そろそろ秋ドラマが始まろうとしていますが、その前に2019年の夏ドラマを振り返る反省会と私の独断と偏見で主演賞などを表彰する「勝手にアワード」をお送りします!
まずは放送開始前の期待値ランキングをご覧頂き、そこから視聴後の満足度をカウントダウン方式で発表していきましょう。
では早速期待値ランキングからご覧ください!
①監察医 朝顔
②サイン-法医学者 柚木貴志の事件-
③ノーサイド・ゲーム
④べしゃり暮らし
⑤TWO WEEKS
⑥わたし旦那をシェアしてた
⑦ボイス 110緊急指令室
⑧これは経費で落ちません!(録画失敗により視聴せず)
⑨偽装不倫
⑩Heaven?~ご苦楽レストラン~
⑪セミオトコ(録画失敗により視聴せず)
⑫ルパンの娘
⑬凪のお暇
ここから視聴後の満足度はどうなったのか…早速ご覧ください!
(※()内は期待値の順位)
第11位
偽装不倫(⑨) ルパンの娘(⑫) Heaven?~ご苦楽レストラン~(⑩)
いきなり端折ってしまってすいません笑
どうして同率かというと、この3作は最後まで観ることができなかったからです。
「偽装不倫」はテーマからして意味が不明でしたし、不倫が許せない私にはとことん合いませんでした。
始めのうちはくだらなさを楽しめていた「ルパンの娘」でしたが、毎度パターンが一緒で飽きてしまい…シリアスな雰囲気ゼロだったので結末が気になることもなく。
「Heaven?」も似たような感じですね…トラブルが起きてはそれを解決する形で話が進んでいきましたがその中でキャラクターが成長した姿が観れることもなく…志尊淳の役にはストレスしか感じませんでした笑
第8位 わたし旦那をシェアしてた(⑥)
ドタバタコメディタッチのものを期待していましたが、蓋を開けてみれば意外とバイオレンスなサスペンスものだったので期待はずれでした。
作中では美化しようとしていましたが、しょせん3股男が殺されたことなんてどうでも良かったので全く集中して見ていなかったのですが、ブログを書きながら見るのに丁度良かったので先の3作品とは違い最後まで視聴できました笑
なので実際は同率11位と変わりありません笑
第7位 ボイス 110緊急指令室(⑦)
アクションシーンなど緊迫感ありましたが、あまりにも警察という組織を愚かに設定しすぎて途中からギャグみたいになっちゃってました。
命令を無視して単独行動をしてピンチに陥るという展開を何度繰り返したことか…こうして成長が見られない作品は連続して見る意味を感じられなくなるので続くに連れてシンドクなってきます。
途中から真木ようこの聴力も超能力の域に達していたのには笑えましたが、シリアスな設定からすると浮いていたかと。
序盤、普通に事件を解決していたパートは面白かったんですけどね…。
第6位 サイン-法医学者 柚木貴志の事件-(②)
まさかの法医学ドラマ被りでしたが組織の腐敗との戦いの要素が強めでしたし、途中から解剖しないで刑事のようなことばかりしていましたよね笑
にしても最終回で主人公が文字通り命を賭けた末に死んでしまうとは思いませんでした。
タイトルにもなっている主人公を殺すなんて思い切ったことするなーという驚きはありましたが、必ずしも死ぬ必要があったとは思えないので特に刺さることもなく…。
たとえば最終回の前に死んでしまう!とかの方がよりインパクトあったのではないかと…別に人気のある主人公ではなかったと思うのでやれないこともなかったはずです。
まあ素人の勝手な言い分ですが…ニチアサ出身者が沢山出演してて楽しめたので「ボイス」よりは上で!
