感想文自由形。

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スターダム11.3広島サンプラザの悔しさを忘れない。

11.3に行われたスターダム広島ビッグマッチを振り返る記事その②です。

 

先の記事では一人旅の模様を綴ったのですが、今回は大会の模様を振り返っていきます。

 

が、大会全体のことではなく舞華さんの試合にのみフォーカスし、試合を通じて感じた思いを改めて書いていきます。

(大会に関する話は月末に!)

 

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舞い降りたビッグチャンス

5STAR GPで現チャンピオンの朱里選手を下したことで決まった赤いベルトのタイトルマッチでしたが、この流れというのはプロレスでは王道の展開ですよね。

 

ただこの流れで挑戦者がベルト奪取した事例って記憶にないのでかなり厳しいよな…というのがどうしても頭の片隅に浮かんでしまうのがプロレス脳の悪いところです。

 

しかし、舞華さんがタイトルに挑むのを応援しない理由がないですし、余計な邪念は入場する姿を見て一瞬で吹き飛びました。

 

いつも以上に堂々とした立ち振る舞いに、大一番に合わせて髪型に変化を付けてくる自己プロデュース力はさすがの一言に尽きます。

 

正直に言いますとその姿があまりにも頼もしく、そして美しくて涙が出てきてですね…5.5福岡で悔しい思いをしたことが今日こそ報われて欲しいと願うだけで声援を送れないのがこんなにもどかしいと思ったことはありません。

 

沢山の魅力的な選手の中から熟考した上で”舞華推し”になってからまだ半年と少ししか経ってないのに、私の中でこんなにも心を揺さぶる存在になっていたとは…改めて一途に応援することの大切さを教えてもらったと同時に、彼女を応援することにして良かったと確信しました。

 

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「勝負の世界は結果がすべて」とはいえ…

試合は力と力のぶつかり合いで最高峰の王座戦に相応しい激しい戦いでした。

 

しかし結果は敗戦……またしても悔しい思いをすることになりました。

 

同じことをやっても同じように勝てないのがプロレスですから、何か新しい要素を加えていくことがタイトル奪取のためには欠かせません。

 

5.5福岡でのそれは新コスチュームで今回は新技だったワケですけど、中盤に繰り出したのがもったいなかったかもしれませんね…垂直に落とす強烈な技だったのでフィニッシャーになり得る技だと思いましたが…。

 

届きそうなところにまで来ているのに届かない…一体あと何回悔しい思いをすればベルトに届くのか…私からすればチャンピオンに必要な要素を持ち合わせていると思うので正直わかりません。

 

ですが、見ている側の想像を超えるすごいことをやってのけた時こそ、シングルのベルトを巻く時なのでしょう。

 

ただ、わからない中でも一つだけわかることは、いつかチャンピオンになる日まで舞華さんを応援し続けるということだけです。

 

勝負事ですから結果がすべてで、負けてしまっては何の意味もないのかもしれません。

 

でもやっぱり、この悔しさを糧にもっと強くなった姿が見れたらどんなに嬉しいだろうと期待してしまうのを止められないんですよね、ファンは。

 

一番悔しいのは負けた本人なのですから、見ているだけの自分が悔しさを引きずっても仕方ないのでこうして記事にしたことでスパっと切り替えていこうと思います。

 

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初めての感情をありがとう

今回の遠征で思い知らされたのは”推しの存在がついに理屈を超えてきた”ということです。

 

元々行くつもりはなかったのに急遽プロレスを観に行くためだけに弾丸で広島まで行ったのもそうですし、長い観戦歴で凝り固まったプロレス的な考えを入場だけで一変させてしまうなんて並みの存在ではできないですよ。

 

プロレスには”予定調和”な部分がどうしてもありますが、そんなものをすっ飛ばして希望を持たせてくれるってすごいことだと思うんですよ…頭で考えるよりも気持ちの方が上回って自然と涙が出る感覚は人生でも初めての経験でした。

 

考えるよりも先に身体が動いてしまう的なことはサッカー見てたらしょっちゅうあることでしたが、それとは似ているようで違うんですよね。

 

映画やドラマを見て感動するのもそれまでの積み重ねや感情の機微を丁寧に追ってきたプロセスがあるから泣けるのでそれとも違います。

 

プロレス的なセオリーで言うと勝つ確率は低いかもしれないけど、この人ならそんな慣習をぶち壊してくれるんじゃないか…そう思わせる説得力をあの日の舞華さんに見れたことはこれからも応援していく上で貴重な財産になりました。

 

5.5福岡では悔しい思いを、11.3広島では理屈を超越する想いを…これまでの人生で他の誰も与えてくれなかった感情を与えてくれた舞華というプロレスラーのなんと偉大なことか。

 

何度でも言いますが、この素晴らしいレスラーの努力が報われチャンピオンになるその日まで…頂いたもののお礼をする心づもりで応援し続けます。

 

5.5福岡、11.3広島…次はいつどこで忘れられない戦いを刻んでくれるのか…これからも舞華さんを追いかけてタイトルマッチには日本のどこであろうと駆けつけることを決めました。

 

最後に。

あえて5.5福岡と同じ記事タイトルにしましたが、次は「~の歓喜を忘れない。」という記事を書きたいですね…!

 

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5.5福岡の記事はコチラ

広島一人旅の記事はコチラ