予告からして2週連続で感動回になりそうな感が満載だったヒーリングっど♡プリキュア第16話の感想です。
ただフタを開けてみるとなんだかプリキュアには珍しいテイストの話でしたね…いい話でしたけど!
らしくない話でした
小高い丘にポツンと佇む「友情を誓うと永遠に友達でいられる」という伝説の大樹の元に向かったプリキュアたちですが、ひなたの言った通り今更誓わなくても彼女たちはすでに固い絆で結ばれていじゃない…と思ったら話の主役は彼女たちではありませんでした。
いきなり現れては辛辣な言葉をぶつけてくるおじいさんが重要な役割を担っていましたが、彼がメインになったことで見ている子供たちがどんな気持ちで見ていたのかが非常に気になりますね。
結論から先に話すとメッセージとしては時が経って変わるものもあれば変わらないものもある…ということなのだと思いますが、それを伝えたのがぽっと出の老人3人でしたからね…。
今回、プリキュア達はエレメントさんの突然のムチャぶりに応えていただけでしたから…そういう意味であまりプリキュアらしくない話だったと感じたのでしょう。
モヤモヤの理由は…
それとハッキリ語らずに話を進める辺りもらしくなかったところかもしれません。
一体友情を誓い合った3人の間に何があったのか…内2人が結ばれたことで気まずくなってしまったのはわかりますが、それだと永遠の友情って言葉が非常に薄っぺらくなってしまいますよね…そんなリアルなことを子供たちに伝えてどうしたかったのでしょうか?
ひねくれた見方をすると自分たちの友情に自信がなかったからわざわざ大樹に誓ったようにも思えちゃいますよね。
となると最後に友情を誓ったプリキュア達のシーンもなんだか素直に受け止められなくなってしまう…うーん…。
一体なんだったんでしょうか
最終的に3人も再会できてめでたしめでたし感を出していましたけど、結局あの大樹が処分されちゃうのは変わらないですよね?
新しい芽が出ていて感動的な感じを出してはいましたが切り倒されちゃうんだよな…と思うと余計に切ないです。
なんだかそういう後ろ暗いところを全部見せないようにした結果、どこかモヤモヤする感じになっちゃったんですかね。
エレメントさんも木が枯れてしまうと同時に消滅してしまった!で悲しさを演出していたのにちゃんと存在していましたしね…うーん一体なんだったんでしょうね、この話は笑
次回「若おかみはプリキュア!」
ということで折角「おジャ魔女」とのコラボで話題つくりしたのに微妙な内容だったのはモッタイナイと思ったヒープリ第16話の感想でした。
文句というほどではないんですけどね…珍しく良かった点を見出すのが難しい回でしたね。
まあ1年の長丁場を考えればこういうこともあるでしょう!なんならこれまでなかったことがすごいくらいです!
次回は「若おかみはプリキュア!」的な内容が見れそうなので楽しみですし!!
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