お仕事勝負第4回戦の最中に本当に被災した飛電の副社長達の運命やいかに!からスタートした仮面ライダーゼロワン第27話の感想です。
色々ツッコミどころが多かったですが、話としては熱かったんじゃないでしょうか。
細かいことはどうでも…よくない!笑
先にツッコミだけ済ませておきましょうか…まずは副社長たちの命が本気で危なかったのなら人間やヒューマギアに救助させるのではなくゼロワンに変身して助けに行った方が早かったんじゃないか説から。
恐らくライダーのスペックなら高熱や煙にも耐えられたでしょうし、ゼロワンならキーの力で水も氷も操れますから消火できたと思うんですよね。
そのあとの展開で不破と唯阿が生身で現場に突っ込んでいましたけど、わざわざ危険を冒さなくても変身すれば…ねえ?笑
水を頭からかぶる前に「変身しろよ!」とツッコんだのは私だけではないでしょう笑
それと最後に、ヒューマギアでも故障してしまうような環境でも冗談を言える副社長たち…丈夫すぎでしょう笑
ヒューマギアの”命”
さて、言いたいことは言ったので内容に触れていきましょう。
前回の終わりにヒューマギア的な合理的判断を否定されてしまった119之助でしたが、今回はヒューマギアの良い面である”学習スピードの速さ”を発揮して活躍していました。
勝負を抜きにして人間とヒューマギアが協力する形になりましたが、やはり人命救助の場においては非常に相性が良かったですね。
文字通り”身を挺して”道を切り開く行為は人間ではできませんし、人間の方もヒューマギアを使い捨てにしない心持ちで接していたのはこれまでに見られなかったことです。
消防士は極めて自然にヒューマギアに命があると思って接していましたからね…これがあるべき共存の形だったのではないでしょうか。
立派な或人に引き換え45歳は…
そして自らを犠牲にした119之助に対する或人の行動は筋が通っていて良かったですね。
確かにわざわざ担いで戻るのは合理的とは言えませんけど、日頃からヒューマギアを家族と思っている彼ならではの行動で非常に”らしかった”です。
ただ、それに引き換えZAIAの45歳は…人の命が懸かっている場でも勝負を続行しようとしたり、レイドライザーがZAIAの仕込みであることが露見したにも関わらず都合の良い解釈で堂々としちゃって…さすがに唯阿もついていけない様子でした。
それでも唯阿が天津に逆らい切れないのはどうしてなんでしょうね…相当な弱みを握られているのでしょうが、あそこまで従わさせられるのには余程のことじゃないと腑に落ちませんよね。
その内容はちょっと想像できませんが、いずれ天津に反旗を翻す日を楽しみに待つことにしましょう。
今日もやられる不破さん…
今回も唯阿の手を引いて現場に駆け付けたり、頭から水被ったりと主人公ムーブを連発していた不破さんでしたが、近頃の戦績が悪すぎますよね。
今回もいいところなくやられてはずっと地べたに這いつくばったままでした。
そんな不破さんに見守られながらのサウザーと迅の戦いは炎に囲まれながらのシチュエーションで非常に絵になるものでしたが、意外とサウザーが善戦するという。
視聴者からするとやられてくれた方が面白いのですが笑
しかし今回、不思議なタイミングで現れた迅は「ヒューマギアを解放する」という大義こそ口にしますが誰に修復されたのかなどわからないことばかり…滅との関係も以前とはだいぶ変わってなんだか離別しそうな雰囲気まで出してますが…どうなることやら。
次でいよいよ最後の勝負!
ということで”人に危害を加えてはいけない”というロボットの原則を強烈な手刀で破っていたイズに笑わせてもらったゼロワン第27話の感想でした。
いくらレイダーになった人間とはいえ容赦なすぎて…回を重ねるごとにイズの言動の自由度が上がっていますけど、設定からは完全に逸脱してますよね…まあかわいいから良し!ということなんでしょうけど。
次回はお仕事勝負もいよいよラスト…ですが勝負の行方よりもヒューマギアによる自治都市の話の方が気になりすぎてそれどころじゃないような。
ちょっといきなり話が飛躍しすぎなような…まあ見てみればわかるでしょう!
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