今回もスターダムの話です。
本当はもう少し色んな試合に行った後に更新する予定でしたが、どうしても1つの記事にしておきたい話があるので書いていきます。
そう思い立ったのはなぜか、4.29大田区体育館のビッグマッチで気持ちが昂りすぎて急遽も急遽、5.5福岡国際センターに行ってきてしまったからなのです!
福岡には何度もサッカーやライブを観に行っているので個人的に珍しい出来事ではないのですが、まさかプロレスを観るためだけに行くことになるとは思いませんでした笑
それでは福岡に行く理由になったから始めましょう…
行くしかなかった理由
雨の4.29大田区体育館の注目は何といってもシンデレラトーナメントの決定戦ですが、それはまたの機会に書くとしましょう。
この日のメインに行われた朱里対ひめかの赤いベルトの王座戦こそ、福岡行きを決めた理由だからです。
結果としてはひめか選手がこれまで閉じていた引き出しを開けまくって凄まじい試合を展開したにも関わらず、現王者・朱里選手が堂々の防衛をしました。
が、最高にかわいい新コスチュームに加えて並みの選手ならとっくに音を上げそうな強烈な技の数々で王者を追い詰めたひめか選手の戦いは本当に素晴らしかった。
(それを受けきった朱里選手も素晴らしい!)
そして、あれほど出し切っても勝てなかったひめか選手の姿を見て思ったんです…「故郷でのビックマッチのメインでタイトルに挑戦する推しの姿を見届けない理由なんてあるか?」と。
推しが故郷に錦を飾る晴れ舞台…もちろん出来ることなら観に行きたいと思ってはいましたがGW最終日の福岡まで行くのはさすがにやりすぎだろ…と思い当初はPPV観戦する予定でした。
ですが、過去からの因縁や直近のシングル戦での戦績、パートナーの悔しい敗戦、凱旋など様々な要因を踏まえると舞華選手が勝つ姿しか見えなくなりましてね…となると行くしかないワケです。
そして大田区での各選手の奮闘ぶりにテンションが上がっていた私は、帰りの電車の中でいつも一緒に観に行く友人と安く福岡まで行ける航空券を探していました笑
(「マジで行く?」と確認したら友人も即答してくれたのも大きかったです笑)
これぞまさにスターダム・ハイってやつですかね…オタクの行動力極まれりって感じですね笑
完成した自作のアレ
そしていざ福岡乗り込むぞ!という話の前に、もう一つ行きたくなった理由について話しましょう。
前回の記事でにおわせしていましたが、今後舞華選手を推していくことを決めた私は遂に自作の応援グッズを仕込んでいたんですよ!
本来ならばリングサイドで観れる山梨大会に合わせて作るつもりだったんですが、それまでに2回観戦の予定があるので善は急げと、実は大田区大会の前に完成させていたんです。
それがこちら!
これが…
こうなって…
こう!!!
お手製のボードや団扇を持っているファンの方は多く見受けられますので、どうせなら今までに無いものを作りたい!と思い布にアクリル絵の具で手描きしました!
(布なら畳めるのでかさ張らないという点も考量しています)
作業時間は4時間くらい…もっと大きい布に絵を描いたこともあるので、それに比べれば大変な作業ではありませんでした。
デザインにどれくらい時間を掛けたかは忘れましたが…
・なるべく選手名が大きくなるように
・漢字主体の「和」を感じられるテイストで
・(個人的に好きな色でもある)舞華カラーの赤を取り入れる
くらいしかコンセプトを決めずにデザインを始め、ただ名前だけドン!では面白くないなぁと思っていたところで彼女の目指す「スターダムの女帝」という最高のキーワードがあることを思いついてからは一瞬で完成しました。
配置に関しては既視感を覚える人がいるでしょう…私の人生に影響を与えた作品であるエヴァのタイトルです笑
エヴァの記事はコチラ
こうして作った”応援布”を大田区にも持参していったのですが、当の舞華選手は3人タッグのガントレットマッチでの途中出場だったため、なんと登場するなりリングに向かってダッシュ!笑
なのでカバンから出す間すらなく、この日はお披露目できませんでした。
が、物事を都合よくとらえるのが得意で勝手に運命感を演出するのが好きな私はこう考えたのです…「どうせ出すならタイトル獲って名実ともに”女帝”になる日が最高のシチュエーションだろう!」と。
めちゃくちゃ都合イイ思い込みですが、これも福岡行きを後押しした理由なのは間違いありません。
いざ、福岡。
そして迎えた当日…昼過ぎの便で向かったため観光の時間なんてものはなく、食事も会場近くの吉野家で済ませたというマジでプロレスを観に行くためだけに福岡まで来てしまいました。
(帰りに実物大のνガンダムができたばかりだったのを思い出して少し後悔笑)
正直に言いましょう…私にとってはメインこそが全てだったので、それまでの試合はいつもより集中して観れてなかったです。
岩谷選手が団体初のグランドスラムを達成し、福岡が地元のFWCがタイトルを奪回し、会場も盛り上がったところでいよいよメインが始まるわけですが、プロレス観戦をしていて初めての緊張というものを味わってですね…。
多分色んな感情から来る緊張だったのでしょう…どんな入場をするのか、新コスチュームだったりするのだろうか、自分の応援に気付いてくれるか…ただ一番大きかったのは「2戦連続で凱旋勝利があるのか」という疑問だったかもしれません。
(かなりの強敵ですが、上谷選手に勝つであろう!という考えだけは揺らいでません!)
