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映画「コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道」感想~懐かしさの中にある新しさを発見

新作映画に向けて慌てて復讐!(復習!)

いよいよ今週末、「コードギアス」の完全新作が公開されます!

 

それに合わせて新作に至る物語を復習しておくために3部作を借りてきました!

 

テレビシリーズはもう放送されてから10年以上経つんですよね。

ギアスはアニメにハマるきっかけになった作品ですから、言い換えると自分をオタクにした作品ということになります笑

 

当時はハマりすぎて録画した放送を各話最低でも3回は見直していたほどです。

 

そんな思い出深い作品の完全新作となれば見ない手はありません。

今日の日付が変わった瞬間に公開初日のチケットを確保しましたので、それまでに3部作を復習しておきたいと思います。

 

あ、見出しのダジャレの事はスルーしてください笑

 

押し寄せる強烈なノスタルジー

テレビシリーズを再編集した本作ですが、とにかく全てが懐かしすぎました!

 

リアルタイムで見ていたのはR2からなので、慌てて追いかけた1期の記憶が曖昧だったのもありますが、懐かしすぎて逆に新鮮な物を見ている気分でした。

 

思えば日本が占領されて植民地化されてるかなり攻めた設定ですよね。

今放送してたらかなり物議を醸しそうです。

 

得に懐かしかったことを挙げるとすると、FLOWのオープニングや作中の固有名詞ですね。

 

CODE GEASS COMPLETE BEST (コードギアス コンプリートベスト) (DVD付)

 

劇場版用の新曲だったら盛り下がるな―と思った所におなじみのあの曲だったのでテンション上がりました!

 

グラスゴーなどのナイトメアフレームの名前や七聖剣と言った名前も完全に頭から抜け落ちていたので「こんなのいたなー!」と1人で盛り上がり、ギアスが相手に決まった時のバンクも懐かしすぎでした笑

 

どんな作品だったのか思い出すのが最大の目的だったので、完璧にそれを果たしてくれる作品だったと思います。

 

それと同時に、当時では思わなかった、気付けなかった感想を持つこともできたのでかなりの収穫でした。

 

改めて気付くギアスの面白さ

当時はただただ面白い!としか思っていませんでしたが、改めて見ると何がどう面白いのかをちゃんとわかってみることができるようになっていました。

 

まずどん底から這い上がる復讐劇という構図が面白いですし、キャラクターの造形なども全く古く感じさせない魅力があります。

 

初期で言うと強敵に対し、貧弱な戦力を戦術だけで勝っていくのも爽快感があって観ていて気持ちいいです。

 

相当ヒットした作品なのでフォロワーが沢山現れてもおかしくないのですが、大量発生していないのはどう頑張ってもギアスを上回れないことがわかっているからではないでしょうか。

 

一番大事なポイントだと思ったのはキャラクターの説得力です。

 

ルルーシュを傑出したカリスマに見せるための知力や 皇帝の圧倒的な支配力など、茶番のように見えてしまっては全く作品にのめり込むことができません。

 

演説や講釈、扇動のシーンが他のアニメに比べ沢山出てくるのはそれらを印象付けるためだと思うのですが、印象的なセリフが大変多く、これはマネするのは難しいと思いましたし、マネしても上回ることができないからこそ、フォロワーがいないのだと思いました。

 

何と言っても魅力的なキャラクター

話もそうですが、キャラクターの造形も素晴らしい。

 

ルルーシュは今でいう俺tueee!の走りのような感じかと思っていましたが弱みを見せるシーンが多くて非常に人間らしい所が魅力なんだと改めて気付けました。

 

その知力が最大の武器だと思っていましたが、今思うと一番優れているのは演技力というか、自分を強く見せる所に特化しているんですよね。

 

ヒトラーが演説の上手さでのし上がっていったのと同じようなことだなと、ルルを見て思いました。

 

また、登場する女性キャラの殆どが自立していて強い所もイイですよね。

C.C.は勿論、カレンやコーネリアなど、強い女性が多く登場します。

 

こういうタイプのキャラクターが大好きなのは、もしかするとギアスのせいかもしれません笑

 

 

 思えば初めて「萌え」を感じたのはC.C.でした笑

コードギアス 反逆のルルーシュR2 C.C.つままれストラップ

 

完全に起承転結の「起」でした

限られた尺に収めるために仕方がないのですが、流石に唐突に感じる場面は多かったです。ルルがギアス得る所やスザクがランスロットに乗る所、黒の騎士団結成など重要なシーンだからこそ余計にそう感じたのかもしれませんが。

 

ただ3部作の始めとしてはこんなもんだと思います。

なによりも物語を復習することが先決ですからそれでいいのです。

 

こうして1記事書けるくらい沢山の事を思い出せましたし、改めて見ると序盤のギアス連発もったいないなーとか、ゼロの格好ってよく見たら怪しすぎるとか2週目ならではの楽しみ方もできました。

 

G・E・Mシリーズ コードギアス 反逆のルルーシュR2 ゼロ

この衣装とヘルメットを自前で揃えたと思うと微笑ましいです笑

 

劇場公開当時は「再編集なら見なくていいやー」とスルーしていましたが、めっちゃいいところで第一章が終わるってしまったので、まとめて観るのが正解だと思ったので我ながらナイス判断でした。

 

第二章からは物語がテレビシリーズとは違う展開に進むそうなので非常に楽しみにしております!

 

ということで明日は叛道の感想をお送りしますのでお楽しみに!

 

 

コードギアス 反逆のルルーシュ? 興道(セル版)

 

第2章「叛道」の感想はコチラ

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 第3章「皇道」の感想はコチラ

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