「夢と決断の旅へ!さあやの大冒険!」
さあや回でした。
彼女の夢、選ぶ道とは…どんな選択をするのか見守る話でしたが、カオス展開に気を取られてしまった感がありました。
元々の夢であった母親との共演作もなかなかクセのある物語でしたし笑
各々が積み上げてきたテーマに決着をつける最後の個人回シリーズではありますが、途中からメンバーが増えたり、さあやが少し凝り性な所はありますが基本的には優等生だったことであまり悩んでいる描写を差し込まれなかったので少し不憫でしたね。
ただ連続でシリアス回が続きすぎると見ている側も大変なので程よいバランスだったのかもしれませんが笑
それにしても…カオス!
唐突に謎の空間に送り込まれても混乱することなく受け入れてる様子がシュールでした。
プリキュア達は場数を踏んでいるので動揺していないのはまだわかるのですが、母親のレイラや女医の先生、蘭世も自然と役割りを全うしているのが…それぞれプロ意識が高いということにしておきましょう笑
見逃せないのはえみるとルールーのセリフに散りばめられていた魔法使いプリキュア要素ですね。
もろにキュアップラパパ!って言ってましたからね笑
これまでも隠れテーマ的に過去作の要素を入れ込んできていましたが、ここまで露骨に入れてくるとは…カオス世界だから何でもありってことでしょうか笑
さあやの下した決断は…
さあやはこの出演を最後に女優をやめて医者を目指すこと決めましたが、 その決断をライバルの蘭世と母親のれいらは初めから素直に応援できませんでした。
ただこの気持ちも、本気で相手のことを思っているからこその反応なのでしょう。
人の夢がいつしか自分の夢になっているなんて、とても素敵な関係性です。
ですが、それが相手への勝手な期待になってしまってはいけないと、このエピソードを通じて学んだ気がします。
蘭世は(恐らくですが)ライバルがいなくなってしまう寂しさや悔しさから涙を流すほど熱い思いをさあやに持っていました。
前回の感想記事で自分のことで泣いてくれる人こそ本当に大切な人だ、と書きましたが、プリキュア以外にもこうした人たちに囲まれているさあやは幸せですね。
今回のプリキュアからの学び
夢に対して、誰もがもっと自由でいていいということでしょうか。
生きる中で人は沢山の経験をします。
その中でやりたいこと、なりたい自分が変わるのは当然のことです。
その時その時の感情を大切にすることが、なりたい自分になる近道。
誰かに何かを強制されたり、自分の勝手な思い込みに支配されてしまうのはもったいない。
それこそオープニングではなが言い続けている「なんでもできる、なんでもなれる」の精神なのではないでしょうか。
一見カオスな回でしたが、その奥に隠されていたテーマは全く本筋からズレていない回だったということですね。さすがシリーズ構成の坪田さん脚本。
次回はクリスマス回
はぐたんの不思議パワーでサンタさんを召喚してしまうという、またしてもカオスな展開で次回に続きます。
クリスマスを通じてどんなメッセージを伝えてくれるのか、楽しみですね。
にしても、ラストシーンで映ったニチアサの撮影でも頻出する東映撮影所の坂が出てきた時は笑いました笑

HUGっと!プリキュア キュアアンジュ 等身大タペストリー 1800×730mm
- 出版社/メーカー: エンスカイ(ENSKY)
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る