…結果はご存知の通りです。
書き始めた時点で試合終了から24時間以上経過していますが、気持ちの行き場を見失っているというか整理が付いていないというか…こんなにもワケのわからない感情は生まれて初めてかもしれません。
悔しいというのは当然あるんですけど、単にその一言では済ませないんですよね…いつもは書くことを大体決めてから書き始めるのですが、それも全く浮かんでこない状況です。
なのでひたすらに思ったままに書いてみようと思います…それが気持ちを整理するキッカケになるかもしれませんし。
理解はするけど受け入れられない
まずは試合の内容に触れてみましょうか…といってもただただ必死すぎて殆ど記憶にありません。
まあ成す術もなくやられたことだけはわかっていますが…1stレグの戦いでもわかっていましたがアルヒラルはこれまで戦ってきたACLの相手の中でも圧倒的に強かった。
なので負けたのも仕方ない…と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、そんな簡単な話のワケもなく。
冷静に考えればJ1の残留争いに巻き込まれているチームがACLの決勝まで来ている時点で奇跡みたいなもん…というのも頭ではわかっているのですが、初めから負けるつもりで戦うなんてことはありえません。
そんな具合に頭では「勝ち目がなかった」とわかっているのに心では「どうして勝てなかった?」と思い続けているんです。
タラレバを言ったらキリがないのもわかっているし、普段もこのブログでは現実を受け入れて意味もない希望的な観測はしないようにしています。
が、この試合ほどホイッスルが鳴った瞬間に「やり直させてくれ」と強く思ったことはありません。
だけど同時に「どこからやり直したらヒラルに勝てるのか」も全く想像できないくらい相手の強さも理解している…。
こうして書いていたらただ”この現実を受け入れられない”だけのように思えてきました。
誰かのせいにするのは簡単です
受け入れられない理由はハッキリしています。
それはこの決勝に至るまでに、そしてこの試合に勝利して優勝するためにかなり多くのもの費やしてきたからでしょう。
「費やした」と「犠牲にした」では似ているようで大きく意味が異なります。
サポーターというのはよっぽどの常勝軍団を応援していない限り報われないことの方が圧倒的に多い生き方です。
なので負ける度に「折角応援したのに」「こんな遠くまで来たのに」なんて事を気にしてたらやってられません。
それでも、この決勝を迎えるまでに費やしてきたものが並大抵のものではなかったのは多くの人がわかっていることでしょう。
あれだけやったのに届かなかった…やっぱり悔しいんです。
先に書いたように”実力不足”で片付けてしまってもいいですけど、そんな薄情なことができるはずがない…だってチームは自分自身でもあるのですから。
誰かのせいにしてしまうのは本当に簡単です。
だけどそれができない…だからこんなに苦しいんでしょうか。
現実逃避は何ももたらさない
もしかすると読まれて気分を害する方がいるかもしれませんが、無理にでもこの現実を受け入れるための逃避行動ということでお許しいただきたい。
2017年に優勝を達成した時、正直次にこの栄冠を掴むのはきっとまた10年近い時を要するんじゃないかな?と思っていました。
だって2017年の戦いはそれくらい本当に紙一重の戦いの連続で、夢のような逆転劇を連発して決勝までたどり着きましたよね?
それに選手も最も脂の乗った世代の人間が多くサイクルのピークにあったと思うんです。
サポーターだって頑張りました…10年掛けてやっと戻ってきたところに”たった”2年で戻ってきてしまった、そういう思いが無いといえばウソになります。
だからと言ってやっぱり「仕方ない」では済ますことはできない…無理矢理現実逃避しようとしてもダメですね…。
それでも前を向いていくしかない
結局ここまで書いてみましたがスッキリするどころか悔しさを再確認するような形になってしまいました。
うーんどうすればいいのか…まあ唯一幸いといえるのがこれで今シーズンが終了したワケではないということですね。
その時になってみないとわかりませんが、きっと次の試合が始まれば目の前のことに集中できると思うのでそれまではこのモヤモヤを抱えていてもいいかもしれません。
もう残留がどうとかというのは一旦忘れて、今はただレッズが勝つところが見たい…それだけです。
そのためにやれる事をやる…この最後の一節でようやく光が見えてきたような気がします。
この件に関しては無理に切り替えるものでもないと思うのでしばらくは落ち込んで、土曜日に東京の優勝の芽を潰す!それでいきましょう!
心もですけど身体もノドもボロボロなので養生させて頂きます…こんな愚痴のような記事に最後までお付き合い頂きありがとうございました。