ご存じでしたか?2月19日は日本記念日協会が定めた”プロレスの日”であるということを。
なんでも日本で初めてプロレスの試合が行われた日だからとのことらしいですが…今回書いていきたいのはその2.19に我が地元・埼玉県は所沢市にSTARDOMがやってきた!という話です!
東京都と隣接しているがために埼玉県で興行が行われることは珍しく、その暁には必ず観戦に行こうと心に決めていましたが、まさか地元オブ地元の所沢で大会が開催されるとは!
こうなりゃ女房を質に入れてでも行くしかない!ということで最前列のチケットを買って当日を楽しみにしていたのですが、蓋を開けてみたら想像を遥かに超える最高のプロレス体験になりました!
ではどうして”プロレスの日”に”我が地元・所沢”で行われた大会が最高だったかというのを書き綴っていきます!
本当にこんなところから観てイイんですか??
会場となったのは東所沢駅からちょびっと歩くと唐突に現れる異質感満点で何度近くを通っても慣れることがないでおなじみのサクラタウン!笑
ただし実際に試合が行われるのはこの不気味な建物ではなく隣のホールでした。
今回取ったチケットは地方大会には珍しく設定されていたScenic Seatだったのですが、ステージ上っていったいどんな感じなのかな…と思って入場してみれば、これがトンデモナイ席!
ステージとリングが密接しているので文字通り目の前にリングがあるという他の会場ではありえないような超激熱シート!しかもコーナーが目の前にあるという個人的には一番の特等席!
眼前にはどのような光景が広がっていたかというと…はいドーン!!
こんなもの見せられたらテンション爆上がりで試合開始前からツレと一緒にだいぶはしゃいでしまいましたね…しかも直前になって声援OKとなったこともあって「これは約束された神興行…」なんて思っていましたが、始まってみてすぐに考えを改めました。
これは一生に一度しかないかもしれない超神興行だと…!
まるで映画を観ているような…
第1試合はレディ・C対吏南…まず最初にヤバいと思ったのは照明が抜群に良いということ!
そもそも新しい施設であり、ライブも行える会場だからでしょうかリングにだけ照明がバチっと当たる最高に見やすい環境!
加えてありえない至近距離から見える景色の迫力と言ったらまるで映画を観ているようでした。
リングと同じ高さ、そしてコーナー目の前という位置でないと味わえないこの画角…写真で見返してもとんでもないです。
その上「レディ行け!」と声援を送れば「がんばるよー!」と返事が返ってくるというなんとも応援しがいのある素晴らしいシチュエーション!
第1試合から楽しすぎてどうにかなりそうでしたが、とんでもないことはこれからもまだまだ続くのです…!
目の前に広がる夢のような…
本当にコーナーが目の前ですから声を掛けたり手を振ったりするとみんながレスをくれるんですよ…日頃はリングから離れた場所、または映像で観ている選手が目の前にいるだけでもワクワクするのにありがたいことです…その分目に焼き付けるか写真に収めるかの葛藤に苦しみましたが笑
それと、コーナーで控える選手も目の前にいすぎるので試合中の選手ではなくそっちばかり気になってしまうという嬉しい悩みもありましたけど笑
では写真と共に振り返っていきましょう!
