これまでの経験からACL制覇の鉄則としてアウェイでは最低でも引き分けホームでは絶対に勝たなければいけないということがよくわかっているにも関わらず敗れてしまいました。
それも相手はグループ随一の強敵とされる全北です。
勝利以外の結果に何の価値もない試合を落としてしまったダメージは大きい。
[試合結果]浦和レッズ 0-1(前半0-0) 全北現代モータース
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年4月9日
得点者 77分 アドリアーノ(全北現代)
入場者数 20,118人[19:30・埼玉スタジアム]#urawareds #浦和レッズ #ACL #ACL2019 pic.twitter.com/P0kxQpHP6r
前半は押されるも「プラン通り」
前節のJリーグでの完敗からどんな修正をしてくるのか注目でしたが、慣れ親しんだ3バックに戻したくらいでメンバーに大きな変化はありませんでした。
でもその方がやっぱり選手もやりやすかったように見えます。
ただそう簡単にやらせてくれる相手ではなかったので前半は殆どの時間攻め込まれていましたが、無失点で終われたのはプラン通りだったはずです。
「崩されても最後のところで失点しなければ大丈夫」という形は昨年何度も見たパターンだったので、これは後半行けるぞ!と思っていたのですが…
「惜しい」シーンに意味はない
予想通り後半は敵陣地でプレーする時間も増え、惜しいシーンも作れていました。
ただ守備では最後に失点しなければ良いのと同じで、攻撃では最後に得点しないと意味がないんです。
あと数センチズレていたら3点は入ってたのに…とかいう問題じゃないんです。
リーグ戦であれば「次に繋がる敗戦」があることも認めます。
ただACLに関して言うと敗戦は敗戦でしかありません。
次に向けて切り替えていくと言ってもその「次」はもう「最後」でもあるのです。
よってただ気持ちを前向きにするだけじゃ全く足りません。
死ぬ気で戦わないと。
数年振りの屈辱…なかなか喰らってます
やっぱりACLは日本の代表として戦っていることもあり、負けた時の悔しさはリーグ戦よりも喰らう部分が大きいです。
しかもホームで負けてしまったわけですから尚更のこと。
前回2017年は一度もホームで負けなかったので忘れていましたが、こんなに悔しいとは…。
2週間後、全北とのアウェイゲームは「負けられない試合」から絶対に「勝たないといけない」試合になりました。
1シーズンで同じチームに何度も負けることは許されませんし、次の敗戦はグループステージ敗退に繋がります。
この悔しさは今シーズン何かしらの大会で優勝することができたとしても晴らすことはできないでしょう。
そうならないためにも何が何でも勝たないといけません。
4月にして早速の「正念場」
リーグ戦での結果が低調なので、嫌な流れを断ち切るためにも本当に勝ちたかった試合でした。
いや、勝たなければいけない試合でした。
本当に次の全北戦は「負けたら今シーズン終了」くらいの気持ちで戦うのは当然のことで、その上で勝ってもらわないといけません。
これだけ厳しい要求をするわけですから、私も当然韓国に乗り込みます。
そこで浦和の選手としての、日本を代表しているという誇りを見せてもらわないと…!