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吉井和哉 UTANOVA~吉井和哉とduo MUSIC EXCHANGE~ セトリ&感想

去る2020年7月27日、渋谷はduo MUSIC EXCHANGEで行われました吉井和哉初の弾き語りライブ「UTANOVA~吉井和哉とduo MUSIC EXCHANGE~」に参加して参りました。

 

ファンクラブ会員限定でキャパシティもソーシャルディスタンスを守るべく108人に絞られた超が付くプレミアムなライブでしたので、まさか自分が当選するなんて…。

 

コロナ禍における久しぶりのライブで初めての試みとなると多くの方が行きたい!と切望したことでしょう…なので行きたくても行けない人の分も楽しまねば、感じねばと始まる前は感じたことのない緊張感がありましたが、吉井さんがステージに登場した瞬間からすべて吹き飛び、最初から最後までトコトン楽しみ尽くすことができました。

 

少しでも多くの方にこの日のライブのことを伝えられたらと思いますので、覚えている限りのことを書き記していきたいと思います!

 

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2020/07/27

UTANOVA~吉井和哉とduo MUSIC EXCHANGE~

1.TALI
2.Lovers On Backstreet
3.聖なる海とサンシャイン
4.CALL ME
5.球根

6.NAI
7.Creep(Radiohead)
8.薔薇と太陽(kinki kids)
9.BELIEVE
10.LOVE&PEACE
11.HEARTS
12.FLOWER
EC1.WEEKENDER
EC2.My Foolish Heart

 

全編弾き語りということでどんな曲を披露するかもわからない中だったので、どの曲が始まっても新鮮な気持ちで受け止めることができました。

 

本人曰く「何をやるかは決めていない」とも言っていたので、まさに今このステージで歌いたい曲が並んでいるのではないでしょうか。

 

実際譜面の順番通りに弾くのではなく、ページを飛ばしているところも見受けられましたので。

 

人前で披露するのに自信のない曲もあったようで、演奏前に「できないかもしれない」と吐露してから始めた曲もありました。

(「そんなミュージシャンいるか」と笑っていました笑)

 

ただイエローモンキーでもソロのライブでもバンドメンバーと一緒に演奏するのが常ですので、1人で、ギター1本で紡がれる曲たちは新鮮であり、より”生の吉井和哉”を感じられたので大変貴重な機会に立ち会えたことを心から幸せに思います。

 

…終始着席でしたけどね笑

 

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※座席にはこの日のライブに関するお願いと、duoのスタッフさんのメッセージカードが。

 

覚えている限りのMC集!

さて、一体何から書けばよいモノか…この日は1曲を終える毎にチューニングをしながらMCがあったので普段のライブとは比べ物にならないくらい沢山喋ってくれたので。

 

とりあえず覚えている限り、話してくれた内容を書き出していきましょうか。

 

話した順番までは覚えていられなかったのでご了承ください。

 

・今日のMCの内容は全部紙に書き出してきたようで、そのメモに忠実に話していたようですがのっけから「この会場がある所はホテル街で昔よく来ていた。渋谷か新大久保のホテルを利用することが多かった」「セックス依存症なのでホストかバンドマンになるしかなかった」と下ネタからのスタートで「なんでこんなこと話してるんだろう」と自問自答して苦笑いしていました笑

 

・そのホテル街にいるコールガールがよく手を振ってくれたという話の流れから「Lovers~」に入りました。

 

・普段バンドで演奏することを一人でやる大変さが改めて身に染みたようで、何度もイエローモンキーとナポリタンズの有難みを口にしていました。

 

・この日の服装について。黒地に大きめの八角形がいくつも散りばめられた一見チンピラ風の柄シャツを着ていましたが「これでスキンヘッドにしたら松山千春」「もしくはビートたけし」と自ら称していました。その後何度かたけしの動きをモノマネしていました笑

 

・「弾き語りをする人はよくチューニングしながら話せるなあ」なんて言いながらギターにカポを嵌めていましたが、このカポはAmazon'sチョイスで買った物だそうで「アマチョイ」と呼んでいるそうです。

(このカポがものすごく硬いと不満?を言っていました)

 

