「平成最後のJリーグ」ということでしたが別に普段と何ら変わりのない試合でした。
まあ相手は清水だったのでいつも以上に負けたくない気持ちは強かったかもしれません。
結果としては「前半はとにかく耐えて終盤に貴重なチャンスを活かす」最近の勝ちパターンがカッチリハマり非常に気分が良い勝利でした。
[試合結果]清水エスパルス 0-2(前半0-0) 浦和レッズ
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年4月28日
得点者 73分 マウリシオ、90+7分 興梠慎三
入場者数 18,246人[16:03・IAIスタジアム日本平]#urawareds #浦和レッズ #wearereds #Jリーグ #サッカー pic.twitter.com/driFGw7gWu
すっかり定着してきた「前半は0-0でオーケー」
ハッキリ言いましょう。
この試合の前半は今シーズンでも一番退屈な内容でした。
浦和が相手陣内で危険なプレーをした回数も少なく、かといって清水も迫力のある攻めをしてきたわけじゃないですからね。
まあそれが今のチームのやり方なので「無失点で終えられたら大丈夫」という考えがもうすっかり定着してきています。
だから内容に関しては目をつぶりましょう。大事なのは結果しかないのですから。
これで勝ち星がついてきていなかったら文句が止まらなかったと思いますが、内容に反して勝ち点はしっかり積んでいるんですよね。
なのでその間は厳しいことはあえて言わないでおきます笑
今節の個人的MVPはGK西川
耐える前半から勝利を目指して後半は攻めに転じていかなくてはいけないワケですが、後半開始早々のピンチを西川が防いだのは本当に大きかったです。
追いつくのも当然ですが、逆転するにはかなりのエネルギーが必要になりますからね。
ということで守備だけでなく得点も挙げたマウリシオ、「平成最ゴール」の興梠、途中出場から流れを変えた汰木とも悩みましたが、今節の個人的MVPは西川とします。
以前も触れましたが今シーズンの西川は例年以上に頼もしく見えます。
現在のスタイルの肝は「失点しないこと」なので、最後尾で守るキーパーの存在は非常に大事です。
「失点しなければ負けない」ので引き続き好調を意識して頂きたい。
新たな切り札汰木
前回ACL全北戦の記事で汰木を投入するならもっと早めの時間にしないとダメでしょう!と言及しましたが、この日はこれまでで一番プレー時間が与えられた結果、明らかに違いを見せていましたね。
試合終盤の脚が重くなった時間帯にドリブルで突っかけてくる選手が出てきたら相手とすると最悪でしかないですから。
個人技に対しては細かな戦術云々でどうにかできるものではないので相手も対策しようがないはずです。
こうして新たな計算できるオプションが出来たのは本当に大きいです。
フルタイムでみたい所もありますが、それだと守備が心配なのでしばらくはジョーカーとして活躍してもらいましょう。
やっぱり目の前で決まるゴールは最高!
マウリシオの先制ゴールが決まった瞬間の盛り上がりも最高でしたが、まさか最終盤にクロスバーを叩くピンチから一転しダメ押しのゴールが決まった瞬間はもう今シーズン1番の騒ぎだったと思います。
まさかあんなにロスタイムが長かったとは観ている最中は気付きませんでしたが、そのおかげで興梠のゴールが生まれたワケですから結果オーライということにしましょう笑
ハッキリ言って何が起こったのかは殆ど覚えていません。
ただ最高だった。それだけは確かです。
こういう全てを忘れてバカになれる瞬間があるからサッカー観戦はやめられません。
…まあそれ以外に苦労していることの方が圧倒的に多いんですけどね笑
でも一度その味を知るとやめられなくなる。まるで危ないクスリのようです笑
次の相手もまた静岡!
静岡、特に清水は因縁深い相手なので勝てて本当に嬉しかったです。
高らかに叫んだ「王国浦和」は最高に気持ち良かった…。
次節の相手も清水と同じく静岡をホームにする磐田が相手です。
下位に沈んでいる相手とは言え油断はできません。
しっかり勝ってサッカーのまちと言えば浦和だということをキッチリ示したいですね。
では最後に武藤ファンからひと言。
最近の試合では彼が交代してから試合が動くことが多いです。
まだゴールが生まれていないので色々思う所もありますが、彼が動き回ることで相手を消耗させているからこそ、途中から出てきた選手が活躍できている!ということを声を大にして言っておきたいと思います!笑
でもそろそろゴール観たいなぁ…笑
前節の記事はコチラ
ACLの記事はコチラ