令和最初の王者、新国立のこけら落とし、来期ACLへの出場切符と色々なものが懸かった浦和レッズの天皇杯はJFLのHondaFCに敗れたことで終戦となりました。
…ハッキリ言ってこれ以上書くことなんてないですよ。
トーナメントの戦いでの敗戦…それには何の意味もないのですから。
そりゃ目の前で自分のチームが負けるのは悔しいです…だけど結果としては至極妥当なものですし、戦う姿勢の感じられない選手にかける言葉もありません。
ですが、先述したことのように“自分”の問題ですので目を背けたところで誰かが解決してくれるものではないので現実と向き合うしかないです。
何もかも”当たり前”だと思うなよ
この日の敗戦だけでなく、長らく続く体たらくからバスを囲んだという報道がされていますが、それは仕方のないことでしょう。
まー囲めば勝てるようになるという話ではないのでこの点に関してはあまり興味がないのでどーでもいいのですが、まだこうして平日のナイトゲームの後に残ってくれるほど熱意のあるサポーターがいるという事実にクラブは感謝しないといけないでしょう。
一緒に戦っているという感覚があるからこそ、こうした行動が起こるわけです。
どれだけ文句を言われようが見放されていないだけマシだということを一部の選手…特に14番は理解しないといけません。
(まあ彼には初めから期待していませんが)
それほどまでに今のチームには“応援したくなる要素”が決定的に欠けています。
そのことを自覚しないと本当に取り返しのつかないことになりますよ?
負けて当然のゲーム
この試合、情けない話ですが体調を崩していたので次の鳥栖を見据えて隅っこでおとなしく見ていたんです。
すると普段は気付けないことが沢山目につくんですよね…メンバーが大きく入れ替わっていたとはいえこんなにもつまらないサッカーをしていたのかと。
普段は飛んで跳ねてしてるのでそこまで気が回りませんが、冷静に見ているとなんとつまらないことか…わざわざ時間とお金を掛けてあんなものを見せられるのかと思ったらスタジアムに行く足が遠のくのも当然のことでしょう。
よっぽど相手の方が気迫と勢いがあっていいサッカーしていましたからね…だから負けたのも自然の結果としか思えません。
チームが客を呼ぶための努力を色々としているのはわかりますし、大事なことだと思いますが肝心のサッカーがしっかりしてないと意味がないんですよ。
たまに座って観るのもいいかも、なんて軽い気持ちでいた自分も反省しなくてはいけませんが、まさかこんな致命的な課題が見つかってしまうとは思わなかったのでショックでした。
”自分の問題”だから腹が立つ
天皇杯・ルヴァンと続けて敗退し、ACLは勝ち残っているもののリーグは残留争い…こんな状況では正直「残る一つのタイトルに集中!」なんて寝言言ってる場合じゃないんですよ。
“こんな”チームでも勝ち上がれる…ACLはその程度の大会なんじゃ?と思ってしまうほどに今のレッズは弱い。
そして長年主力を固定してきたツケが回ってきている…世代交代を見越して獲得した選手はロクでもないヤツばかり…状況は最悪と言っても過言ではありません。
だからこそ、何とかしないといけない。
“辛い時こそ支えるのがサポーター“なんて次元をとっくに通り過ぎて”自分“の問題だと思っているから腹も立つしストレスが溜まるんです。
だけどそこから抜け出すには自分が頑張るしかありません。
これまで言い続けてきた危機感に加えて、責任感も持っていないと落ちていく時はどこまでも落ちていきます。
戦えない、この状況を自分事と思えない人間は要りません。
どれだけの選手がそれをわかっているのか、次の鳥栖戦で見えてこないと本当にマズいです。
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