結構な話数を引っ張ってきたえれなとテンジョウの対決が遂にひと段落したスター☆トゥインクルプリキュア第43話の感想です。
とはいえまだ決着したワケではないという…しかしこの数話を通じてえれなの成長を見ることができてただ涙でした。
テンジョウの過去…
いよいよノットレイダーの本拠地に攻め込むぞ!という終盤らしい話の切り口からまさかテンジョウの故郷の星に来ることになるとは意外な展開でした。
技術水準が非常に高いグーテン星でしたが、同じくらいプライドも高いという…そんな自分以外を下に見るような人しかいない環境でテンジョウは歪んでしまったことがわかりましたが、天狗モチーフのキャラクターなのにその特徴であるはずの長い鼻が飾りだったのが気になっていたのでようやく腑に落ちました。
いつもは大勢のノットレイを引き連れているにも関わらず今回単身での行動だったのはもうヤケクソだったからでしょうか…彼女にも辛い過去があったことがわかった上で見ると少し同情してしまいます。
”偽りの笑顔”に苦しめられていたこそ、笑顔が眩しいえれなに嫉妬していたんでしょうね…おかげでえれなは色々と悩まされましたが、それを乗り越えてより素敵な笑顔を見せられるようになったので良しとしましょうか…。
えれな…どれだけいい子なんだ…
打算的なことはなく、ただ心のままに笑っていたはずなのにテンジョウの言葉に悩まされてしまう…本来なら敵の言葉に耳を貸す必要なんてないのにイチイチ気にしてしまうのはその優しさ故でしょう。
テンジョウの言う”笑顔”と自分の笑顔は違うということに自信を持ってほしい…そんな親心のような気持ちで見ていましたが、気付けば逆にこちらが教えられているような気にもなっていました。
自信は自分の中から生まれるものでもありますが、周りの大切な人達から与えてもらえるものでもあると言いますか…そうやって支えてもらって生きていると言いますか…。
こうして私が文章にするとメチャクチャ綺麗事ですが、えれなが言うと言葉の説得力あります。
そんな彼女のトゥインクルイマジネーションは”誰かのために一生懸命になれる思いやりの気持ち”とでも表しましょうか…彼女らしくて素晴らしいですね。
そして素敵過ぎる家族…
しかし、まだテンジョウにはえれなの優しさは届かない…もうちょっとだったんですけどね…。
ただおかげでまたえれなの素敵な一面を見れたので良しとしておきましょう…家に帰ってからテンジョウのことを思って涙を流すあの優しさ…一体どれだけ優しいんでしょうか。
そして多くを聞くことなく理解してくれるお母さんもまた素敵でした。(静かに察するお父さんも!)
えれなが悔しそうに泣く姿を見て私も釣られて泣いてしまうほどでしたが、結果的に家族の絆もさらに強まり、えれなも前より素直になれるようになってとにかくいい話でした。
次回は平和なクリスマスに…ならないかな?
ということで、えれなは一体どこまで高感度を上げれば気が済むのか…逆に心配になるくらい素敵なエピソードだったスタプリ第43話の感想でした。
またしても少し時間が経ってからの更新となってしまいましたが、重要な話だと思ったので軽い気持ちで書く気にならず…ということにさせて頂ければと思います。
次はクリスマス回になりますが、例年楽しいだけで終わらない展開になるので少し心配です…ガッツリ敵が乗り込んでましたからね…たまには平和なクリスマスを過ごしてほしいですが…笑
前回の感想はコチラ

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