プロレスファンという生き物は先の展開を予想するのが大好きですから、試合前に余計な詮索を重ねに重ねまくるものです。
(ほとんどの人がそうですよね?笑)
先述しましたが舞華対上谷の歴史を振り返ると、去年のシンデレラトーナメントの決勝で舞華選手は敗れているので、同じ組み合わせのメインで再び敗れることはないだろう…と私は考えていました。
ただ「2戦連続で地元の選手が勝つ」という展開もないだろうと予想していたこともあったので、これまで描いていた勝利のイメージが少し揺らいでしまったんです。
だがしかし、そんな不安は舞華選手が入場した時点ですべて吹っ飛びました。
これは…勝った!
プロレスファン歴は長いですけど現地観戦歴は浅いので、これまで見たどの選手よりもド派手な入場をかましてくれまてテンション爆上がりでした…神輿って!笑
扇子振り回して踊り狂ってる姿が最高すぎて、これだけで福岡まで来て良かった…と確信しましたね。
(入場から盛り上げることができるのもレスラーとして大事な要素です!)
加えて新コスチュームだし、これはもう完全に私がイメージしてた”舞華が勝利する”展開そのものなんですよ。
そして手にしていた扇子に書かれていた”女帝”の文字です。デザインに採用して良かった!
遠目の席だったので応援布には気付いてもらえませんでしたが、そんなことはどうでもいいんです…またしても都合の良い解釈で「この日出すために作ったんだ!」と運命感じてました笑
そして極めつけにはガウンを脱いで露わになった新コスの配色が赤白黒ときたもんだ!
(でもってこの新コスが色々すげーんだ…!)
偶然にも私のデザインと完全一致で「やはり舞華推しになったのも福岡に来たのも運命!」と最高に盛り上がった状態で試合を迎えました。
※公式よりお借りしました。ホント最高。
この試合を絶対に忘れない
試合はそれぞれのスタイルをぶつけ合う好勝負で、常人ではタダじゃ済まない攻防の連続…お互いに認め合うライバル同士だからこそできる素晴らしいものでした。
(エプロンに放ったパワーボムは会場に響いた音が聞いたことない完全にやばい音だったのでマジでヒヤヒヤ…)
もちろん舞華選手の勝利を信じていましたが、上谷選手が素晴らしい才能の持ち主であるのは重々承知してますからね…途中からは勝敗よりもできる限り長くこの戦いを見ていたと思っていたフシもありました。
私が舞華選手を好きなポイントに受けっぷりの良さがありますが、彼女が相手だからこそ上谷選手も全力をぶつけられるんでしょうね…本当に素晴らしいライバル関係だと思います。
(このレベルの戦いをできる2人がキャリア3年弱というのが恐ろしい…)
結果として舞華選手は敗れてしまいましたが、これまで無敵のフェニックス・スプラッシュだけでは彼女を倒せないと思ったのでしょう…まさかの450…ファイヤーバード・スプラッシュを引き出したのは舞華選手が相手だったからに他なりません。
なので試合が終わった当日の夜までは悔しくてヤケ酒かっ食らいましたが、時間が少し経った今では敗れたとは言え、あの素晴らしい試合をした舞華選手が誇らしくて仕方がありません。
そしてこうも思うのです、「いつか本当の”女帝”になるまで応援し続けよう」と。
プロレスで悔しい思いをすることになるなんて想像もしていなかったですが、こんな気持ちになったのも現地で応援したからなので、願っていた展開にはなりませんでしたが本当に福岡まで来て良かったです。
だってこの悔しさがあるからいつか舞華選手がチャンピオンになった時の喜びが特別なものになるのは間違いないから。
スターダムを見始めた当初は迷いに迷っていましたが、沢山いる選手の中から舞華選手を1推しに決めて本当に良かったです。
いや、決める運命だったんでしょうね、きっと!
これからも熱く推していきます!
ということで、推しへの愛が限界突破して勝手に運命感じちゃってる限界プロレスオタクの日記でした笑
結局何が言いたかったかというと、「やっぱり推しは1人に絞った方が楽しい」「マジで悔しくなるくらいプロレスは、スターダムは熱い」ってことです!
これまでプロレスラーの方は万遍なく尊敬の対象でしたが、今回の福岡遠征を通じて、舞華選手は私にとって本当に特別なレスラーになりました。
ただそれが私にとっては舞華選手であるという話で、一生懸命に推せば誰だって、何だって特別な人、モノになるはずです。
こんなに熱くなれるプロレスもといスターダムの魅力がもっと広がるといいなと切に願います。
しかし…これまで浦和レッズとイエローモンキーに色々捧げてきましたが、まさかこの歳でプロレスにも捧げることになるとはなぁ…人生何があるかわかりませんね笑
”舞華推し”になった経緯はコチラ
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