まらなかったでしょう。
イマジンに憑依される度に人格が大きく変わりますが、声はアフレコとはいえ、その表情だけで常に5人格を演じ分けるなんてベテランでも大変そうなことを素人でやってのけるなんて…このころからスターの片鱗を見せつけていました。
次の行先は過去か未来か?
過去を乗っ取ろうとするイマジンとの戦いが描かれますが、過去と未来、時間を行き来することのできる設定はかなり便利に使われ、客演も歴代で最多でしょう。
(声優のスケジュールさえあればオリキャスを出せる利点もありますが)
全シリーズを見直そうとなった時に、電王の映画が沢山あって驚いたものです。それは人気の証拠でもあるのですが。
現在放送中のジオウも時代を行き来するライダーですので、電王とのクロスオーバーは絶対に避けられない所。
一体どのような扱いになるのか、今から楽しみです。
印象的なエピソード
2つ挙げたいと思います。
まずはイマジン達が消えてしまうかもしれない…絡みのエピソード。
中盤とクライマックスで2度ほどありますが、どちらも涙なしには見れないものでした。
これまでイマジンの力を借りて戦っていた良太郎が自分の力だけで敵に挑む姿は胸を打ちましたし、イマジンが復活して一緒に戦う流れは燃えました。
(デンカメンソードも電車斬りのネーミングも全然かっこよくないのにかっこよく見えるのが電王らしくて素敵です)
2つめはもう一人のライダー、ゼロノス=桜井侑斗とデネブのエピソード。
変身する度に自分の存在が忘れられていく宿命を背負ったライダーですので切ないエピソードが沢山ありますが、パートナーであるデネブとの関係が一番心に響きました。
口うるさい親のようなデネブのことを普段は鬱陶しく思っている侑斗でしたが、消えてしまったデネブの置き手紙を見て涙する姿には私も同じく号泣でした。
この2つのエピソードとも共通しているのは大事な仲間との別れです。
自分でもよくわかってるんですけど別れの話に弱いんですよね…特に1年間を掛けて描かれるニチアサの別れは特に。(プリキュアでも最終回はいつも大号泣してますので笑)
ライダーにも印象的な別れのシーンは沢山ありますので今後のこの企画で触れていきます。
最初からクライマックスだぜ!
ということで電王を振り返ってみました。
見た目めっちゃ凶悪なのに途中から愛らしく見えてくるイマジンズだったり、途中と言えばいきなり小さくなってしまうハナさんだったり、書いてませんが色々ありますね、電王は笑
とにかくジオウでの扱いがどうなっていくのか、それが本当に楽しみです。
次回はキバ!運命の鎖を解き放て!
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