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ザ イエローモンキー「GRATEFUL SPOONFUL」ツアー 6/11 横浜アリーナ♦︎ セトリ&感想

6/11に神奈川は横浜アリーナにてザ イエローモンキーの全国アリーナツアー「GRATEFUL SPOONFUL」が行われました。

 

初めての関東圏での公演であり、会場もこれまでと比べ非常に大きくメンバーも”特別な会場”と口にする横浜アリーナですので同じ♦︎公演といえど、どんなライブが観れるか楽しみでしたが、思っていた通りこの日じゃないと見れないものが沢山あったライブとなりました。

 

2019/06/11

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR「GRATEFUL SPOONFUL」

横浜アリーナ

1.この恋のかけら
2.ロザーナ
3.熱帯夜
4.砂の塔
5.Breaking The Hide
6.聖なる海とサンシャイン
7.Tactics
8.天国旅行
9.Changes Far Away
10.JAM
11.Balloon Balloon
12.SPARK
13.Love Homme
14.天道虫
15.バラ色の日々
16.悲しきASIAN BOY
EC1.Titta Titta
EC2.太陽が燃えている
FC3.SUCK OF LIFE
EC4.I don't know

 

私自身のセットリストは静岡の初日以来2度目でしたが、いい具合に曲目や曲順を忘れていたので新鮮な気持ちで楽しむことができました。

 

のテーマは「華やか」ということでしたが、改めて思ったのはイエローモンキーにしか作れない、演奏できないといったような彼ら「ならでは」の曲が中心になっているということです。

 

イエローモンキーの魅力は挙げればキリがなく、それぞれに思い入れが違うと思うので一概には表せませんが、個人的には沢山の魅力を持ち合わせた”唯一無二”感が最たる魅力だと思っています。

 

曲調だけでもストレートなもの、壮大なもの、不穏なもの、セクシーなもの…とこんなに多くの引き出しを持っているバンドはあまりいません。

 

それぞれ「SPARK」「JAM」「聖なる海とサンシャイン」「Tactics」と現状でしか聴けない曲に当てはめることができます。

 

そんなイエローモンキーにしか奏でられないロックを堪能できるのセトリはやっぱりいいな!と改めて思いました。

 

楽しみ方は人それぞれとはいえ…

今回のツアーはMCが少なめなので、その中でも毎度どんなことを話してくれるのか楽しみにしていますが、この日は「熱帯夜」終わりの最初のMCから「楽しい時間はあっという間だぞ!」とまるで終盤に言うようなことを話していました。

 

「この恋のかけら」の歌詞にもありますが時間というのは有限です。

 

与えられた時間をどのように過ごすか、というのは自分次第ですから「とにかく楽しめよ!」というロビンからのメッセージだと個人的には受け止めました。

 

が、この日のライブでの一部の観客の「マナー」が問題視されていたようですね。

 

別に人の楽しみ方にケチをつけるつもりはありませんが、ライブはアーティストと観客が一体となって作るもの…行き過ぎた行動が批判されてしまうのも仕方がないところはあります。

 

なので問題視されていた行為に対しての私の持論を述べておきます。

 

散見されたのは「天国旅行」での歓声のタイミング問題。

この曲の最大の魅力は個人的に演奏の「静と動」の2面性にあると思うので、演奏に静かに耳を傾けるのが一番曲を感じられると思っています。

 

ギターやキーボードのソロは見せ場で最も輝きを放つ瞬間ですから、その姿に思わず歓声を上げたくなる気持ちはよくわかります。

 

ただこの曲に関しては間違いなく「聴かせる」曲なので、溢れそうな気持ちをグッと堪えて抑えつける感覚を楽しむのがベストなのではないでしょうか。

 

それとあまり問題視はされていないかもですが「SUCK OF LIFE」での「抱いてー!」。

あれは先日の大阪で初めて聞きましたが、個人的には面白かったので全く気になりませんでした。

 

ただ面白いのは最初だけであって、マネをしても全く面白くないです。

あの無音になるタイミングを狙って何かを言うのは完全に自己中心的な行為ですからね。

 

ハッキリ言ってしまうとメンバーはみんなイヤモニをしているので一人の人間の声は殆ど聞こえていないと思うので、伝えたいことがあればファンレターでも送ったほうが確実だと思います笑

 

そして最後に「太陽が燃えている」で手渡しされたバラに関して。

 

個人的にはバラとロビンの組み合わせが最高でしたので、渡した方はかなりのファインプレーだったと思います。

 

ロビンも自ら手を伸ばしていましたから全く問題ないでしょう。

 

ただ、これを真似して今後の公演でやるのは超絶寒い行為なので控えてほしいとも思います。

 

今回は偶然性があったので盛り上がりましたが、それが予定調和になったらどうでしょう?

花道のそばに花を持った人がいたら沢山いたらどうでしょう?

 

まあそんな状況になったとしてもロビンは花束を手に取ることはしないと思いますが…。

 

KISSのライブでブラジャーを投げるといったような予定調和が楽しいパターンも当然ありますが、このバラに関してはこの日この瞬間だから盛り上がったんです。

 

なので真似する人が増えないことを願います。

 

はアニーの日!と勝手に認定!

堅苦しい話をしてしまいました!

切り替えて楽しかったことに戻りましょう!

 

大阪に引き続きこの日もメンバーはみんな楽しそうでしたね。

 

静岡の初日でも思いましたが、のアニーはとにかく絶好調な気がします。

 

楽しそうにしている瞬間が多々見受けられますし、アンコール明けでロビンがふざけてヒーセのベースを受け取ろうとしているのを見てオフマイクにも関わらず笑い声が聞こえるほど爆笑していました笑

 

また「Love Homme」でロビンがやり出した謎の「ジメジメ♪」も終演後にやり出したり…今のところのみにある挨拶もありますし勝手にはアニーの日だと思っています笑

 

ここに新たな名言が誕生しました!

このツアーではどのセットリストでも披露される「SUCK OF LIFE」は毎度ライブのハイライトと言っても過言ではないほど盛り上がりますが、この曲の最中に新たな名言が生まれました。

 

今バンドの活動が楽しくて仕方がないことや現状の有難みをMCで話していましたが、この日ついに「THE YELLOW MONKEY is My LIFE.」と言い切ったんです。

 

先日の大阪でも「イエローモンキーを心の拠り所にして」と言った非常に覚悟のいる発言をしていましたが、ハッキリとバンドが人生だと言ってくれたのは嬉しいことこの上ありません。

 

別に言葉にしなくてもバンドへの愛は伝わっていますが、こうして言ってくれると改めて嬉しいものです。

 

これは2日目の話になってしまいますが、同じ事を言っていたので本人も思うところがある言葉だったのでしょう。

 

私もイエローモンキーは人生と同義と捉えていますので、同じ気持ちなんだな、と思うと本当に嬉しいです。

 

バンドもライブも”生き物”です

ということで、いつもとは一風変わった感じでお届けした聖地横アリ公演初日の感想でした。

 

同じ曲を同じバンドが演奏しているにも関わらず、静岡とは全く別物に感じたのでこうして変化を感じられるのもツアーの醍醐味だと改めて思いました。

 

ライブの楽しみ方にしても、周りの迷惑にならないことであれば何してもいいじゃん!と個人的には思います。

 

バンドはどんな時だって最高のパフォーマンスを見せてくれます。

それをより素晴らしいものにするかは我々オーディエンス次第。

 

みんなで作るライブであるということをもう一度思い出して、みんなが笑顔で会場を後にできますように…。

 

最後に一言。

「人様に迷惑とコーヒーはかけちゃいけない」

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