第5位 TWO WEEKS(⑤)
なんだか人が死にまくった物騒なドラマが続きますね…この夏ドラマはそういう作品が多かった印象です。
これまで挙げた作品と違うのは敵と味方がハッキリと別れていたことですかね…おかげで話がわかりやすかったのは大きかった。
それに娘のために必死な三浦春馬の姿はカッコよかったですし、始めは色々ありましたが彼を支えるようになった比嘉愛美さんも美しかったです笑
第4位 監察医 朝顔(①)
月9らしくないところが受けていたようですが、個人的には最後までそれに慣れることはありませんでした笑
ただそれがつまらなかったというワケではまったくなく、仕事に家族に正面から向き合う朝顔先生の姿は好感が持てました。
他のドラマと比べるとスケールは小さいかもしれませんが、ひとつの死をクローズアップすることでその周辺の人のドラマもしっかり描けていたので命の重みをより感じられました。
「サイン」との法医学モノ対決では圧勝ですが、恐らく「アンナチュラル」を意識して企画された作品だと思いますのでそれと比べると…でしたね。
「アンナチュラル」に関する記事はコチラ
第3位 べしゃり暮らし(④)
原作のファンなので少し警戒していたところがありましたが、期待値を超えてきましたのでこの順位になりました。
デジきんにまつわるエピソードに関しては原作を超えたのでは?と思えるくらいの出来でしたし。
ただ少し残念だったのは尺の都合で仕方ないのでしょうが、好きだった原作のラストまで見れなかったことですね。
あの予想外の展開を見せるラストが好きなのでそれを見れると勝手に期待した私が悪いだけなのですが、ドラマの先も面白いのでぜひ原作を読んで頂きたいです。
第2位 凪のお暇 (⑬)
期待値ランキング最下位からの大幅アップとなりましたが、これは私に見る目がなかったということです笑
仕事に疲れたOLが…という前フリからストレスフルなものを見せられるのかと思いましたが、回を重ねる度に自分を見つけて成長していく凪の姿は好感持てましたし、それに触発されていく周りの人間の変化も興味深く見れました。
特に本人の前では強がってしまうのに自分の正直な気持ちと向き合うと人目も憚らず号泣する慎二のキャラクターが良かったですね…前クールの「東京独身男子」と同じく仕事が出来るという役柄は同じでしたが、情けない姿をさらけ出せる役の方が高橋一生はハマってたと思います。
やろうと思えばできるけど現実にはなかなか難しい「今の環境を全てリセットする」という行為の丁度いいドラマチック加減も良かったのかもしれませんね。
第1位 ノーサイド・ゲーム(③)
日曜劇場らしい爽快な逆転劇に加えて迫力のあるラグビーシーンもあって毎週楽しませてもらいました。
ちゃんとラグビー経験者をキャスティングしていて本気度を感じましたからね…ルールを知らなくても伝わる熱さがあってすっかりラグビーに興味を持つようになりました笑
やっぱり人が一生懸命な姿というのは心を打ちますし、努力が報われる様というのも実に清清しく、見ていて気持ちの良いドラマでした。
最終回の試合なんてテレビに向かって自然と応援しちゃってましたからね笑
前期「集団左遷」の池井戸”風”ドラマではなく、本物の池井戸ドラマはやっぱろ裏切りませんでした。
では改めて満足度ランキングをまとめますと…
第1位 ノーサイド・ゲーム(③)
第2位 凪のお暇(⑬)
第3位 べしゃり暮らし(④)
第4位 監察医 朝顔(①)
第5位 TWO WEEKS(⑤)
第6位 サイン-法医学者 柚木貴志の事件-(②)
第7位 ボイス 110緊急指令室(⑦)
第8位 わたし旦那をシェアしてた(⑥)
同率11位 偽装不倫(⑨)ルパンの娘(⑫)Heaven?~ご苦楽レストラン~(⑩)
概ね期待値通りですが「凪のお暇」を最下位にしていたのは見る目がなかったということですね笑
ちょっと見る本数が多すぎた感があったので3作品視聴断念してちょうどいいくらいになったのは良かったのかもしれません笑
毎週真面目に見てたのは上4つまでですかね…あとは正直ながら見でした。
「勝手にアワード」表彰します!
それではお待ちかね?「勝手にアワード」表彰式に移りましょう!
最優秀主演賞 該当なし
「ノーサイド・ゲーム」から大泉洋でもいいかなーとも思いましたが、アストロズの面々に感動させられた場面の方が多かったので。
パッと思いつく人がいなかったということは主役がどうこうというよりも、周りとの関係性を見せるドラマが多かったのかもしれませんね。
最優秀助演賞…「凪のお暇」高橋一生
ドラマの寸評でも触れましたが「凪のお暇」での彼の役のハマりっぷりは素晴らしかったです。
始めは嫌なヤツだなと思いましたが、人間味溢れる姿を見せるようになってからはむしろ好意的に見ているようになったのは彼の演技力が大きかったと思います。
ベストシーン…「べしゃり暮らし」相方を失った金本の涙
全体を通して一番印象的だったシーンを挙げる賞を新設しました。
記念すべき?最初の受賞は「べしゃり暮らし」から…原作でも感動したシーンではありましたが涙するほどではなかったんです。
でもドラマでは泣いてしまいましたね…展開がわかっていたのに泣けるというのはすごいことだと思います。
ありがとう2019夏ドラマ!
ということで夏ドラマの振り返りを行いました!
見ている作品が多かったのでものすごいボリュームになってしまいました…最後までお付き合い頂きありがとうございます。
一般的に夏ドラマというのは他のクールに比べて力の入れようが弱いと言われるようですが、その言葉通り春と比べると微妙な作品が多かった印象です。
果たして秋ドラマはどうなるでしょうか…毎週感想を書く予定でおりますのでドラマと合わせてご覧いただけますと幸いです。
秋ドラマの視聴リストはコチラ
春ドラマの反省会はコチラ