前回、宇宙規模のオークションで大立ち回りを見せたと思いきや今度は地球に戻って弓道の全国大会に出場と、忙しすぎて心配になるまどか回だったスタプリ第16話の感想です。
まどかの個人回は「自立」というわかりやすいテーマがありますが、回を重ねる毎に彼女の秘められた一面というのが見られて面白いですよね。
今回の放送でも大きな成長が見られました。
自分を強くしてくれるのは「孤独」か「仲間」か?
弓道大会にまどかのライバルとして現れた弓道少女・那須ゆみかですが、まるで親の仇のようにまどかを敵視していましたね。
優秀すぎる人間というのは勝手に恨みを買っていくものなんですかね…姫ノ城も一方的にまどかをライバル視していますし。
(美星中の金星って…笑)
にしてもまどかの全国大会連覇というのは凄いことですよね。
実際の弓道大会がどうなのかは知りませんが、あんな横並びで順番に弓を放っていくなんてプレッシャーが尋常じゃないハズですから。
(弓道王大会というテレビ番組的なネーミングはさておき)
ゆみかは「応援なんて邪魔なだけ」「友達とつるんで弱くなった」と言い切っていましたが、誰かを想う純粋な気持ちが邪魔なことなんてありませんし、ゆみかも本心では応援してくれる仲間の存在を羨んでいました。
お父さんの言う通り、弓道が自分との戦いであることに間違いはないでしょう。
ただその「自分」というのは心にある「芯」のことで、自分だけで鍛えることもできますが、それを支えてくれる仲間がいた方がよりブレない強固なものになります。
よって一人の人間としての芯は強くても、より多くの支えを受けているまどかの方が試合に勝てたということなのでしょう。
とはいえまだまどかの芯には強く「お父様のために」という思うがあるのは事実。
これから彼女が自分の意志で、考えで強い芯を持てることを期待します。
怒ると怖い?キュアセレーネ
ゆみかをノットリガーにされた怒りで金色のオーラを纏うほどパワーアップしたキュアセレーネでしたが、まだ序盤とも言えるこの時期に感情の昂ぶりによる能力の底上げ描写があるのは非常に珍しかったと思います。
前回も意外と度胸があるという意外な一面を見せてくれましたが、普段は穏やかだけど怒らせると怖いという新たな顔が見れて彼女の個人回に相応しい掘り下げだったのではないでしょうか。
まあ人のために怒っているのでその根底にあるのは即ち「優しさ」「思いやり」ということで、それが彼女が元々持っている気質がより強調されたという見方もできますが。
最初にも書いたようにまどかの個人回のテーマは「自立」であると考えていますので、今後も彼女の本質が見れるようなエピソードがあると良いなと思います。
次回は早くもブルーキャットが再登場!
ということで、個人回らしくまどかの成長が見られたスタプリ第16話の感想でした。
まどかが優勝を決めた瞬間、うっすらと涙を浮かべるほど喜んでいたえれなのイイ人っぷりが垣間見えたりと、4人の絆もまた一段と強くなったエピソードでもありました。
次回の舞台は再びのゼニー星で、怪盗ブルーキャットが早くも再登場します。
どうして再びゼニー星に行くのかはわかりませんが、なんだか賑やかな回になりそうで今から楽しみですね。
前回の感想はコチラ

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