今季リーグ戦初勝利&公式戦2連勝!
レッズにとってアウェイ3連戦の初戦、久しぶりにJ1に上がってきた松本山雅とのJリーグ第3節でしたが、苦しみながらもPKからの1点を守り抜きリーグ戦初勝利を飾りました!
正直、内容は褒められたようなものではありません。
ただそれでも勝ち点3を手にしただけで良しとしましょう。
ACLに続いての連勝で、これをきっかけに浮上できるといいのですが…。
では苦しい試合となった原因と、今節に見えたポジティブな点を挙げていきます。
[試合結果]松本山雅FC 0-1(前半0-0) 浦和レッズ
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年3月9日
得点者 72分 興梠慎三
入場者数 18,922人[14:04・サンプロ アルウィン]#urawareds #浦和レッズ #wearereds #Jリーグ pic.twitter.com/y7sKni14As
中途半端な仕掛けからのボールロス、これじゃあ相手ゴールは遠い
昨日のアルウィンは非常に風が強く、レッズサポーターが陣取るアウェイゴール裏には常に向かい風が吹いていました。
間違いなくプレーに影響したでしょう。
案の定、風下に立った後半はだいぶ押し込まれました。
こうなることは予想できていたので前半の内に先制するのがベストでしたが、相変わらずゴールは遠かったです。
原因は安易なボールロスでしょう。
連携の微妙なズレや中途半端な仕掛けで何度も相手の中盤にボールを引っ掛けてしまい、上手くボールを前線に運ぶことができませんでした。
「ここから攻めるぞ!」といった矢先にボールを取られるのはカウンターの危険はもちろん、攻めから守りの素早い切り替えを強いられるので体力も奪われます。
攻めに行ったチャレンジのパスでボールを失うのは構いませんが、不用意な横パスやキープで取られるのはよくありません。
この試合ではそんなシーンが頻発していたので、内容としては決して褒められたものではないでしょう。
それでも「勝ち点3」という成果を手にすることができたのは、これまでの敗戦ではあまり見られなかった戦う姿勢にあると思います。
橋岡、柴戸の前向きな姿勢がチームに与えた勢い
水曜日のACL初戦で良いプレーを見せた橋岡と柴戸がスタメンに抜擢されましたが、この2人の前向きかつガムシャラな姿勢は間違いなくチームに勢いを与えていました。
松本のサッカーはボールを繋いでくるのではなく奪ったら前に早い、失礼な言い方をすると「J2」っぽいサッカーでした。
これに対処するのはとにかく不用意なボールロスとをしないことと、一対一で負けないことです。
その点で橋岡と柴戸はボールに対して厳しくチェックに行けますし、豊富な運動量で色々な数多くの場面に顔を出していました。
これこそが若手選手に求められていることだと思いますし、それを立派にこなしてくれたことで味方選手やサポーターをポジティブな気持ちにしてくれたのは間違いありません。
2人をスタメンに抜擢したオリベイラの手腕もお見事だったと思います。
去年の終盤に見せた「粘り」が戻りつつあります
PKによって先制してからは(その以前から?)押し込まれる展開となりましたが、最終ラインの選手は粘り強くボールを跳ね返し続けていました。
これぞ昨年終盤から持っていた「勝ちパターン」に欠かせない要素です。
槙野、岩波は割り切ったプレーに徹するとさすがに堅い。
ことごとくボールを跳ね返す姿は非常に頼もしかったです。
こうして「良さ」を取り戻しつつある状態でJリーグのチームよりもおそらく強度の高い中国のチームと戦えるのはポジティブな要因でしょう。
ACLのアウェイは最低でも引き分けなら問題ありません。
そのためには守備の堅さは必須ですからね。頑張ってもらいましょう。
さあ、ここから上にいきましょう!
ということで公式戦2連勝で、少しずつポジティブな面も多くみられるようになってきました。
ただ、誤解を恐れずに言うと松本は「勝って当然の相手」です。
その相手にPKからの1点というのは非常に物足りない。
守備面は復調の兆しを見せています。
あとは迫力のある攻撃ができるようになれば自然と結果もついてくるはずです。
次はACLのアウェイゲームと非常に大事な一戦。
先ほどは「最低でも引き分け」なんて言いましたが、当然勝ち点3を手にするのがベストです。
厳しい戦いが続きますが乗り越えましょう!
※追伸
北京にも行ってきますが、まだ何一つ支度をしていません笑
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