これ以上勝ち星を落としてる場合じゃないとキツく言ってきましたが…結果は終盤の失点で引き分け。
こんなのは実質負けたのと変わりません。完全に勝ち方を忘れてしまったのでしょうか…。
課題は明白…守備!
前半のかなり早いうちに先制する幸先の良いスタートは直近の上海戦と同じ展開。
いくら相手の格が落ちるとは言え全く安心できることはなく、むしろ押し込まれるシーンが多くて常に緊張感のある中で時計の針は進んでいきましたが耐え切れず…。
両サイドのマッチアップでは完全に遅れを取ってやられ放題でしたからね、これじゃあ時間の問題というのは明らかと言えば明らか。
山中の守備面での不安定さは直りませんね…橋岡も気持ちだけでカバーできない部分が目立っていました。
これでリーグ戦は6戦未勝利…別に得点が取れていないワケではないので問題は守備にあるとしか言えません。
リーグもカップも同じように戦えないのは?
何よりもまずは結果が第一なのですから、割り切るのも必要なことは誰でもわかっているはず…なのにできない。
今回はPKでの失点でしたが、この試合でも中途半端なクリアだったり五分五分のボールを競り負けるシーンが多すぎる。
根本的な部分で戦えていないんじゃあ勝てませんよ。当然。
それこそACLで見せる戦いが出来れば言いだけの話なんですけどね…出来ない事をやれって言ってるわけじゃなく、出来るはずのことが出来ていないから腹が立つんです。
なぜあの戦いがリーグ戦ではできないのか…誰でもいいのでこの答えを教えて欲しい…。
何度でも言いましょう。もう後は無い。
慎三の8季連続2桁得点という素晴らしい記録は喜ばしいことですが、現実に目を向けるととても喜んでいる場合ではないです。
とにかく神戸・松本・湘南…この3チーム相手に勝ち点を取りこぼすのは何としてでも避けたかった…この連戦が始まる前に描いていた最悪のシナリオ通りになってしまいました。
もう残留争いに巻き込まれていると言っても過言ではありません。
カップ戦の戦いも大事ですが、すべてはJ1に居続けるという最低条件を満たした上での話です。
さすがにここからリーグ優勝なんて寝言を言う人は誰もいないでしょうが、それに限らず大事なのは上ばかり見すぎないこと。
だからこそ前向きなことだけじゃなくて厳しいことも言っていかないといけない。
ルヴァンの試合が2試合続きますが、そこでどういう戦いをするかは残るシーズンをどう戦うのか、大事な指標になります。
経緯が経緯なのでこれまで言及を避けてきましたが、監督の責任も厳しく追及していかなきゃいけならない、いよいよそんな状況にあることをちゃんと認識しないといけない。
キレイゴトで勝てるほどサッカーは甘くない…だからこそ面白いんですけどね。
ルヴァンとは言え、鹿島を倒して上向いていかないと…!
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