前回、イズの「死」に或人のアークワンへの変身と衝撃的な展開の続きとなった仮面ライダーゼロワン第43話の感想です。
残り話数が少ない中で、今回はどんな展開が待っているのか気になる所でしたが、思いのほか大きな動きはなく「溜め回」的な印象でした。
そう思うのも、見ながらのメモが非常に少ない。
サウザー課長の初仕事
前回の内容からして、或人の意志はアークに乗っ取られてしまっているかのように思われましたが、サウザー課長の分析によりますと「999%」或人の意志で行動しているとのこと。
ただ或人の意志で行動した結果がアークの思い通りであるという恐ろしい構造であることがわかりました。
或人はイズを破壊した滅に報いを与えたい…その衝突の末に人類とヒューマギアの争いに発展させることが目的のようですが、イズを破壊されてしまった怒りに支配されている或人がそこに気付くことはなさそうです。
悪意の伝染はアークの思い通りに起ってしまうのでしょうか…。
サウザー課長、最後の変身?
先述した通り、或人の悪意は「滅への怒り」だけのようなので倒すことができればその手段は何でも良いっぽいのですが、そうなるとアークの力に頼る理由があるのか謎になりますよね。
一度はアークを退けたゼロツーの力でも十分滅を倒せると思いますからね…これなら単に乗っ取られてしまった、の方が辻褄が合う気がしました。
あまりに深い絶望にアズにイズの姿を重ねてしまっていた方が自然に感じられますし。
まあより確実に滅を倒したい気持ちの表れということにしておきましょうか…ライダー3人を相手にして余裕の戦いっぷりでしたからね。
その上、変身能力まで奪ってしまいましたからね…まさかこのまま3人は変身しないまま終わっちゃったり…しませんよね?
対岸から見れば正義も悪意
迅は「滅を倒せ」という指示を受けていましたが、それが到底叶わなそうな中でどのような選択を取るのかと思いきや、滅を庇って爆散してしまいました。
これまで父親として振舞っていた滅を逆に守って散っていく姿はドラマチックなものがありましたね…二人ともヒューマギアであるはずなのに自然と涙が流れていましたし。
その前の二人のやり取りの中でそれぞれにとっての正義が別の立場から見ると悪意に見えるという本質的な話をしていたりと、二人はもう人間を否定する立場にありながら最も人間に近い存在になったヒューマギアになっていますからね。
或人にとっては意図しなかったことでしょうが、お互いにとって最も大切であろう存在を奪い合ってしまったワケで、これはもうどう転がろうが後戻りできない展開だと思うのですがどうなるでしょうか…。
残り2話…衝撃に備えよ!
ということで、サウザー課長は自分が作った商品だけあってZAIAスペック使いこなしているんだなーと思ったゼロワン第43話の感想でした。
ここ最近の加速度の高い展開に比べると進展は少なかったですが、先の展開につながるであろう大きな出来事は発生しているので続きが気になりますね。
予告の映像もあえて核心的なシーンを避けて見せていたような気もしましたし…もう残すところ2話ですからね…衝撃に備えましょう!
…久しぶりに放送前に更新できた…って夜中もいいところですけど笑
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