前回、宇宙の平和を取り戻したその先のことを描いたスター☆トゥインクルプリキュア最終回の感想です。
いわゆるエピローグを1話かけてしっかり描いてくれましたが、寂しさの中にもスタプリらしい優しさがあって1年の締めくくりに相応しい内容だったのではないでしょうか。
元気にやってる宇宙チーム
前回では最終決戦の後、思いもよらない唐突な別れだったのでまずはそれぞれがその後どのように過ごしていたのかを描いていましたが、宇宙チームは2人とも元気に暮らしていたので安心しましたね。
重いマターを背負っていたユニの”石化した仲間を元に戻す”も願いも叶いましたし、その原因となったアイワーンもちゃん謝罪することができて良かったです。
もう一方のララも物語の当初は落ちこぼれ扱いされていたのに星中に影響力をもたらすまでになって…(しかしララスタイルって笑)
プリキュアではなくなってしまったので彼女がサマーンでどんな扱いを受けているのか少し心配していましたが、非常にうまくやっているようで安心しました。
キレイな夢オチ!笑
そして地球人チームに目を移しますと、力を失ったはずのフワがワープで現れてあっさり復活!前回プリンセスが言っていた元には戻らないかも発言はなんだったのか!プリキュアの力も復活でなんでもアリだ!と思ったら夢だったのかー!笑
あまりに都合が良すぎるとは思いましたが、最終回なのでこれくらいやりかねないとも思わせるのが「スタプリ」らしさなのかもしれませんね笑
しかしちょっとリアルだったのはロケットからララとユニが一緒に現れたにも関わらず、ひかるが名前を呼んで抱き着いたのがララだけだったことですね笑
ユニだってそこそこ長い時間を一緒に過ごした大切な仲間のはずですがひかるにはララの姿しか見えていなかったのでしょう…仕方ないとも思いますがシビアな人間関係の描写には少し驚きました笑
ここでもやっぱりイマジネーション!
ということで少し意表を突いた構成からすっかりお馴染みとなった大人になったプリキュアたちの姿を描くパートに入りましたが、まず地球チームみんなが立場は違えど繋がってるのが素敵でしたね。
まあそれ以上に背丈の伸びたアイワーンのビジュアルが衝撃的でしたが笑
おかげで成長したひかるとララが一緒にいた当時のお互いの髪型を意識したヘアスタイルになっていることに終わる寸前まで気付かない始末笑
ただ二人がどれだけ想い合っているのを端的に表す素晴らしいアイデアだったと思います!
いざ宇宙に出たところで直接的にひかるとララが再会したシーンを描写をすることはありましたが、ここはどう捉えるか難しいですよね。
初めはチラっとでも見せてくれたらな…と思いましたが、そのシーンは視聴者の想像=イマジネーションに委ねるというのはこの作品らしいと思い、後からジワジワと納得していましたが。
1年を通してテーマを貫き通した姿勢は本当に素晴らしいと思います。
1年間の放送を終えて…
では最終回を迎えたので作品の総評も書いておきましょう。
先に書いたばかりですが”宇宙”や”イマジネーション”というキーワードを終始大事にしていたのがとにかく印象的です。
それぞれのキャラクターも時に迷うことがありましたが、初めから持っていた想いを大切にできる意思の強さがあって余計なことを考えずに見ることができました。
単発回で見ても感動的なエピソードも多く、特にえれながメインの話では何度も涙しました。(ホロリ、といった感じに)
異文化コミュニケーションを描くドタバタ的な面白さもあり、最初にイメージしていた”こういうのが見たかった”ものが見れたと思います。
ありがとう!スタプリ!
ということで最終回を迎えたスタプリの感想でした。
1話からすべての放送回の感想記事を書き終えた個人的な達成感もあり、この先もスタプリのことは記憶に残り続けると思います。
とまあ余韻に浸っている間もなくすぐに新しいシリーズが始まるんですけどね。
本編にも顔出し出演があり、例年のように放送直後にも早速おもちゃのCMが流れてましたから笑
1年間見続けていると自然と愛着が湧きますが、ロスを感じている余裕もないのがニチアサの世界です…次週からは「ヒーリングっど♡プリキュア」が始まります。
引き続き感想記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
では改めまして…ありがとう!スター☆トゥインクルプリキュア!また逢う日まで!
(中野サンプラザのイベントですぐ会う予定です笑)
前回の感想はコチラ
傑作だった映画の感想はコチラ

- アーティスト:キュアスター(CV:成瀬瑛美)、北川理恵、吉武千颯ほか
- 出版社/メーカー: Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
- 発売日: 2020/01/22
- メディア: CD