前節ホームでの全北戦を落とし残り2戦での勝利が必須となった予選リーグですが、今回の相手は最も過酷なアウェイ環境であろうブリーラム。
埼スタでは3-0と快勝しましたが、絶対に負けられないシチュエーションでホームでは別のチームに変貌する相手との戦いは厳しいものになるのがわかっていましたが、なんとか勝利することができました。
[試合結果]ブリーラム・ユナイテッド 1-2(前半1-2) 浦和レッズ
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年5月7日
得点者 3分 興梠慎三、13分 ペドロ ジュニオール(ブリーラム)、23分 武藤雄樹
[18:00(日本時間20:00)・ブリーラムスタジアム]#urawareds #浦和レッズ #wearereds #ACL #ACL2019 pic.twitter.com/ZTqUed8Eb0
試合中に思っていたのはとにかく「キツい」
日本との気温差は10℃以上あり、立っているだけでも汗が止まらないほどでしたからその状態でプレーする選手達はさぞキツかったことでしょう。
ただ暑さに苦しむのは選手だけでなくサポーターも同じ。
ハッキリと申し上げましょう。跳ねて声出すのに必死で試合展開を冷静に観ている余裕は皆無でした。
前半はまだ体力もあったので得点時に喜びを爆発させる元気がありましたが、後半に関しては若干酸欠気味で「このまま勝ち切ってくれ!」ということしか考えられなくなってましたね。
つまりは内容を殆ど覚えていないということです!
ということでいつものようなゲーム内容に関することは書けませんが、現地で感じたこと中心でお送りしたいと思います。
勇気をくれた先制ゴール
ブリーラムのホームスタジアムであるサンダーキャッスルはサッカー専用で、アウェイチームのサポーターはコーナーの一角に押し込められる形でした。
後方にのみ座席があるのですが壊れて背もたれだけだったり、逆にシートしかないものがあったりと日本ではありえない環境でした。
まあこれが海外のアウェイらしくて燃えるのですが笑
タイのチームはホームとアウェイで本当に同じチームなのか疑わしいほど強さが変わる印象がありますが、果たしてブリーラムはどう出てくるのか?と相手の出方を見る前に先制することができたのは大きかったですね。
負けたら終わりの状況でプレッシャーがかかっていたはずですから、興梠のゴールで「行けるぞ!」となれたのはスタートとしては最高でした。
観ている側もゴールでテンションが跳ね上がりますからね。
決まった瞬間だけは暑さとか全く気になりませんから笑
思っていたよりも攻め込めていた前半
ですが相手にイメージ通りのゴールを決められてしまい、どうしても嫌なことは考えてしまいます。
早々に先制するもすぐに追いつかれる展開に2017ACL決勝の1stレグのことを思い出しました。
あの時は引き分けでもオッケーでしたが、この試合は勝たなければならないので前に出ていかざるを得ません。
今シーズンはとにかく「耐える」戦い方をしてきているのでどのようなプランで戦っていくのか見物でしたが、ガンガン前に行く戦いができてましたね。
(現地では全く気付きませんでしたが録画を見たら想像以上に攻め込んでいました)
その結果、早い段階でもう一度相手を引き離すゴールを決めることができました。
そしてそのスコアラーは今シーズンここまで無得点だった武藤雄樹です。
感情爆発!武藤の今シーズン初ゴール!
こぼれ球を拾ってからの素早い動きで生まれたゴールは武藤が浦和に加入したばかりの時によく見られたような形で非常に「彼らしい」ゴールだったのではないでしょうか。
待ちに待った今シーズン初ゴールが遠くアウェイの地で、しかも死ぬほど欲しかった追加点でしたから決まった時の私のテンションはちょっと異常だったと思います笑
これまで溜まっていた物が爆発してちょっと喜びすぎましてかなり体力を消耗しました。
ここで喜びすぎたから後半シンドかったのかもしれません笑
まあ喜びを抑えるのは非常に難しいことですから仕方ないでしょう。
結果としてこれが決勝点となり、この日のヒーローにもなることができたワケですから最高以外の何物でもありません。
試合後に彼の背番号が入ったユニフォームを掲げることができたのは本当に誇らしく、嬉しかったです。
やっぱり海外アウェイでの勝利は格別でした
ということで先述した通り後半はとにかく必死であまり覚えていませんので、ここで潔く記事をまとめていきます笑
(映像で見ると前半と似たような展開を繰り返していたんですね)
日本では経験できない過酷なアウェイ環境、そこで引き分けも許されない状況の中勝てたこと、本当に嬉しかったです。
そこに武藤のゴールもありましたから試合後の喜びは現段階で今シーズン1番のものでした。
ただし体はフラフラだったので静かに噛みしめるような感じでしたが笑
ACLアウェイでの勝利は2017年のシドニー戦以来ですからね。
あの時も暑くて大変でしたが勝利の味は格別でした。
この喜びを体験してしまうと「やっぱりACLはたまんねー!」となってどこにでも行きたくなってしまうんですよね。
まだまだこの先も同じ喜びを積み重ねるためには次の試合にも勝つしかありません。
「ホームで勝てば文句なしで突破」こんなに燃えるシチュエーションありませんよね?
ということでタイには相当な無理をしないと行けませんが、埼スタならほんのちょっとの無理で来ることができます。
突破の瞬間を一緒に喜びたいものですね。
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