新しい力、シャイニングホッパーに変身してさあ反撃開始!という非常にいい所から始まった仮面ライダーゼロワン第13話の感想です。
1クールの締めくくりに相応しい内容てんこもりの放送でしたね…随分と久しぶりに或人の主人公らしいところが見れた気がします笑
ちょっと主人公らしかった或人
前回、形にはなったもののなんだか問題を抱えている感のあったシャイニングホッパーでしたが、その理由が或人の想定外の成長スピードにあるというのを意外に思ったのは私だけでしょうか笑
いつも明るかったり、何があってもヒューマギアを信じる事をやめなかったりする姿勢は非常に主人公らしいところがあると思いますが、それ以上に不破の方が主人公ムーブかましすぎちゃっていて完全に割り食ってましたからね…彼の成長に全く気付けませんでした。
戦績は確かに優秀かもしれませんがその都度敵との相性のいいキーを使って”うまく”戦ってきた印象だったので或人自身の成長と結びつけられていなかったんですかね…。
まあこれを機に彼も頑張っているんだな…と思えるのでいいキッカケとなったエピソードでした笑
破壊されたらそれっきり…
今回の話の主眼となるのは勿論シャイニングホッパーの活躍ですが、そこに至るまでの過程も見応えのあるものでした。
シャイニングホッパーの本領を発揮するためには或人の戦闘データが必要…ということでイズが自らを犠牲にしようとしていましたが、その責任感の高さといいますか忠義の見事さと言いますか…劇中で或人も口にしていましたが本当に出来すぎた秘書ですね。
今回は寸前のところでワズが文字通りその身を挺してくれましたが「破壊されたらそれっきり」という言葉は今後も付きまとってくるくるワケですからね…気が気じゃありません。
この事を果たして或人は知っているのでしょうか…まあ今回も自分のダメージを省みず彼女を守っていたのでピンチに陥ることは早々無いと思いますがイズがこの先生き残れるかは或人に懸かっているところが大きいので頑張って欲しいところです。
惜しいヒューマギアを亡くしました…
そして忘れてはならない今回の殊勲であるワズについて。
前回の感想ではひたすら胡散臭いと書きましたが、非常に惜しいヒューマギアを亡くしましたね…推理分析能力が優れているのはわかっていましたが、最後のところで働くのは直感とは…先代社長の言葉にもあったようにやはりシンギュラリティに到達していましたね。
命令されたことだけでなく、自分で判断して行動できるとなるともう人間との違いはなんなのか?というところまで来てます。
そしていずれはイズもそのシンギュラリティに達することが予言されていましたが、ワズの”死”を悲しんだり「命」という言葉を選んで使う辺り、すでに単なるヒューマギアの域を超えていますよね。
これから彼女がどのようにしてワズ以上に”人間に近い”存在になっていくのでしょうか…それは非常に興味深いですが、ヒューマギアならではのキュートな一面が見れなくなってしまうのはかなり惜しい気もするので少々複雑です笑
負担が大きい設定よ…なくならないで…
では最後にシャイニングホッパーについて触れておきましょう。
見た目だけでなく戦闘描写もカッコよかったですが、説明がないと何が起こっているのか全然理解できませんでした笑
その強さの理由は最適の行動パターンを都度選択して敵を殲滅するというところにあるようですが、気になるのはそこに或人の意志がどれくらい介在しているかですね。
”力の前借り”という言葉や戦闘後の身体の負担が大きい感じを見るにシステムによって動かされている部分が多くを占めているような感じもしますが…そうなるとまた或人がすごいというよりシステムがすごいということになってしまうような…笑
強い力に代償が伴う…前作で言うところのゲイツリバイブのような設定は個人的に大好物なのでこのままそのリスクを背負ったまま戦って欲しいところですがまた有耶無耶になってしまうのでしょうか…その点かなり注目しておきたいと思います笑
次回も怒涛の展開!
ゼロワン、バルカン、バルキリーの同時変身が全く話題にならないくらい充実していたゼロワン第13話の感想でした。
前回に引き続き或人とのナイスコンビっぷりを不破でしたが、次回は或人に負けじとパワーアップするようで…さらには事前情報が全くなかった新たな仮面ライダーも登場と益々加速していく物語から目が話せません。
しかもバルカンのパワーアップ形態も見た目メチャクチャかっこ良かったですからね…これは本当に楽しみです。
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