前大会王者として迎える天皇杯がスタートしました。
毎年初戦は相手がどこであれ難しい試合になるものですが、それはこの試合に関しても同じで、勝ちはしましたが流経の活きの良いサッカーに苦戦を強いられました。
というか流経の方が見ていて楽しいサッカーをしていましたよね…対戦相手にも関わらず素晴らしいプレーには思わず拍手を送ってしまったほどです。
そうした余裕が苦戦の原因なんでしょう…。
[試合結果]浦和レッズ 2-1(前半1-1) 流通経済大学
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2019年7月3日
得点者 2分 鈴木大輔、19分 菊地 泰智(流経大)、74分 エヴェルトン
入場者数 6,691人[19:03・浦和駒場スタジアム]#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #天皇杯 pic.twitter.com/R7ObQWkAjK
流経のプレーは「あっぱれ」
開始早々にアッサリと先制できたのでラクにゲームを進められるかと思いましたが簡単ではありませんでした。
カテゴリーが下のチームはとにかくガムシャラにやってきますから怖いんですよね…大学生チームなんてより「一泡吹かせてやろう」という気持ちが強いと思うので余計です。
相手の同点ゴールはお見事としか言いようの無いもので自然と拍手を送ってしまいました。
それは即ち浦和が不甲斐ないということなんですけどね。
得点シーンだけではなく迫力のある攻撃や見事な崩しを沢山見せていましたからね…普段控えに回っている選手たちよりも毎日練習している彼らのほうが明らかに連携は上でした。
苦戦の原因は「自分自身」
これは駒場ならではですが、流経がめちゃくちゃ声出ているのがわかってチームの勢いと言うのは終始相手にありました。
実際攻撃機会も流経のほうが多かったのではないでしょうか。
押された原因としては想像以上だった相手の勢いと寄せの甘さですかね。
「どうしてそこで寄せないの?」と思うシーンが多々あり、そのせいでシュートを打たれてしまった場面も多くありました。
寄せることを「しなかった」のか「できなかった」のか、どちらかは本人にしかわかりませんが前者であるとしたら苦戦するのも当然ですし、レギュラーとして試合に出れないのも当然です。
トーナメントは勝てば良かろうなのだ!
まあ明らかな格下相手にどうプレーするのかは難しいですよね…余裕を持ちすぎてもいけないし、必死に頑張っても空回ってしまってはいけません。
その二点どちらもが表に出てしまい、難しい試合になってしまった印象です。
ただトーナメントに求められるのは「勝つこと」だけなので良しとしましょう。
久しぶりの駒場の雰囲気も楽しめましたし、試合前から「宇賀神先輩」「武藤先輩」コールをした流経も清清しくて天皇杯初戦の醍醐味を感じられました。
次の対戦相手は水戸です。
新国立での決勝と優勝を目指して進んでいきましょう。
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