ゆなもんの未知の強豪感…カッコいいんだか面白いんだかよくわかりませんが、このレスラーが視線をぶつけ合う雰囲気を体感できたのは本当に貴重でした。
同じコーナーにいてここまで違う表情をしているとは…この日も一番の声援を集めていたのは月山選手でした。
これもまたリングにそばにいたからこそなのですが、たむ選手と朱里選手が対峙した時にたむ選手が小さく「久しぶりだな」と呟いてから強烈なエルボーを放った時にはゾクッとしましたね…あれは本当に近くじゃないと聞こえなかったんじゃないかと思います。
ゴージャスすぎるマライア…まず入場時に目の前を通り過ぎて行ったのですが彼女に釣られて諸手を上げて奇声を発してしまいました笑
驚くべき頭身の高さで彼女だけを観ていると「ここは日本か?」と錯覚しそうになりました…ガッツリ地元にいるにも関わらず笑
この至近距離で撃たれたら即死…AZM選手もありがとうございます。
AZM選手と言えばコーナーに下がって痛がっている時の体勢がクセでしばらく見ちゃいました笑
写真には納めてませんが優雅に手を振り返してくれた詩美選手はロイヤルでした…。
そういえば思い返すとこれが一番レア体験だったんじゃないかな…と思うのはQQの旗に思いがけず触れてしまったことですかね。
それ以上でも以下でもないのですが、なんか嬉しかったです笑
最高潮のままメインへ
そしていよいよ迎えたメインはDDM対大江戸隊。
先に入場した大江戸隊は地方大会にも関わらず全員ガウン着用でスゴイ迫力。
からの待ちに待ったDDMはいつものように向正面にもシャッターチャンスをくれて有難い限り。
トライアングルダービーが続いていたので10人タッグマッチは久しぶりでしたが、勢ぞろいした時の華やかさはやっぱり素晴らしいものがあります。
声援解禁されてからよりイキイキしているように見えるテクラ選手
女帝、所沢に降臨。
ひめか選手の先発でスタートした試合は場外を広く使った大乱戦。
ナツコ選手に連れられて舞華さん階段から落とされてましたからね…近くで観れた人羨ましい…というのはさておき、凶器攻撃も交えてボコボコやられてましたね、DDM。
リングに戻ってからも1対5くらいの勢いで大江戸隊の総攻撃をひとりで舞華さんが受け続けてましたが、ひめか選手のアシストを受けて最後は必殺のみちドラⅡでフィニッシュ!
見事DDMが勝利しましたが、試合内容に私の思う舞華さんのプロレスの魅力が詰まっていて最高でしたね…相手の技を受けて受けて受けまくって最後に跳ね返す!というとっても”らしい”最高の試合でした。
舞華さんの勝利はいつ見ても嬉しいものですが、自分の地元で最愛の推しが勝利する…こんな最高なことはありません!
そしてメインで勝利したということは締めのマイクが待っているワケですが、これがまた素晴らしかった!
ファンからすると全く予定していなかったひめか選手の引退発表を受けてから初めてのDDM勢ぞろいだったワケですが、もしかしたらこれが最後になってしまう可能性もある…当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなってしまうという現実を受け入れられなくて私も記憶を失くすまで酒を飲んだ日もありました。
ですがファン以上に辛いのは一緒に戦う仲間の方であり、特にパートナーである舞華さんが誰よりも辛いに決まってます。
でも表にはそんな素振りは出さなかったので立派だなと感心していたのですが、この日は思いが溢れたようでほとんど泣きそうになってましたね。
(ご本人が泣いてないと言うのでそういうことにしておきます笑)
それを観て私ももらい泣き”しそうに”なってましたが同時にホントのところを垣間見れたようで嬉しくもありました。
まさか地元でこんな素晴らしい光景が観られるなんて…滅多にお目に掛かれないシチュエーションの連続に始まり、舞華さんの活躍も存分に堪能することができて文句なし、最高のプロレス体験でした!
また所沢に来てくれるその日まで
ということで、あまりに最高すぎたので特別に1記事でガッツリ大会を振り返ってみました。
”2.19プロレスの日”に”地元・所沢”で”舞華が勝利”と今後揃うことはないであろうシチュエーションだったのでこれは記録に残しておかないといけない!と思い書き綴ってみましたが、改めて本当に素晴らしい1日でした。
これまで何度も書いてきましたが、舞華という選手はどこまで好きにさせれば気が済むんですかね…何事も自分に都合よく捉えてしまう人間なので、心底楽しみにしていた地元での大会で大活躍してくれたらもう堪りませんよ笑
(あまりにも勘違い野郎がすぎるので何を思ったかは敢えて言うまい!笑)
兎にも角にも、舞華さんが言ったようにこれまでは当たり前だと思っていた時間がどれも特別なものになります。
残された時間を大切に…後悔ないようにこれからもガッツリ応援していこうと心に決めた忘れられない大会になりました!
またいつか所沢に来ることを楽しみに…さらば!
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