私事ですが、この度人生で3回目の転職を致しました。
2度目の時点で「これを最後の転職にしたい」と強く思っていましたが、中々思うようにはいかず…笑
「30歳を過ぎてからの転職」は大変なイメージがあったのでなるべくしたくはなかったんです。
ただ実際やってみると今回の転職活動が一番充実していたなーと思うので、印象的だったことや「そりゃないでしょ!」と思ったことを振り返ってみます。
また、活動を通して思ったことを正直に書いていくので、これから転職を考えている方の参考になったら嬉しいです。
利用するサイトは1つに絞る
まずはメジャーな転職サイトに登録することから始めたのですが、いくつか登録しても最終的に使っていたのは1つだけになっていました。
結局「見やすい」「使いやすい」と思うサイトを利用するのが一番だと思います。
サイトを通じて企業とメッセージをやり取りすることが殆どなので、いくつもサイトを利用していると管理が大変になってしまうでしょう。
個人的にはdudaが一番見やすかったです。
自分でも把握しきれないくらい応募してみた
折角転職するならより条件の良い所に入りたいと思うのが自然ですよね。
なので初めは誰もが知っているような有名な企業にばかり応募してみたのですが、そう簡単に書類が通過することはなく所謂「お祈りメール」ばかり届きました笑
ただ一々落ち込んでるヒマはないので、とにかく少しでも「いいな」と感じた企業には片っ端から応募するようにしたらそれなりに面接を組んでもらえるようになり、多い時には1日で3社をハシゴするなんて日もありました。
そうやって書類だけでも評価してくれる会社があると落とされたことが全然気にならなくなったので、個人的にはとにかく応募しまくるのはオススメです笑
面接は数をこなせばうまくなる
転職活動に必ずついて回る面接ですが、毎年のように経験する人は殆どいないと思うので、まずは慣れることが大事だと強く思います。
非常に申し訳ないなと思いましたが、全く入る気のない会社を敢えて受けて面接の練習台にさせてもらったのが非常に大きかったです。
緊張しないようにするのは難しいことですが、面接は人が都度違うだけで聞かれることは大体一緒だったりするので、予めよく聞かれる質問の答えを自分の中でまとめておく「準備」と、話すことに「馴れ」てしまえば自ずと緊張しなくなります。
転職活動の最後の方なんかは「今日はどんな人に会えるかなー」と面接を楽しみにしていたくらいです。
あまりにもリラックスしすぎていて「ここまで緊張してない人初めてです」なんて言われたこともありました笑
(その面接は一応合格でした)
あの「バンダイ」に潜入!!
まあ正直語るほどのノウハウなんて持ち合わせていないのでここからは印象的だったことについて書いていきます。
まずは完全にノリで応募したバンダイの面接から。
バンダイといえば世界に名立たる大企業で私が大ファンである「仮面ライダー」や「プリキュア」の商品を取り扱っているまさに憧れの会社です。
先述した「とりあえず応募しまくる作戦」の一環で応募してみたらなんと書類が通りまして面接の機会を設けて頂いたのですが、どんな企業よりも印象に残ることばかりでした。
受付でゲスト用のパスを受け取って中に入り、最初に驚いたのはエレベーターの音声案内の声がアムロ・レイを演じた古谷透さん!
「○階、止まりまーす!」と完全に「アムロ、いきまーす!」のノリで言うので思わず吹き出してしまいました笑
4基エレベーターがあったのでもしかすると別のエレベーターは違う声優さんの音声なのかもしれないと、帰りは違うやつに乗ってみたのですが同じく古谷さんだったのでもしかすると全部同じかもしれません。
面接が行われたフロアで最初に目に入ったのは大きなビジョンに映される最新おもちゃのラインナップ!
この時はギンガミライドウォッチのイメージがドンと映されていました。
そして肝心の面接ですが、まさかの所要時間15分という極めて異例の短さ!
