タイのアウェイゲームに行った際にその道中の日記のようなものを書いたら思いのほか多くの方にご覧頂いたということもありますので、これからも初めて行くような土地では観光日誌のような形で記録しておこうと思います。
ということで今回はザ イエローモンキーのライブで初めて訪れた福井県の旅の記録をお届けしましょう。
夜行バスに乗ってど早朝に福井に到着!
まずどうやって福井に向かうかギリギリまで迷っていたのですが、人生初の福井で恐らくコレが最後の福井になりそうなので、満喫する為に1番早く到着する夜行バスを選びました。
東京駅から出るバスですが、長い距離を走るということで3列シートだったので非常に快適でした。
というのも学生時代に4列シートの狭いバスで埼玉から北は北海道、南は大分まで移動したことがあるからです。
それに比べれば隣の人と密着しておらず、必要以上に気を遣わなくて良いのは非常に楽チン!
3列シートならば日本中どこでも行けるんじゃないかとまで思えるほどでした笑
とりあえず眠くなるまでAmazonビデオで「シンケンジャー」を観て、就寝モードに入ってからはすぐに寝られて、起きたらもう福井県!という感じだったので実に快適だったと言えるでしょう。
寝ている間に勝手に到着してるのが夜行バスのいいところですね。
ということで予定通り、朝6時すぎに福井駅に到着したのでした。
まずは福井駅周辺を散策!
ど早朝ですが、観光できる時間は限られているので今回の旅でライブの次に楽しみにしている恐竜博物館に向かう前に福井駅周辺を散策しました。
駅前から早速恐竜がお出迎えしてくれて、やっぱり「福井といえば恐竜なんだなぁ」とテンション上がりました。
首が長い方はフクイティタンという日本が初めて学名を付けた恐竜だそうです。
それから徒歩圏内にある福井城跡へ。
お城自体は存在せず、お堀と福井の名の由来(という説もある)井戸がありました。
まだまだ時間に余裕があったので駅を挟んで反対側にある北の庄城跡にも行ってみましたが、こちらは城の跡形もなく少し残念でした。
しかし、同じ場所に柴田神社という日本史を覚えるのが苦手だった私でも知ってるくらい有名な武将・柴田勝家に所縁のある神社がありましたので参拝しました。
めっちゃイカつい柴田さんのそばにはこちらも絶世の美女として有名なお市の方の銅像も。
思いのほか駅周辺に福井ならではのスポットがあって時間を有効活用できて良かったです。
ということでこれから本命である恐竜博物館へと向かいます。
ロマンが溢れて止まらない恐竜博物館
福井駅から恐竜博物館へはえちぜん鉄道という所謂ローカル線に乗って勝山駅まで行くワケですが、ずっとこのようなのどかな風景が続きます。
そして電車に揺られること1時間、勝山駅に到着しましたらここでも駅前に恐竜!
このポージングと奥にいるちっこい恐竜がやたらとシュールで博物館行きのバスを待つ間1人でずっとニヤニヤしてしまいました笑
そして遂にお目当ての恐竜博物館に到着したのですが…想像を遥かに超える楽しさで、こちらでも終始ニヤニヤが止まりませんでした笑
そこら中に骨格標本が並んでいて、こんな大きな生物が遥か昔には確かに存在していたんだなぁ…とジュラ紀に想いを馳せてしまうほどロマンに溢れていました。
見るだけではなく触ることもできる標本もあって、なんだか血が沸き立つ感覚と言いますか、妙な興奮を得られてわざわざ遠くまで来た甲斐があったもんです。
沢山写真を撮りましたので厳選したカットをいくつか…
「こいつ、動くぞ!」
(実物)に込められたロマン
なんて優しい顔をしてるんだ…
とにかくもうフォトジェニックな奴らしかいませんので興奮しっぱなしでした!
