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キングダム55巻 感想~涙と熱狂と驚愕の1冊!

今最も続きが楽しみな漫画「キングダム」の第55巻が発売されました!

 

長きに渡る秦対趙の戦いもいよいよ終盤に入ったということでここ数巻は熱い展開続きですが、この55巻も凄まじい熱量でした。

 

まさか30ページ読んだだけで号泣することになるとは…。

 

※53巻の感想で書きましたが、私は「キングダム」の臨場感に当てられすぎているのと感情移入のし過ぎで”自分も飛信隊の一員である”と思って読んでいますので、その点を頭の隅に入れてご覧ください笑

 

辛すぎる”仲間の死”

信や王賁のいる秦軍右翼の兵糧が尽き、勝つためには(つまり生き残るためには)捨て身の覚悟で攻めるしかないという状況の中で”隊の覚醒”を果たした飛信隊は相手を押し込みますが、どうしても犠牲が出るのは仕方なく…。

 

でも飛信隊はこれまでそんな戦い方をしてきませんでしたから、急に仲間を見捨てるような選択肢を取るのは難しいわけです。

 

前巻の最後にピンチに陥った新人の干斗をベテランの松左が助けに入りましたが、さすがに切り抜けるのは容易ではなく…仲間を助けることには成功しましたが致命傷を負ってしまいます。

 

まさか松左ほど頼りになる男が…というだけでもショックでしたし、昔からの仲間の死はしばらく描かれていなかったので彼が自分の死を悟ったシーンから涙が止まりませんでした。

 

そして死の淵での松左の願いと言葉が更に涙を誘うんです…飛信隊の絆というのはやはり並大抵のものではありません。

 

いつもはクールで達観した所のある松左が「頑張れ信」と真っ直ぐすぎる言葉を口にしているのが切なすぎて切なすぎて…。

 

最期の時に信が間に合ってくれたことが本当に救いでしたが、やはり仲間の死というのは辛いです。

 

ただその苦しみを乗り越えてまた強くなる信は松左の言葉通り「最高」でしかありません。

 

沢山の思いを乗せた信の一撃

松左の死を見届けてから間もなく、信は逃げた趙峩龍を追い一騎打ちをすることになりましたが、その前に差し込まれた王騎と藺相如の回想からの展開は「熱い」という言葉以外で表現することができません。

 

ボロボロどころではない信の全身全霊の気迫と亡き主の命を長きに渡って守り続けた趙峩龍の戦いは異常なまでの迫力で、主人公であるにも関わらず負けてしまうのではないか?と思うほどでした。

 

その決着は意外と早くつきましたが、信の最後の一撃に至るまでの描写が素晴らしすぎてですね…これまで死んでいった友や仲間、自ら打ち倒した敵将、そして意志を受け継ぐ王騎といった信の背負っている魂が重なるのは反則級の熱さです。

 

これはたまたまなのですが、つい先日アニメ版を全話イッキ見したばかりだったので出来てきた人たちの記憶がより鮮明だったのも感動に拍車をかけました。

 

特にグッときたのは尾到の姿ですね…これまでの戦いの中でも最大級のピンチを救ってくれただけでなく、信と同じ村の出身で隊の仲間を超えた存在ですから。

 

アニメで彼が死んでしまうシーンに涙したばかりだったので、この場面で彼の顔が出てきたのには心からグッときました。

 

あの男がまさかの出現

しかし信が魂の一撃で趙峩龍を討ったのも束の間、まさかアイツが…龐煖が出てくるとは夢にも思いませんでしたね。

 

突然現れては蒙恬不在の楽華隊を強襲したわけですが、思えば信が52巻で”大将軍の一撃”を放った時にチラッと登場していたんですよね…まさかこんな早く出てくるとは。

 

一度姿を消しましたが戦いの場には留まるようですので、この秦対趙の決戦に龐煖が加わるとなるとかなり事情が変わってきますよね。

 

戦局を1人で大きく変えてしまうチートのような存在ですからね…この朱海平原の戦い、最後の最後まで何が起きるかわかりません。

 

次巻も絶対に激アツ展開間違いなし!

とはいえ、この大きな戦いもあと1日で決着することが予告されています。

 

遂に動き出す王翦と自国の兵糧も尽きかけていることを悟った李牧の戦いはどうなるのでしょうか…右翼の戦いに続き大事な役割を持つ信は…瀕死の状態から立ち上がった王賁は…じいを討たれた蒙恬は…そして姿を隠した龐煖は…とにかく続きが気になって仕方がありません。

 

次巻も間違いなく熱い展開が待っているでしょう!それまで何度も読み返しては泣きたいと思います笑

キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)

 前巻の感想はコチラ

キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)

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