バンダイならではの質問だと思ったのは「どんなキャラクターが好きですか?」というものです。
そこではもちろん「仮面ライダーとプリキュアが好きです!」と答えさせて頂きましたが、まさか企業との面接でこんな事を話すことがあるとは…笑
残念ながら1次面接で落ちてしまいましたが、憧れの企業の内部を覗く事ができて非常に良い経験ができました。
社長は変わった人ばっかり!
面接が進んでくるとその会社の社長とお会いする機会も多くなりますが、どの企業も社長を名乗る人はある意味”普通じゃない”と感じる人ばかりでした。
中でも一番印象的だった社長さんは部屋に入ってくるなり「スーツ暑いでしょ?脱いでいいよ!」と言ってくれた社長ですかね笑
6月に入っていたので確かにスーツを着ているのは煩わしかったのでお言葉に甘えてジャケットを脱ぎ、ネクタイも緩めさせてもらいましたが、そんなことを言われたのはこの1社だけでした。
社長曰く「入社後にイメージとのギャップがあったらどちらも不幸になるから」ということで、とにかくフランクに本音で話せる環境を作るための一環とのことでした。
始めにハッキリとそう言って頂いたおかげでかなりリラックスして臨む事ができましたが、それ故に余計なことを言い過ぎたかな?と思わなくもなかったり笑
その企業からは内定を頂いたのでそういうワケではなかったと思うので良かったですが笑
ちなみにその社長、帰り際に初めて気付いたのですが半ズボンにビーサンという究極にラフな格好をしていて、まさに有言実行だなーと思い尊敬の念を覚えました笑
こんなひどい会社がありました!
では最後に「そんなことあるー!?」と思わず叫びそうになった事を2つほど紹介します。
まず一つ目は最終面接に行ったのに急遽先日の夜に一旦採用を全て見直すことになったと言われ、即帰らせられるというありえない仕打ち!
最終面接で代表と話すと聞かされていたにも関わらず現れたのは二次面接で話したのと同じ人…。
どういうことかと聞いたら先述した理由を説明され、こちらとしては呆れるしかないですよね。
しかもそれを半笑いで説明されるという…笑
元々そこまで入りたいワケではなく、そんな無茶苦茶な会社こちらから願い下げなので予めクソっぷりがわかって良かったのですが、当日の朝でも連絡してくれればわざわざスーツきて移動することもなかったわけで…。
しまいには「本当のことを伝えず普通に面接した結果落とす体にする考えもあったのですが…」なんて言い出す始末…。
あまりにも舐めた態度を取られたのでこの企業に関しては別途糾弾する記事を書きたいと思いますのでそちらで詳しく…。
意外と世の中は狭い…
もうひとつ、まさかの理由で落ちた会社があります。
なんと配属される予定の部署にかつての同僚がいたらしく、その人の一声で採用が見送られました笑
一次面接での印象が非常に良かったらしく、家に帰る前に最終面接の日取りが決まるくらい評価してくれていたそうなのですが、まさかの「鶴の一声」で不採用に…。
これにはもう落とされたショックよりも私をこの会社に向いていないと言った元同僚が誰なのか気になって仕方なかったです笑
これまでの3社の渡り歩いていたので対象者は数多くいますが、どうしても特定したくてその企業がHPなどでアップしている写真をくまなくチェックしたのですが見知った顔を見つけることはできず…笑
まあ入った先で知っている人がいたら気まずさややりづらさがあったと思うので結果的には落ちて良かったと思いますが…今でもそれが誰だったのか気になっています笑
30歳過ぎての転職でもなんとかなりますよ!
ということで、人生3度目の転職活動の所感というひどく個人的な内容でお送りいたしました。
実はこの転職に至るまで、前の会社を辞めるのも滅多にない経験をしているのでいつかそのことも書きたいなと思います。
とにかく、30歳を過ぎてからの転職も意外と何とかなる!ことが実体験としてわかったので転職を考えている方の参考になったら嬉しいです!