勝利もしくはスコアレスドローで予選突破が決まるACL最終節…もうずいぶん前のことのように感じるアウェイゲームではシュート0本に終わったこと、そして直近の公式戦で連敗中だったことから苦戦を予想していましたが、終わってみれば快勝でした。
全員が集中していて、危ないシーンも殆ど見られなければ決めるべきところでしっかりゴールを決めることができ、「今日のような試合ができるならどこが相手でも負けないんじゃないかと」思わせてくれるほどの強さを見せてくれたと思います。
結果だけが最重要視される試合で内容も伴ったものを観ることができたので、今回は久しぶりに絶賛称賛だけの内容でお送りしましょう笑
[試合結果]浦和レッズ 3-0(前半2-0) 北京国安
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年5月21日
得点者 34分 長澤和輝、41分 武藤雄樹、81分 興梠慎三
入場者数 22,885人[19:00・埼玉スタジアム]
※この結果、ACL2019 グループG 2位となり、ノックアウトステージ ラウンド16進出が決定いたしました。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #ACL #ACL2019 pic.twitter.com/CuGdgz1Bgz
すべてはこの日の勝利のために
開始早々に柏木が負傷しましたが、その代わりに入った長澤が結果的に大活躍をし、直近で行われた湘南戦は残念な結果に終わってしまいましたが、あの試合で主力を休ませることができたおかげで皆非常に精力的に動けていました。
何かを犠牲にした分、それ以上の成果を得ることができたと思うので良かったです。
(負けていい試合は当然ないんですけど)
この日のMOMとなった長澤のプレーは彼の良さが全て出ていたと言っても過言ではないでしょう。
中盤で体を張ってボールを奪い、そのまま攻撃に転じてチャンスメイクをするという2017年にACLを獲った時のような相手を寄せ付けない素晴らしさでした。
1対1の局面、いわゆるデュエルで勝利することで攻守のどちらにおいても優位に立つことが出来ますから彼の存在というのはとにかく効いていました。
やはりACLの舞台となると試合の強度が上がるので長澤の存在というのは非常に頼もしいです。
もしも柏木が負傷せず、彼の出場がなかったor出場時間が限られていたらどうなっていたでしょうか…たらればの話をしても仕方ないですが、この試合に関しては完全に功を奏していました。
いい試合は大体いつも同じパターン。でもそれが大事
昨シーズンの途中から試合の印象を書き綴っていますが、いい試合をした時の感想というのは大体同じことを書いているんじゃないかと思います。
それは「決めるところで決め、押し込まれても最後のところはやらせない」ということですが、それができれば当然このような結果を手にすることが出来ます。
毎試合のような実行するのは簡単なことではないですが、やりたいことを実現できればこのように素晴らしい試合ができるのですから頑張ってもらいたいものです。
大事なところでしっかり勝つのは非常に重要なことですが、目指すべきは勝ち続ける強さを持つことです。
この試合をキッカケにJリーグの方でも調子を取り戻して欲しいですね。
長澤も凄かった!でも武藤も凄かった!
それではお待たせしました。
大事な2点目を決めただけでなく、2アシストという素晴らしい活躍を見せた武藤雄樹について書きましょう。
前節休んだことでコンディションも良かったのでしょうか、オフェンス時にはとにかく色んな場所に顔を出していただけでなく判断のスピードも速く”彼らしさ”が出ていて素晴らしいプレーでした。
そして何よりもゴールという結果を残したのが素晴らしい。
見えない所での貢献が彼の長所ですが、やはりFWは点を獲ってナンボですからね。
その前の長澤のプレーも素晴らしいとしか言いようのないものでしたが、しっかり決め切った彼も素晴らしかったです。
ゴールだけでなく、振り替えてみれば1点目と3点目のアシストも武藤ですから、彼がMOMに選ばれてもおかしくない活躍でした。
ACL2戦連続のゴール…彼を特に応援している身としてはこれ以上最高なことはありません。
まあ後半の惜しいシーンを決めていたらもっと最高だったんですけどね笑
生きるか死ぬかの決勝トーナメントも気合い入れていきましょう!
ということでホームで全北に負けた時はどうなることかと思いましたが、予選を突破することが出来ました。
2位とは言え、最初の目標を達成できたのは非常に大きいです。
ただ本当の戦いはこれから。
次からは負けたら終わりの決勝トーナメントが始まります。
ラウンド16の相手は蔚山現代です。
この試合のようにバチバチでやれれば突破できるでしょう!
そしてこの勝利をキッカケに、リーグ戦の方でも調子を上げて欲しいですね…!
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