感想文自由形。

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10月のプロレス観戦記②(満足が過ぎる4時間コース編)

回を重ねるたびに文字数が多くなって1記事では収まらなくなっていくプロレス観戦記です。

 

今回は10.23ゴッデスタッグリーグ開幕戦についてと10月の舞華さん、舞華さん以外で気になった選手について書いていきます。

 

立川立飛大会は4時間コースでしたからね…座面の小さい椅子だったので尻が限界でした笑

 

※カード紹介における選手の敬称は略

 

10.23 STARDOM 立川立飛アリーナ

この日はタッグリーグの開幕戦だけでなくIWGP女子の準決勝とフワちゃんのデビュー戦という盛り沢山の内容でしたので順に触れていきましょう。

 

横浜武道館大会でデビューすることが発表されてから話題になっていたフワちゃんの件ですが、個人的には大歓迎だったので当日はかなり期待していました。

 

やはりテレビの影響力というのは絶大なので世間にプロレス、スターダムが広まるいい機会ですし、過去の番組企画を見ると運動神経も良いのがわかっていたからです。

 

あとこれは前日に知ったのですが大学の後輩だったという!

(全然学年は被っていませんが)

 

とはいえ「ケガなくリングを降りて欲しい」以上の過度な期待はしないで見守ろう…くらいに思っていたのですが、入場した時点で完全にプロレスラーの風格を纏っていたので驚きましたね。

 

踏んでる場数が違うのでデビュー戦とはいえ実に堂々とした立ち振る舞いでしたし、ガウンを脱いだら身体もガッチリ仕上がってたので観客全員の期待値がグッと上がったのではないでしょうか。

 

そして蓋を開けてみたら試合っぷりも立派でしたからね…技数を絞ってその分精度を上げる練習を積んできたのがよくわかりましたし、相手の技に関しても臆せず受けきってましたからね。

 

会場の応援も振り返ってみればこの日一番の物だったと思います。

 

最後は負けてしまいましたが本人曰くまた試合をしたいということなので、どんな形で参戦するかはわかりませんが進化した姿を見れるのは非常に楽しみです。

 

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そして肝心のタッグリーグの開幕戦も濃いカードの連続でしたからね…いい意味で大会終了後はドッと疲れました笑

 

これ時間内で勝敗つくのかな?と思うような組み合わせが多かったもんで…これから続くリーグ戦への期待が高まる素晴らしいカード編成でした。

 

ただこの日印象に残ったのは試合はもちろんですが、選手たちの優れたセルフプロモーション力にも驚かされました。

 

タッグリーグに合わせた新コスチュームを用意してきた選手も多く入場から楽しませてくれましたが、最も驚かせてくれたのはmeltearの入場ですかね…どちらかの入場曲が流れるのかと思っていたら聞き覚えのない曲…と思ったら歌い出しましたから。

 

元よりアーティストデビューを掲げていた2人だったので「遂にやったか…」と思わず笑ってしまいましたね。

(嘲笑ではなく予想外のことすぎて笑うことしかできない、的なことです)

 

これこそ2人にしかできないことですからね…この世界観を突き詰めてどんな景色をみせてくれるのか非常に楽しみです。

 

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ただ、この日試合に勝ったのはmeltearではなくマフィア・ベラというのがまた面白い所なんですよね…こちらの2人もお揃いのコスが完璧にカッコよかったので、改めてプロレスラーにとって試合以外でも魅せることが如何に重要かというのを思い知らされました。

 

私自身もあまりの絵面の良さに思わず「かっけぇ…」と口にしてしまっていたのですが、後ろの方からも女性の声で「カッコいい~!」という声が聞こえてきたので殆どの方が同様の想いだったんじゃないかなと思います。

 

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そしてIWGP女子の準決勝2試合も壮絶でした。

 

映像でしか見たことなかったアルファ・フィーメルの規格外のデカさたるや…全身のタトゥーも含めて完全にモンスターで、女子であの迫力を出せる人は世界見渡してもいないでしょうね。

 

日常生活では到底お目にかかれないスケールの人間を見れるのもプロレスの楽しみの一つですからね…とはいえそれは男子に限った話だと思っていたので、女子のリングで観れるとは思ってませんでした。

(女子には男子にはない”華やかさ”を見れるのが肝だということです)

