第14回 仮面ライダーウィザード編
ここまで来ました。今回は仮面ライダーウィザードです。
前回フォーゼ編はコチラ
指輪の魔法使い
フォーゼの宇宙といった科学寄りなテーマとは真逆のファンタジックの世界観のウィザード。
最初はベルトが騒がしいなと思いましたが、あのシャバドゥビタッチヘンシ~ンにも実は意味が込められていることを知ったら気にならなくなりました笑
手をかざすだけでドライバーが現れるのはカッコいいですし。
絶望した人を希望へと導く魔法使いということで、変身しなくても色々な力を使って物語を進められるのは非常に便利だなーとも思っていました。
しかし、パワーアップの時などは魔法の不思議な力で何となく強くなるなんてことはなく、敗北から学んだり、自力で困難を乗り越えた末に起きる流れだったりと、骨太な印象のある作品でもあります。
主人公・操真晴人は普段は飄々とした掴みどころのない感じですが、その言動は意外と真っ直ぐで熱い所があって好きな主人公です。
それは非常に優しい人だと言い換えることができるかもしれません。
魔法使いが救うのは絶望してファントムを生み出した人たちですが、その際に「俺が最後の希望だ」と励ます姿はとても頼もしいことでしょう。
自分自身も絶望を乗り越えて力を得た経験があるからこそ言えるセリフですが、ずっと言い続けたこのセリフが最後の最後に活きてくる展開には痺れました。
印象的なエピソード
まずはフェニックスを倒した時の話から。
何度倒しても復活してしまうフェニックス。説得を試みた凛子を傷つけられ、晴人は一体どのように倒すのか全く想像もつかなかったのですが、まさか太陽まで飛ばして永遠に死と再生を繰り返させるとは…中々にエグイ倒し方です。
ただ幹部クラスのファントムはみなそこそこの悪事を働いているのでやむなしでしょう。
中でもマジでヤバイやつ、ソラには本当に驚きました。
彼もそれなりに悲しい過去があってファントムになったのかと思いきや元々ただの殺人鬼だったという…かわいい感じだして中身は平成シリーズの中でもトップクラスにヤバイ奴でした。
これまで一番ヤバイ奴といえばダントツで王蛇=浅倉だと思っていましたし、平成2期になったらそんなにヤバイ奴は出せないんじゃと思っていたら予想以上にすごいのが出てきました笑
まあ晴人にしっかり始末されたのでよかったです。
最も美しい仮面ライダー
ウィザードのことを評することもあるくらい、見た目はもちろん、その戦闘スタイルも非常に優雅です。
顔は宝石のように輝き、マントを靡かせながら戦う姿は確かに美しいです。
これも指輪の魔法使いならではですが、戦いにおいて拳を全く使わないんですよね。
ですが最後の最後には拳を使う展開は非常に熱かったです。
(初見ではこのことに気付かず、慌てて見直しました笑)
物語の終わり方も実に美しかったと思います。
コヨミを復活させるために戦っていた晴人でしたが、最終的にコヨミは消えてしまいます。
そこで奇跡のなにがしが起きて復活させないビターエンドにしたのは中々勇気のいる決断だったのではないでしょうか。
このエンディングのおかげで後日談である劇場版では名シーンも生まれますし。
ふぃ~。
白状します。これまでの振り返りの中で一番記憶が曖昧でした笑
これを機に見返したいと思います…。
でも晴人が食べてるドーナツがうまそうに見えて、すぐドーナツ買いに行ったりするくらいは好きです!
仁藤とのコンビも息があってないようであってたりする所とか、マユちゃんが変身したらどんな姿になるのかワクワクしてたらメイジは量産型的な見た目でガッカリしたとか、色々あるんですけどね…見直します!!笑
次は鎧武!ここからは俺のステージだ!
「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

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