EP27「すべてのはじまり2009」
次回予告の段階から士の再登場や黒ウォズの変身など見所盛り沢山!な感じがしていましたが、いい意味で予想を裏切る面白さだったジオウ第27話の感想です。
敵味方問わず、目的も違えど全員が必死でこの状況をどうにかしようとしていてメチャクチャ面白い!
クセのある登場人物ばかりなので次の行動が読めないのがミソなのかもしれませんね。
圧倒的な強さの代償は命。覚悟を決めすぎなゲイツ。
前回、ついに覚悟を決めてゲイツリバイブへの変身を果たしたゲイツでしたが、その強さと引き換えに自分の命を削っていることがわかりました。
そりゃノーリスクであの強さを得られたらたまらないですからね。
近頃の強化フォームは変身するリスクが無く、単純な強化だから基本フォームいらないじゃん!のパターンが当たり前になっている感がありますが、個人的にはこの設定、大好物です。
(剣のキングフォームに代表されるような)
しかし、直接「命を削っている」ってかなり危険です。
にもかかわらずゲイツは変身に全く躊躇がない。
ツクヨミに引き金を引かせてしまった責任がその理由だとしても、いきなり覚悟が決まりすぎていて心配になります。真面目なゲイツらしいんですけどね…。
利害だけで動ける人間が多いから話が早くて助かります。
アナザージオウ、ゲイツリバイブと非常に存在感のあるキャラクターの登場で状況は目まぐるしく変化しています。
そこで黒ウォズとウールはなりふり構わず協力関係になりましたが、余計なことを考えず、お互いの利益だけを考えて動けるリアリスティックな人間揃いなので話が早くて見ていて清々しいです。
その分裏切りと常に隣り合わせというのもありますが、ジオウに関しては序盤からそんな展開の連続なので今更驚くことはありません笑
さすがに黒ウォズがソウゴを裏切るような展開になったら落ち込みそうですが…。
とにかく、計画通り白ウォズから変身する力を奪うことに成功し、念願の黒ウォズによる変身が観れたのは嬉しかったのですが、お話し的にはそれよりも大事な出来事が起こりすぎて正直霞んでしまいましたね笑
スウォルツの計画と士の目的、まだまだ謎は深まるばかり…
やっぱりツクヨミの発砲はミスリードを誘うものであり、元凶はスウォルツにあったわけですが、明らかになったのは「王の候補者」という言葉や、ソウゴが王様を目指すキッカケとなった夢は「夢じゃなかった」ということくらいで、まだ革新には至っていません。
オーマジオウの誕生を阻止することを目論んでいるはずのタイムジャッカーであるスウォルツがなぜ自ら「王の候補者」を探していたのか、そして何故、士はあのバスに乗り合わせていたのか…わからない上に気になりすぎることばかりで本当に続きが楽しみです。
果たして士は何を企んでいるんですかね…。
企んでいるわけではないかもしれませんが、士という時点で絶対に普通じゃないことが起きるとしか思えないので登場するだけで笑ってしまうのは私だけでしょうか?笑
おじさんの優しさにジオウで初めての感動
今回は挙げることだらけで充実した回でしたが、個人的に一番印象的だったのはおじさんの「はじめての説教」です。
「お部屋貸します」の札は非常にせつないものがありましたが、すべてソウゴのことを思ってのことであり、あんなに自分とソウゴに「これから叱るよ」と言い聞かせていたのに実際は優しさでしかないとか、イイ人すぎて感動しました。
確かにどうやって接すればいいか、悩まない方がおかしい状況です。
その中でずっとソウゴのためを思って行動してくれていたのですから、どれだけ優しいのかと。
叱ると言って全然叱れてなかったですからね。
ネットでは「おじさん黒幕説」もチラホラ見かけていましたが、今回でそれは絶対にないと言い切れるでしょう。
(洗脳などされない限り)
おじさんのあまりの優しさに、ジオウでは初めて目から水が出そうでした。
この優しさを受けているソウゴがオーマジオウになるなんて思えないので、ゲイツとツクヨミにはおじさん同様、戻ってきて欲しいです。
次回EP28「オレたちのゴール2019」
予告からして、次回は神回になる予感が隠し切れない様子になっていますが、果たしてどうなることやら…毎週言っていますが本当に面白いです、ジオウ。
ゲイツの覚醒ですっかり影が薄くなってしまったアナザージオウは活躍できるのでしょうか…。
(そんなことよりも大事なことが沢山起きるでしょうが笑)
ということで、今時は果たし状もスマホで送る時代だということがよくわかったジオウ27話の感想でした!
前回の感想はコチラ

バンダイ 仮面ライダージオウ RKFライダーアーマーシリーズ 仮面ライダーゲイツリバイブ
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2019/03/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る