 

そんな相手にKAIRI選手がどう対抗していくかが見物でしたが、終始押されていたように感じました…それでも勝ったのがKAIRI選手というのがプロレスの面白いところですね。

 

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もう一方の準決勝、岩谷麻優VS林下詩美は約束された黄金カードでしたが、双方の特徴が出た良い試合でした。

 

フィニッシュはランニングスリーからのムーンサルト2連発でしたからね…アイコンのこれでもかと勝ちに行く姿勢に詩美選手が如何に相手を苦しめていたかがよくわかりました。

 

ただし最も痺れたのは試合後のベルトを巡るやり取りですかね…勝ち取るまでベルトに触れたくないという両選手の気持ちはわかりますが、ベルトを挟んで二人が視線をぶつけるシーンったらまあ絵になること絵になること…!

 

結果としてこのシーンが週刊プロレスの表紙になったワケですが、これを見越してベルトを持たせたのだとしたら見事な作戦勝ちですよね…考えたのは持ってきたロッシーさんなのでしょうか…でしたら相当の策士ですね笑

 

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週刊プロレス 2022年 11/9号

 

今月の”ベスト舞華”と”MKW”で〆!

では恒例の舞華さんのベストショットと”舞華さん以外で気になってしまったレスラー”を発表して〆させていただきます。

 

いつもと順序を変えて”MKW”から発表しましょう!

 

10月は岩谷麻優選手です!

 

ここまで選んでなかったのは不思議なくらいですが、後楽園・立川立飛の連戦での活躍っぷりといったら秀逸でしたからね…これぞ”STARDOMのアイコン”!

 

特に後楽園で見せたダイビング・フブキラナには度肝抜かれましたからね…一瞬何が起こったのかわからないくらいでしたから笑

 

合同興行で行われる初代IWGP女子決定戦でもすごいものを見せてくれると今から楽しみです。

 

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この写真、カッコいいが詰まっていてかなりお気に入りです。

(題して「光と影のアイコン」)

 

そして10月のベスト舞華はこちら!

 

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10.1武蔵野の森の入場シーンを切り取った1枚ですが、この堂々たる表情…まさに女帝の風格!

 

黒い背景にガウンの柄が映えているのも美しいですし、これは偶然ですけど赤いレーザーの残光もいいアクセントになっていると思います。

 

初めてのひめか選手との対戦を控えてどんな気持ちだったのでしょうか…この堂々とした姿を見ると観ている私の方が緊張していたかもしれないと思うほど落ち着いて見えます。

 

5STAR決勝の直前に私の想いとして「優勝しなければ意味がない」という趣旨の発言をしました。

 

その記事はコチラ

 

ですがこの日の素晴らしい試合を見せられたら、自分はなんて愚かなことを言ったんだと大いに反省しましてね…。

 

もちろん優勝できなかったのは悔しかったですけど、一番悔しいのは選手本人でしょうから余計なことをいうのは野暮ってものです。

 

それに結果よりも大切なことに気付いてしまったんですよね…とにかく舞華さんが元気にプロレスしてくれるだけで十分すぎるくらいに嬉しいということに。

 

過酷なリーグ戦を無事に完走してくれただけでも嬉しいですし、表彰式で喜んでいる姿を見れたら嬉しい…なんだかもう存在してくれているだけで嬉しいくらいの境地に自分の中で来ていたんですね、舞華さんが。

 

そんな存在がいてくれることに感謝しているので、結果は大事ですけどすべてではないんです。私にとっては。

 

ただ舞華さんが求める”結果”のために応援することに変わりはありませんので、11.3広島のビッグマッチには急遽ではありますが観戦することを決めました!

 

狙うタイトルは違いますが5.5福岡の悔しさを晴らす絶好のチャンスがこんなに早く来るとは思っていませんでしたので勝利を信じて行って参ります!目指せ赤の女帝!

(「赤の女帝」って相変わらずワードセンス高い舞華さん!)

 

久しぶりに大好きな広島に行けるのと舞華さんのビッグマッチということでこの大会だけで1記事書く予定です!

 

ということで長々とお付き合いいただきありがとうございました!また次回!!

 

10月の観戦記その①はコチラ

週刊プロレス 2022年 11/9号

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