「金J」と銘打って事前の仕掛けが沢山あった試合でしたが、0-3と完敗としか言いようのない散々な内容でした。
スコアを見ても内容を見ても何一ついいところを見出せない今シーズン最悪のゲームと言っても過言ではないでしょう。
それに引き換えマリノスは攻守においてアグレッシブで敵ながらあっぱれでした。
一体どうしてこのような結果になってしまったのか、個人的に思う所を挙げていきます。
[試合結果]浦和レッズ 0-3(前半0-1) 横浜F・マリノス
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年4月5日
得点者 7分 マルコス ジュニオール(横浜FM)、61分 マルコス ジュニオール(横浜FM)、71分 広瀬陸斗(横浜FM)
入場者数 32,555人[19:33・埼玉スタジアム]#urawareds #浦和レッズ #Jリーグ pic.twitter.com/hXWJiNjfrA
攻守においてミスマッチが起きすぎ!
失点シーンだけでなく、ピンチも多かった試合でしたが、あらゆる局面でマークのミスマッチが起きていて相手に自由を与えすぎていました。
相手の先制点に関してはこちらのミスと言い切れますが、自陣の深い所まで侵入されたから起こったミスです。
逆サイドにボールを振られた時にフリーにしていることが多すぎでした。
相手も当然プロなのですから、自由にさせたら簡単にやられてしまいます。
ミスマッチが起きた原因はそもそもシステムが噛み合わなかったこともありますが、横浜の選手はみんなボールへのアタックが早く、思うがままに攻守の切り替えをされたことも大きいでしょう。
圧倒的に欠けていた「アグレッシブさ」
ボールを持っている選手やルーズボールに対しての出足が遅く、ことごとくボールをさらわれていましたから、こうなるとやられたい放題になってしまいます。
横浜の選手たちはみんな躍動していましたね…敵ながら見ていて清々しいプレーでした。
普段なら相手のことなんて1ミリも認めたくはないのですが、この試合に関しては浦和のプレーがしょうもなさ過ぎて褒めるしかありません。
こなしている試合数は同じですし、同じ関東を拠点にしているチームなので疲労の条件も変わらないにも関わらず圧倒的に劣っていた「アグレッシブさ」。
最初の1歩を少しでも早く出すなんて言うのは意識や気持ちの問題が大きいと思うので、この部分で負けていれば当然試合にも勝てるわけがありません。
違いを作る選手の不在
横浜には三好や天野といったボールを持つだけで危険な香りを醸し出す選手がいるのに対して、浦和にはそういった怖さを持っている選手はいませんでした。
本来そういった所を期待されるのは柏木になるのでしょうが、前節負傷退場して本調子ではないでしょうし、彼を自由にさせてはいけないのは当然研究されているので楽にプレーさせてもらえるはずがありません。
そうして柏木を隠れ蓑にして1人でなんとかできる人がいればいいのですが、そうしたタイプの選手は今の浦和にはいません。
青木も長澤もどちらかというと守備に特徴がある選手ですからそれを求めすぎるのは酷というものです。
そうなるともう一人の中盤の選手であるエヴェルトンに期待せざるを得ないのですが、ここまで沢山試合に出ているにも関わらず未だに彼がどのような選手なのか掴めずにいるのは私だけでしょうか?
あまり個人に対して厳しいことを言いたくありませんが、エヴェルトンに何を期待して観ればいいのでしょう?
仮にも助っ人外国人なのですから、もっと「違い」を見せてくれないと…。
正直、そろそろ彼に対して我慢ができなくなっている所があります。
そんな彼でもコンスタントに試合に出ているということはつまり「層が薄い」と同じことですから、早くなんとかしないといけませんね…あぁ直輝の復帰が待ち遠しい…。
それでも試合は続きます…
これ以上文句を言っても仕方ないのでここら辺にしておきます!
幸い火曜日にすぐ試合があるのでとにかく切り替えるしかありません。
でも次は絶対に勝たないといけないACLのホームゲームです。
しかも相手は最大の強敵であるチョンボク。早くも正念場…やるしかないですね。