ACLの激闘から休む間もなく大分でのアウェイゲームということで厳しい戦いになるのはわかっていましたが、思った以上にやらせてもらえなかったし、思った以上にやられてしまった散々なゲームでした。
大分で勝つのはやっぱり難しいということでしょうか…。
[試合結果]大分トリニータ 2-0(前半0-0) 浦和レッズ
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年6月30日
得点者 51分 藤本憲明(大分)、73分 小林成豪(大分)
入場者数 14,519人[19:03・昭和電工ドーム大分]#urawareds #浦和レッズ #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/Uz1V62DWW9
相手はさすが”上位チーム”
蔚山→大分→流経→仙台と中2,3日でゲームが連続するのでメンバーの大幅な変更が予想されていましたが、大槻監督になってからは色々な選手を試せているので特に試合感や連携での不安は無いと思いましたが、見ていて何がしたいのかイマイチわからない感じでした。
それに引き換え大分はしっかり繋いでくるし、後ろから人がどんどん出てくるし、攻守の切り替えは早いしで狙いがハッキリしていて”質の違い”を見せ付けられました。
契約の問題で近頃好調なオナイウが出れないということで叩くチャンスは存分にあると考えていましたが、思うようにはいきませんね…J2から昇格してきたチームとは言え、さすが上位に位置しているチームです。
過去の対戦では大分が記録的な連敗中だったにも関わらず負けてしまったり、悔しい思いをした記憶ばかりだったので決して油断したワケではありませんが…。
耐えるだけで精一杯だったのに…
尋常じゃない湿度の高さで見ている側もかなりシンドいコンディションの中、前半はよく耐えていましたが最後まで続きませんでした。
改めてVTRで確認すると思っていた以上に前半から決定的な場面を作られていましたね…それに対して浦和は「枠内シュート?なにそれ美味しいの?」といった感じで怖いシーンは殆ど作れず。
後半になってメンバーチェンジをした所で少しは形を作れるようにはなりましたが、最後のところまで行き切るパワーは残されていませんでした。
そんな中で一瞬の隙を突かれ失点。
言うまでもなく同点から逆転にはかなりのエネルギーが必要にも関わらず、耐えるだけで精一杯だったのですからやっぱり難しかったです。
そこに「ここから攻めるぞ!」と前向きにスイッチを入れようとした瞬間にボールを奪われてしまいそのまま追加の失点…この点の取られ方は心身ともに喰らいました。
相手のシュートも見事でしたが、奪われ方が悪すぎましたね…別に誰が悪いと言うワケではないですが…運がなかった。
キツいのはわかるけどもやるしかない
過密日程でコンディションが厳しかったのはよくわかりますが、ACLを勝ち進む以上どんどんタイトになってくるので言い訳はできません。
その中でどう勝ち点を積んでいくか、これからさらに暑くなる夏場の戦いは本当に大事になってきます。
ここで踏ん張らないとACLが、天皇杯が、ルヴァンがなんて言ってる場合じゃなくなってしまうかもしれません。
大槻監督は選手起用にコンディションを重視している感があるので例年ほど心配はしていませんが、少し躓くだけですぐ下に引っ張られるような位置にいるのは事実です。
まだ未消化のゲームもありますが次節からJリーグは折り返し…元よりそうですが、ここから先は1戦1戦が本当に大事になってきます。
戦う姿勢は当然として、それを結果でも示してもらいたいですね。
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