前回のゼロワンのパワーアップに続いてバルカンの強化に加えて新たなライダー雷まで登場して物凄いボリュームだった仮面ライダーゼロワン第14話の感想です。
完全に1話に詰め込むにはもったいないくらいの情報量でしたが、そこを出し惜しみしないのが”令和ライダー流”ということなのでしょうか…おかげで楽しませて頂いていますが!
キャラ立ちしすぎな宇宙野郎
「遅刻~!」なんて慌てている或人がパーカーにブレザーという服装も相まっていつも以上に高校生に見えましたね…これ初回からずっと思ってるんですけどこの格好のせいで年齢設定がわからなくなります笑
そんなことはさておき、遅刻を回避するためにバイクを利用したことが今回の騒動の全ての始まりだったワケですが、まさか毎回宇宙に送り返しているとは…意外とアナログな所があって笑えました。
そしてそれを管理しているヒューマギア宇宙野郎雷電もヒューマギアらしからぬ熱さの持ち主で…或人に対してめちゃくちゃ怒ってて明らかにシンギュラリティに到達しているようにしか見えませんでしたがそういうラーニングもできるんですね。
初登場にも関わらず強烈な存在感を放っていた理由は後々わかりますが”デイブレイクの生き残り”というだけで滅亡迅雷のハッキングに耐えたり特別感がありすぎると思ったらあんなことになるとは…。
急テンポでお送りしております
飛電の内部に滅亡迅雷のスパイがいるのでは?という疑惑に対し、雷”電”がそのままその正体だったのは意外でしたね…わかりやすぎるミスリードだと思ったのですが。
そして暗殺ちゃんを差し置いて?ドードーのキーを使ってライダーに変身してしまうとは…見た目も普通にカッコよかったですし。
さらにはアッサリとプログライズキーを揃えてアークの再起動まで成し遂げてしまうなんて…上記の出来事がものの10分くらいで行われているって恐ろしいスピード感です笑
ただこの一連の流れで気になってしまったのは「なぜ或人は雷との戦いで早いうちにシャイニングホッパーに変身しなかったのか?」ということです。
反動があるのはわかりますが出し惜しみして敵の思うツボになったらどうしようもないですからね…まあ追求するのは野暮ということにしておきましょう。
おかげで不破の熱い”主人公っぷり”が見れたことですし笑
今からでも「仮面ライダーバルカン」に…
復活したアークの作った滅亡迅雷にしか使えないはずのアイテムを使ってアサルトウルフにパワーアップしていましたが、敵由来の力ゆえかダークなカラーリングで非常にカッコよかったです。
しかしなぜ不破はアサルトの力を使うことができたのか…今回ばかりは力ずくでは説明がつかない気がします。
意識してしまうのはやはり「頭の検査」をスルーしていたことですが、さすがにその正体がヒューマギアということはないでしょうけど一部が機械化しているくらいならありそうですよね。
その正体が”亡”というのはさすがにない…というかそうではあってほしくないと言いますか…ここまでずっと主人公らしい動きをしていたのでもしそんな展開になったらアサルトウルフに変身した後と同じくらいの反動がありそうです。
このまま突っ走ってください
ということで天津が折角顔出ししたのにそれ以降「仮面ライダーの神話」的な芝居がかったセリフしか言っていないのが気になるゼロワン第14話の感想でした。
テンポよすぎでしたね…せっかく新しいライダーが登場したのに1話で破壊してしまうとは…。
その上次回では早くもシャイニングホッパーが強化される様子…ゼロワンの製作陣はブレーキの踏み方を知らないのでしょうか?笑
それとも始めからブレーキが付いていないのか…いずれにしても面白いのでこのまま突っ走って頂きたいものです。
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