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ザ イエローモンキー「GRATEFUL SPOONFUL」ツアー 8/3 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ♦ セトリ&感想

平成から令和と、時代を跨いで行われているザ イエローモンキーの全国ライブツアー「GRATEFUL SPOONFUL」の公演が宮城はセキスイハイムスーパーアリーナで開催されました。

 

トランプの4つのマークごとに異なるセットリストが用意されているという変わった試みで行われているツアーですが、この日はの最終日ということでツアーはまだ中盤にも関わらずなんだか不思議な雰囲気でしたね。

 

2019/08/03

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR「GRATEFUL SPOONFUL」

セキスイハイムスーパーアリーナ

1.この恋のかけら
2.ロザーナ
3.熱帯夜
4.砂の塔
5.Breaking The Hide
6.聖なる海とサンシャイン
7.Tactics
8.天国旅行
9.Changes Far Away
10.JAM
11.Balloon Balloon
12.SPARK
13.Love Homme
14.天道虫
15.バラ色の日々
16.悲しきASIAN BOY
EC1.Titta Titta
EC2.太陽が燃えている
FC3.SUCK OF LIFE
EC4.I don't know

 

私自身はこれで通算3回目の参戦でしたが、やっぱりこのパターンは緩急自在で”イエローモンキーにしか鳴らせないロック”が聴ける日だと思っているのでとってもお気に入りです。

 

ツアーはまだ中盤とはいえのパターンは最後ということでファイナルのような雰囲気もあるような不思議なライブでしたが、メンバーもオーディエンスもハイテンションで私が見た中では最高のでした。

 

披露する曲目は同じとは言え、静岡での初日とは受ける印象が全く違います。

 

緊張感もありつつ程よく力も抜けていて、そのバランスがライブを重ねる毎に良くなっているといいますか…これまでで一番素晴らしいパフォーマンスだったのではないでしょうか。

 

それに宮城で、東北でのイエローモンキーはやっぱりちょっと違うんです。

 

常に「今が最高」

いきなり終盤のMCの話になってしまいますが、一期一会、その日その瞬間にしか見れないライブを心掛けているという話をしていました。

 

それって口にするのは簡単ですが、そう簡単に実行できるものではありません。

 

でもこの日を含めてこれまで見てきたライブで全く違う印象を残してきているワケですからね…だから何度も見たくなってしまう。

 

たとえ冗談でもそうでなくても、自分の口から「イエローモンキー最高でしょ?」なんてそう言えるものじゃないです。

 

これは常々思っていますが、彼らは復活してから常に”最高”を更新し続けています。

 

結成30年を迎えようとしているバンドがですよ?

 

楽曲のクオリティや演奏力は勿論、見た目だって今が一番カッコいいです。

 

改めて自分はそんな奇跡みたいなバンドのファンである事を誇りに思います。

 

明日は明日の風の中を飛ぼうと決めた

では印象に残ったシーンや楽曲について触れていきましょう。

 

は前置きなく流れの中で始まる「JAM」が印象的ですが、この日の「JAM」はなぜか中学生の時に聴いて、衝撃を受けすぎて眠れなくなってしまった時のことを思い出しました。

 

もう15年以上も前の話なんですけどね…当時感じた儚さや切なさといったやり場のない、これまで感じたことのないような気持ちでいっぱいになって眠れなかった夜…思えばそこからイエローモンキーに夢中で、その愛はどんどん大きくなっているなんて…これも凄いことですよね。 

 

そしてこの日の個人的ハイライトは「バラ色の日々」です。

 

前奏の熱いMCから入っている上に「長い鎖につながれても」を「長い鎖を引きちぎっても」と歌っていたりと、いつも以上に気持ちが入っていたように感じました。

 

このフェイクは映像や音源では聴いたことがありましたが、実際に聴くのとでは全然違いますね。

 

鎖に繋がれていようがいまいが、つまりどんな状況に置かれていようが大切なのは自分の心持ちということでしょうか…このフェイクで元々あるメッセージ性が更に深まりました。

 

この曲は復活してから何度聴いたかわかりませんが、こうして新しい気持ちになれるとは…ここでも有言実行っぷりに痺れました。

 

この日ならでは?のできごと

最後にこの日ならでは!と思ったことについて書いていきましょう。

(私がこれまで観た限りでの話です!)

 

まずは「太陽が燃えている」では恒例化しつつあるお客さん弄りですが、この日はなんとロビンが眼鏡を奪って掛けるという!笑

 

そのメガネ姿が思いのほか似合っていて会場は湧いていましたが、私は心の片隅で「メガネ取られちゃった人、裸眼でちゃんとロビンの顔見れているのかな?」と心配してしまいました笑

 

自分のメガネを掛けているロビンの姿なんて人生を9回くらいやり直しても見られる可能性がないくらいの貴重な光景ですからね…それほど度の強くない眼鏡を掛けていたことを願います笑

 

そして「悲しきASIAN BOY」のラストでメンバーがステージの中央に集まるお馴染みですが最高の光景ですが、この日はロビンがアニーの後ろに立つという珍しいポジショニングでした。

 

これは個人的に初めて見ましたが、めちゃくちゃカッコよかったですね。

 

以前にも書いたことがありますが、狭いフレームに4人が収まる瞬間が堪らなく好きなんです。

 

その新しいパターンが見れるとは…ホントあっさりとコチラの想像を超えてきます。最高としか言いようがありません。

 

とにかく最高に光り輝くでした

最後に、の恒例としてアニーの一言で締めるというのがありますが、そこに至るまでにステージを駆け回っているアニーの姿を鶴ちゃんを含むメンバーが並んで見守っていたのが微笑ましかったです。

 

いつもは誰よりも早く裏に引っ込んでしまうロビンもすっかりお馴染みとなってきているアニー主導のバンザイ?にも茶々を入れていたりして、よっぽど楽しかったのでしょう。

 

ハッキリいって座席はかなり後方で恵まれた席ではありませんでしたが(ヒーセ曰く廣瀬側、廣瀬通りの遙か後方のスタンド)、そんなこと微塵も感じない最高のライブでした。

 

冒頭にも書きましたが、こののパターンはお気に入りの構成だったのでもう観れないと思うと寂しいです。

 

しかしツアーはまだ続きます。

 

1週間も経たぬ内に黒いマークのパターンがお披露目になりますから、そこでもまた”最高にかっこいいイエローモンキー”が見れることでしょう!

 

ということで最高以外の言葉が見つからないライブの感想でした!

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