ちなみに入り口にいるこの恐竜博士ですが、どうしても一緒に写真を撮りたかったので見知らぬ紳士に頼んで撮ってもらいました笑
1人旅は誰にも気を遣わなくていいので好きなんですけど、こうして写真を撮る瞬間にふと寂しくなるんですよね…笑
迷った末に大仏参拝
当初は恐竜博物館にさえ行ければ満足!と思い何もリサーチをしていなかったのですが、調べてみると勝山には色々と気になるスポットがあることに気付き、急遽行くことにしました。
が、バスの都合やいい頃合いで会場に行かなくてはならないので中々思った通りに移動できず…。
本当であれば平泉寺というものすごく雰囲気の良いお寺に行きたかったのですが、到着した所でロクに回れないと判断し、越前大仏の参拝に切り替えました。
だが結果的にこの決断は大正解だったと思います。
私が訪れたタイミングでは他の参拝客が2組しかおらず、日本一大きいと言われる座り大仏の荘厳さをより感じることができたと思うからです。
非常に立派な大仏殿の中はとても涼しかったのもあり、なんだか別の世界に入り込んでしまったような感覚で少し怖さを覚えるほど。
あんな静かな雰囲気で参拝できることなんて滅多に無いと思うので、慌てて平泉寺を回るよりこちらを選んだのは正解でした。
遅めのランチは元祖ソースカツ丼
ここでようやく一緒にライブを観る友人と合流し、遅めのお昼ご飯を食べることになりましたが、福井名物らしいソースカツ丼発祥の店に行きたいというので付き合うことに。
というのもソースカツ丼ってぶっちゃけどこでも食べられるじゃないですか?
そして他の県でもソースカツ丼を名物にしてる所があるのを知ってるので正直乗り気じゃなかったのですが、訪れたヨーロッパ軒のソースカツ丼はカツの衣が薄く、ただのカツにソースをかけたものとは別物だったので美味しく頂けました。
まあ普通のソースカツ丼も美味しいっちゃ美味しいんですけどね笑
とにかく、わざわざ路面電車に乗ってきた甲斐がある美味しさでした!
そして怪しい外観のサンドームへ
どうやらヨーロッパ軒に行くために乗った路面電車でもライブ会場であるサンドームの側まで行けることがわかったので、鯖江経由ではなく路面電車で向かうことに。
所要時間は少し長くなりますが、わざわざ福井駅に戻るのも面倒でしたし、路面電車って「ザ地方都市」という感じがして好きなんですよね。
ということでサンドームの最寄りまでのゆるりと向かいまして、そこから徒歩で15分くらい歩くと会場に着くのですが、道中姿を現したサンドームの外観の怪しさったらもう笑
のどかな風景が広がる中にいきなりドン!ですからね。
建物の上の方だけを切り取ったらアダムスキー型のUFOにしか見えません笑
ヒーセもインスタで言っていましたが、その錆びたような色味も相まって巨大建造物感がすごくて非常に自分好みでした笑
そして開場間際に到着して少し涼んだ後、ライブを楽しんだワケですが…こちらの感想は別途
記事にしますのでお楽しみに。
弾丸ツアーでしたが福井最高でした!
終演後、ライブの余韻に浸りながら帰る道中は暗く、カエルの鳴き声が響いていて自分の田舎を思い出しました。
そしてメガネで有名な鯖江から福井に戻って帰りのバスが出るまでのわずかな時間で美味しいものを食べながら乾杯し、この旅は予定通り、いやそれ以上に楽しめたんじゃないでしょうか。
フラッと入ったお店にあった謎のメニュー「鯖のへしこ」を「鯖のヘレン」と読み間違って注文しかけましたが笑
…やっぱり「へしこ」だとわかっていてもこの書き方だと「ヘレン」に見えますよね?笑
まあそんなことはさて置いて、かなり限られた時間ではありましたがやりたい事をやり尽くした福井の旅でした!
地方を1人でフラつくのは2016年のイエローモンキー復活ツアー以来でしたが非常に楽しかったです!
またいつか、ライブなどをキッカケに行ったことのない土地を訪れる機会があったらこんな感じで旅の記録をお届けしたいと思います!
ということでまた訪れることがあるかはわかりませんが、福井最高でしたー!ザウルスー!
※このキャラクターは亀ではありません。多分恐竜です。たぶん。
ライブの感想記事はコチラ
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