まだまだ語る平ジェネFOREVER!
本日、仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER二度目の鑑賞に行って参りました。
すでに一度、感想記事を挙げていますが、まだまだ語り尽くせない感動がありますので第二弾をお届けしたいと思います。
感想記事その①はコチラ(ネタバレ注意)
※以下、内容のネタバレを含みますのでご注意ください。
現実?虚構?そんなのどうでもいいじゃない
2回目を観るに辺り、気にしていたのは作品内での世界戦や時間軸の動きです。
SNS上の感想を見ても設定がちょっと難しかった、という声をチラホラ見かけますし、私自身も初見では完全に理解できたと言えば…正直自信はありません。
なので今回は頭の中で目の前の事象を整理しながら見てみましたが、結論から言います。
「理屈なんてどうでもいい」んじゃないでしょうか!
(劇中の戦兎のセリフを引用させて頂きました!)
決して理解できなかったワケでは…ありません!
(バカだと思われたくない必死のアピールです笑)
ただ、途中から考える必要がないと、考える時間がもったいないと思ったんです。
仮面ライダーが活躍しているテレビの中の世界と、我々が暮らす現実の世界を行き来するだけではなく、時間も過去と現代を行ったり来たりするわけですから、大人でも混乱しますし、子供の内から理解するのは難しいはずです。
一度見ているからこそわかりますが、この平成ジェネレーションズFOREVERのテーマは「覚えている限り、仮面ライダーは存在する」という所にあります。
その作り手が伝えたいテーマが、見ている私たち観客に伝わればそれで充分なのです!
もちろん、論理のしっかりした話の方が見終わった後に変な疑問を残さずスッキリと作品を受け止められるかもしれません(そういう話の方が私も基本的には好きです)、ただこの映画に関しては仮面ライダーへの愛を感じられることができればそれで良いのです!
その証拠ではありませんが、劇中でも「理屈はどうでもいい」とか「現実とか虚構とかそんなの関係ない」という趣旨のセリフが飛び交います。
それを制作側からのメッセージと受け止め、難しいことを考えながら見るのを止めて見てみたら、1回目よりも感動できた気がします!
前回書き切れなかった感動ポイント
では、前回の感想記事では文字量が多すぎたので泣く泣くカットした感動ポイントについて触れたいと思います。
まずはやはり、歴代ライダーが子供の呼ぶ声に応えて登場するシーンですね。
最初に現れるのはゴーストとエグゼイドですが、二人の姿はもちろん、それを見て安心したのでしょう、笑顔になる子供の顔を見て涙しました。
ライダーは達は紛うことなきヒーローですから、そりゃ頼もしいことこの上ないですよね。
私は子供の頃、仮面ライダーがテレビ放送されていなかった「谷間の世代」ですが、あの子供たちに勝手に自分を重ね合わせてしまいました。
ピンチの時に駆けつけてくれる存在こそ、まさにヒーローですよね。本当にカッコいいです。
変わらぬ絆に涙
2~3人セットで順番にライダーが登場しますが、個人的には特にオーズとドライブの2人に感動しました。
オーズがベルトのタカメダルに触れて「アンク…」とつぶやくシーン、やっぱりこの2人の絆は特別ですね、FINALの時にも泣かされまくりましたが、今回もこの一言だけで存分に泣かせて頂きました。
またドライブも、「いくぜベルトさん!」と呼びかけるお馴染みのやり取りを見せてくれましたが、ここも本編を見ていると非常にグッときますよね。
同時に活躍するライダーの組み合わせが良いと、前回の記事でも書かせて頂きましたが、このオーズ・ドライブ組は個人的に思い入れの深い2人でもありますので、ただただ感動でした。
これは仮面ライダーの映画であり、兄弟の映画であり、私の映画である。
最後に、本作の主役と言っても過言ではないシンゴとアタルに関して。
この2人のストーリーは物語において超重要であると同時に、超感動させてくれる存在でもあります。
自分よりも身体が大きいとはいえ、弟のアタルを守るとするシンゴの姿はグッときましたし、全てが解決した後、兄弟が会話するシーンは最後の泣かせポイントでした。
改めてシンゴが行方不明にならなかった世界での、兄弟2人の仮面ライダーの思い出の写真が映ったところがあり、初回でもそのシーンで感動しましたが、2回目だと冒頭で映るアタル1人の写真でも泣けてくるんですよね。
特に始めは1人でジョーカーメモリを持っていた写真が、2人でちゃんとWの変身を再現できるようになっている所が特にグッときました。
この平成ジェネレーションズFOREVERは誰がなんと言おうと「仮面ライダーの映画」ですが、それと同時にシンゴとアタルの「兄弟の映画」でもあります。
そして、この物語を通して自分と仮面ライダーの繋がりを強くする「私の映画」でもあるのです。
別にエキストラとして出演したワケではなくても、一度でもライダーを好きだったことがある人全員の映画だと思うんです。
いつまでも、「私たちが覚えている限り、仮面ライダーは存在する。」
こんなに頼もしく、嬉しい言葉があるでしょうか。
2回目を見ても、やっぱり心に残るのは「ありがとう、仮面ライダー。」
この言葉以外にありません。
あと何回観に行こう…
初回ももちろん感動しましたが、2回目の方が緊張していなかった分より純粋に泣けた気がします。
わかっていても良太郎のシーンは泣けますしね。
やっぱり最後、モモタロスと良太郎が言葉を交わすシーンは反則です。
(見つめ合うところでBGMが消える演出、最高です!)
とにかく、本当に良いものは何度見ようが関係なく素晴らしいですからね!
これはもう仮面ライダー映画の、特撮映画のマスターピースと呼んで差し支えないでしょう!
気になる所が無いことはないです。Wパートもうちょっとじっくりやってほしかったとか。
ただそんなことが些細に思えるほど、心に訴えかけるシーンばかりですから。
観るたびに泣いてしまうと思うので大変ではありますが、何度でも観たい、本当に素晴らしい映画です!
お目当てのシートを手に入れることができましたが、まだまだ何度も観たいですね!
今回も中々の文字量になってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました!
まだご覧になっていない方は、もう一つの感想記事もどうぞ!
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