念願の今シーズン初ゴール&初勝利!
リーグ戦では未だに勝利どころかゴールすら挙げることができず、不安や不満がよく目につく状況ではありましたが、この試合はその鬱憤を晴らすようなゲームだったと思います。
ただし、手放しで喜べるかというと…な感じでもあると思うので、試合を通じて感じたポジティブな所とこれから注視しなくてはいけないと思った所を挙げていきましょう。
[試合結果]浦和レッズ 3-0(前半0-0) ブリーラム・ユナイテッド
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年3月6日
得点者 50分 槙野智章、75分 橋岡大樹、88分 橋岡大樹
入場者数 20,056人[19:30・埼玉スタジアム]#urawareds #浦和レッズ #wearereds #ACL2019 pic.twitter.com/PP1xZJqhCN
去年の「いい時のサッカー」が見れた試合でした。
「前半は0-0で折り返し、後半点を獲るべきところで取る。」
これが昨年の途中からオリベイラが就任して以降の「勝ちパターン」だと思っていますが、昨日の試合はまさにその通りの展開になったのではないでしょうか。
ACLで初めて対戦する相手はどう出てくるかわからない所が多いのですが、ハッキリ言ってしまうとタイのチームは格下とみても差支えはないところ。
そんな相手に対し、前半はあまりいい所なく終わってしまい「大丈夫か?」という雰囲気が漂っていましたが、終わってみれば3得点。
この結果を踏まえると、「前半は抑えていた」と言っても過言ではないと思います。
今シーズン初得点はコーナーキックから槙野!
そして後半、待望のシーズン初ゴールと先制点は柏木のコーナーキックから槙野の綺麗なヘディングでした。
オリベイラ就任以降、貴重な得点パターンとなったコーナーキックから決められたのは非常にいい傾向です。
セットプレーで点を獲れることほど高率の良いことはありませんからね。
昨季は一時期コーナーキックからの得点に依存していた時期があったくらい、今となっては立派な浦和の得点パターンになっています。
こうした「目論見通り」にことが進むと自信に繋がりますからね。
今後もコーナーからジャンジャン得点してもらいたいです。
鬱憤晴らす橋岡の2ゴール!
そして昨日のMOM、2ゴールの橋岡ですが、ゼロックスでコテンパンにやられて以降スタメンを外されていましたが、その鬱憤を晴らす気持ちの籠った活躍でした。
1点目に関してはこぼれ球にキチンと向かっていったからこそです。
(ちゃんとミートしていた感じではありませんでしたが笑)
2点目もボールが流れることを予想して走り込んでいたからこそ生まれたゴールでした。
あの後半の深い時間帯にしっかりとあそこに詰めているのは大事なことですが、簡単ではありません。
あのゴールは橋岡の気持ちと真面目さが現れた素晴らしいゴールだったと思います。
これが浮上のキッカケにしてくれたら最高ですね。
やっぱり若手の活躍はチームの活力になりますから。
最高のデビューを飾った汰木にも期待大!
そして、昨日のもう一人のヒーロー汰木について。
加入当初からそのイケメンっぷりとサポーターが大好きなドリブラーであることが注目されていましたが、遂にレッズの選手としてデビューしました。
するといきなりあのドリブル!そして見事なターン!からの上質なクロスでアシストですからね。
ゴールまでの流れが素晴らしかったので昨日一番盛り上がったシーンでした。
やっぱりドリブラーはイイですね。ボール持つだけでスタジアムの空気が変わります。
後半の相手の疲れた時間であればあるほどドリブルは有効な攻め手になりますからね。
これは大きなオプションになります。
これは勝手な持論なんですけど、ドリブルが上手い=ボールの扱いが上手いからパスに白シュートにしろ、何させても上手いですよね。
(かつての元気や関根、今の選手だと武藤)
なので汰木にもドリブル以外のところを期待しています。カッコいいですしね笑
ただ、スコアほどの差はなかったゲームでした。
最後に、勝った試合であーだーこーだ言うのは余計だと思いますが、ブリーラムとは5月にまた再戦しますので懸念点も挙げておきましょう。
結果としては無失点で終わりましたが、あわや失点!というシーンも多く作られてしまったのは事実です。
なので今回の勝利は忘れて、アウェイゲームに挑まなければなりません。
ただ、ブリーラムとの試合は最終節なのでその時に置かれている状況によって難しさは大分変ってきます。
それまでに予選突破を決めておくのがベストですが…果たしてどうなってることやら。
ACLで戦う相手はホームとアウェイで全然違うチームになりますからね。
最終節までもつれるようなことになると、かなり怖いです。
願わくばバカンス気分でタイに行きたいので早めに決めておきたいですね笑
ここからアウェイ3連戦!最初の正念場!
ということで、念願の初ゴール&初勝利を飾ることのできたACLの初戦でした。
また土曜日にはすぐ松本との試合があり、水曜には北京、日曜にはセレッソとアウェイゲームが続きます。
今シーズン最初の正念場と言っても過言ではないでしょう。
まだリーグ戦に限って言えばゴールも決まっていませんからね。
このACLの勝利がリーグでの好転につながるとイイのですが…選手はもちろんですが、サポーターとしてもキツイ連戦です。乗り切りましょう。
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