「平成最後の平成仮面ライダーの放送」となった仮面ライダージオウ第33話の感想です。
響鬼編の前編としてどのような形でレジェンドが絡んでくるのか気になる所でしたが、京介が響鬼を継いでいるという安易に想像できるような展開からは外してきましたね。
そしてソウゴの誕生日を最大限の祝福で祝いたいウォズの様子もおかしくて、シリアスとコミカルのバランスが当時の「響鬼」を観ているようでなんだか懐かしかったです。
(とはいっても響鬼を観たのは2年前くらいの話なんですけどね笑)
「祝福の鬼」余計にわからなくなるウォズの正体
4/28はソウゴの誕生日ということで如何に盛大に我が魔王を祝うかで頭がいっぱいのウォズ。
筋トレしているゲイツに気付かず躓くほど他のことが目にすら映らない状態になっていましたが、この回では本当にソウゴの誕生日のことしか考えておらず「祝福の鬼だ!」なんてワケのわからないことまで言い出して完全にポンコツと化していました。
彼の正体は物語において重要なカギを握っていることは間違いないので非常に気になりますが、回を重ねる毎にわかるのは「ソウゴのことが好きすぎる」ことくらいで一体何者なのか、その謎は明らかになるどころか深くなっている気すらします笑
基本的には有能だと思うのですが、考えれば考えるほどドツボにハマってしまう人間らしい所が観られて余計に彼という存在が分からなくなりました。
果たして彼の正体は…そして満足いく形でソウゴの誕生日を祝うことができるのか…とりあえず後者が上手くいくことを願いましょう。
にしてもウォズにぶつかられた時の「アナザーライダーか!?」と慌てるゲイツが面白すぎでした笑
正統派にかっこいいアナザー響鬼
タイムジャッカーの標的にされアナザー響鬼に変身させられたのはソウゴの同級生で「鬼になる」ことを夢見ていた少年ツトムでした。
しかし同じクラスに王様と鬼になりたい子供がいたら担任の先生は大変だったでしょうね笑
アナザー響鬼の姿はこれまでのアナザーライダー同様禍々しい姿ではありましたが、オリジナルの意匠がより誇張されたようなデザインで響鬼の強化形態と言われても頷けそうなほど正統派なカッコよさでした。
テレビ放送では序盤でしか使用されなかった口から火炎噴射もしてましたからね。
これまでのアナザーライダーでは1番好きな見た目でした。
口に出して言いたい技名「音撃斬・雷電激震」!
アナザー響鬼との戦闘中に突如助けに入ってきたのは響鬼でも京介でもなくトドロキくんでした。
すっかりベテラン鬼の風格でしたが、語尾の「~っす」は変わっていなくて嬉しかったです。
そして個人的にはトップクラスに「声に出して言いたい技名」である「音撃斬・雷電激震」も見れて最高でした。
鬼の中で轟鬼が一番好きだったので嬉しい限りです。
そういえば変身が強制解除されたのに服が消滅していなかったのは成長した証なんですかね?笑
響鬼を継いでいなかった京介
ヒビキさんのトレードマークでもある「シュッ!」の仕草を受け継いでいる辺り、京介は響鬼の力も継いでいるものかと思いましたが実はトドロキくん曰く「ただの鬼」だったという驚きの展開。
正直に言うと継げていなかったことよりも京介変身体のスーツが残っていたことの方が驚きましたが笑
どうして響鬼を継ぐことができなかったのか…やっぱり現代でも変わってなかったその不遜な性格が原因なんじゃないかと思ってしまいますが、果たしてどんな理由からなのでしょうか。
そしてヒビキさんがどうしているのかも非常に気になります。
すべて次回になればわかることだとは思いますが、「ブレイド」「アギト」に続いて「響鬼」でも本編の続きが見れるとは思っていなかったので嬉しいですね。
ジオウにおいて「王様になりたい」というソウゴの”夢”は物語の重要なファクターであり、「響鬼」においても大事なキーワードでした。
このリンクは確実に狙ってのものだと思うので「響鬼」の物語の続きが「ジオウ」にどんな影響を与えるのか非常に楽しみです。
…明日夢の夢が叶ったのかどうか、サラッとでも触れてくれたら嬉しいですね。
次回EP34「2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ」
ということで平成最後の平成仮面ライダーの放送でした。
令和最初の放送はどのようなものになるでしょうか。
サブタイトルにも「レイワ」と入っていますから何かあるんですかね?
果たして京介は響鬼を継ぐことができるのか…ウォズはソウゴの誕生日を盛大に祝うことができるのか…元号が変わっても引き続き私たちを楽しませてもらいたいものです。
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響鬼に関する記事はコチラ