感想文自由形。

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仮面ライダージオウ第32話「2001: アンノウンなキオク」感想~アギトファンが歓喜した絶賛するしかない「神回」

ジオウ第32話はアギト編の後編でしたが、ファンへのサービスが「これでもか!」というほど詰め込まれていて安易にこの言葉を使うのは好きではないのですが「神回」と称さずにはいられない面白さでした。

 

レジェンドの活躍も見せつつ、本編も進めないといけないのは非常に難しいと思うのですが、それを高次元で実現していてこれは手放しで称賛せざるを得ません。

 

当時と全然変わってない翔一くん

普段は飄々としていますが、いざ戦闘になると達人のような佇まいで頼もしいことこの上ない翔一くんの姿がとにかく懐かしい。

 

本物のライダーの力が初めてタイムジャッカーに取られ利用される展開でしたが、アギトの力を取られても何事もなかったかのようにケロッとしてるな姿も「らしさ」が出ていて嬉しかったです。

 

記憶喪失の先輩としてツクヨミに助言をしていましたが、この展開はどの段階で考えられていたんですかね?

 

翔一くんの言葉は説得力があり、流れとしても自然でこの回の全体の出来も素晴らしかったので、もしかするとかなり前から練られていたのかもしれません。

 

まだまだ謎多きツクヨミの過去

時間を止めるタイムジャッカーと同質の力に目覚め、早くもそれを使いこなしている感のあるツクヨミの正体ですが、スウォルツとウォズには心当たりがあるようで、二人のやり取りから新しい事実もわかりました。

 

 

まず、タイムジャッカーの時間を操る能力は本来スウォルツだけのものであり、ウールとオーラがその力を使えるのはスウォルツが分け与えたからということ。

 

スウォルツが他のタイムジャッカーと明らかに違うということはハッキリしていますが、その本質についてはまだまだ謎が多いので「同じ存在」と言われてもその言葉だけではまだピンとくることはありません。

 

ウォズはその事実に驚いていましたが、タイムジャッカーの始祖的な存在だったりするのでしょうか?

それともウォズがオーマジオウ側に付くようになったことと関係しているのか…まだまだ謎な部分が多いです。

 

ただこういうものは無理やり掘り起こそうとするとロクなことにならないのが世の常ですから、見守っていくしかないでしょう。

 

トリニティ×トリニティにまさかの挿入歌まで!やりすぎだ!

放っておいても人々がアギトの力に目覚めていくという本編の設定を活かした展開で、膨大な数になったアナザーアギトとの戦いでしたが、同時に多人数を相手にする戦闘は迫力がありましたね。

 

リバイブ疾風とシノビによるスピードタイプの共演は見ごたえがありました。

ただ頻繁にリバイブに変身するゲイツの体が心配になってしまうんですよね…短期間で克服できるようなものではないでしょうから、日常的に変身していて大丈夫なのか気になって仕方がありません。

 

まあそれは一旦置いておくとして、まさかG3を装着した翔一くんが見れるとは思いませんでした。

 

アギトの力を取り戻すための戦う手段としてはピッタリではありますが、全く予想していなかったのでコレには驚きです。

 

そして元の変身者がライドウォッチを使って力を取り戻す展開にも胸が熱くなりました。

 

やっぱり変身シーンは最大の見せ場ですからね。

これまではレジェンドが出演してもそれが見れず消化不良なパターンが多かったので、変身を見れるのは喜び以外の何物でもありません。

 

ただサービスがそれだけに留まらないのが今回のアギト編が「神回」称される所以です。

 

まずは劇中で1度しか登場しなかったトリニティフォームへの変身。

メタ的なことも含めその登場回数が少ない貴重な姿がまた見れる日が来ようとは…ウォズが「祝わねばなるまい!」となるのも仕方がありません。

 

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアギト トリニティフォーム

 

そしてトリニティとトリニティ”六位一体”の共演が始まる!とテンションが上がった所でまさかのアギトの挿入歌「BELIEVE YOURSELF」が流れ出した時にはもう感情のメーターが振り切りましたね。

 

そこからアナザーアギトを圧倒してからのダブルライダーキックですからね…文字に起こすだけでもこのヤバさは伝わるでしょう。

 

同じライダー作品とはいえ、挿入歌ひとつ使うのにも色々と大人の都合というものがあるでしょうから、かなり頑張ってくれたのではないでしょうか。

 

そのおかげでまたジオウに忘れられない「神回」が誕生したのでこれには感謝しかありません。

 

次回EP33「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」

ということで想像を遥かに超える素晴らしいものを見せてくれたジオウ第32話の感想でした。

 

レジェンド客演の理想形と言いますか、ファンの「見たい!」をこれでもかと詰め込んでくれて、満足しなかったライダーファンはいなかったでしょう。

 

それでいてソウゴたちとツクヨミの関係がより深いものになるという本筋の話もちゃんと描けているわけですから、手放しで称賛するしかありません。

(ツクヨミの「ただいま」を口パクにする演出もニクい!)

 

ブレイド、アギトと素晴らしいものが観られて次のレジェンドにも当然期待してしまいますが、次回からは響鬼編が始まります。

 

さすがにヒビキさんが出るのは無理だろうけどどうするのか…と思っていたらその弟子の京介が出てくるとは。

そして響鬼のライダーで個人的に一番好きな轟鬼まで出てくるとなれば楽しみで仕方ありません!

 

次回は「平成最後の放送」にもなりますから、また特別なものになることを期待しています。

 

…京介はそのまま桜井侑斗として電王編にも出てくれていいんだよ…。

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前回の感想はコチラ

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