・今日演奏する曲は厳密には決めていないらしく、どの曲も譜面を見ながらの演奏でしたが、ページの順番通りに弾いてはおらず、数ページ飛ばしているのも見受けられました。

 

・途中から椅子に座っての演奏でしたが、椅子はみかんスタジオから持ち込んだものだそうで、2007年に山梨に引っ越した時から各所を転々として今はやっとみかんスタジオに落ち着いたそうです。この椅子に座って多くの曲を作ったとも話していました。

 

・この日はスッピンで本人曰く「ステージでは初めて」とのこと。「みんなもマスクで隠れている部分は手抜きになってない?」的な問いかけがある中「オネエの方がいいかも」と突然のオネエ口調になり笑いを誘っていました。自然と開いていた脚を少し閉じたあたり、さすがなりきるのが得意だなと思いました笑

 

・「薔薇と太陽」を演奏する前に「出来ないかもしれない」と正直な気持ちを吐露。その直後に「そんなミュージシャンいるか」と苦笑いしていました。

 

・チューニングをしながらさだまさしの「関白宣言」の一節を歌い出したと思ったら「オレより後に~イってはいけない~♪」と本人も失笑レベルの替え歌笑

(これも用意してきたものらしいです笑)

 

・最近の気になることとしてある日本車の名前が引っかかると…それはトヨタの新型SUV”ヤリスクロス”。「よくこの名前でOKしたよね。ヤリスってどういう意味?英語?」「なんか違うこと想像しちゃう」「略したらヤリクロかな?ランクルみたいに」と言って笑っていました。

(私も同じこと思っていたので勝手に親近感笑)

 

・「このコロナ禍は戦争のようなものだと思っている」と独自の解釈をしていました。「ワクチンのことを調べても怖い情報ばっかり出てくる」「皆さんは吉井和哉というワクチンを接種してくれたら」と結んでいました。

 

・「これ言っても良いよね?」とどこかで見ているであろう青木さんに尋ねましたが姿が見えなかったようでそのまま「本当は4月の東京ドーム公演の後にソロのライブを準備していて会場も押さえていた」ことを話してくれました。

 

・「BELIEVE」を演奏した後にこの日使っているギター”マーチンの18”を紹介したのですが、「BELIEVEもこのギターで作った」という話をして「やる前に言えば良かった。各自で順番入れ替えて」と笑っていました。

 

・「気持ちよくなると失敗する」と口にした後にこの言葉が気に入ったらしく「これは座右の銘にしよう」的なことを言っていました。

(個人的にも「一寸先は闇」の非常にわかりやすい解釈として良い言葉だと思います)

 

・「バンドでやるライブはセックスだと思うけど弾き語りはオ〇ニー」とド下ネタを言ったと思いきや「斉藤〇義はオ〇ニー好きだから」と仲が良い故の強烈なイジリが笑

(これは言っちゃだめだよと釘を刺されましたが書いてしまいました笑)

 

・「これからも弾き語りは続けていきたい」「やるほどに良くなっていくから今日と比べて上手くなっていくところを見てほしい」「ちなみに次の開催も決まっていて、お父さんの命日に赤羽の今日よりもっと狭いライブハウスでやる」と宣言。

 

・イエローモンキーの普段のやり取りの話になり「ヒーセが近頃アニーに年寄り扱いされるのを嫌がっている」「ヒーセも昔に比べて声も小さくなったし食も細くなった」「年を取って食が細くなるのは食道が細くなるから」とヒーセいじりが激しかったです笑

 

・結局この日は椅子の側に置いてあった3本のギターの内1本しか使わず、アンコール待ちしている時もローディーさんがそのギターのチューニングを直してくれたのをわかってて敢えてそのギターを使わない素振りをするというボケをかましていました。

 

ふー…とりあえず覚えている限りのことを書きました!

 

※言葉はあくまでも私が感じたニュアンスですのでご了承ください。

 

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※入場前にはもしものことが起こった際のことを考えて連絡先の登録が義務付けられました。徹底した安全管理には頭が下がります。

 

特に印象的だった楽曲について

お次は楽曲について書いていきます。

 

どの曲も普段とは全く違うアレンジ(当然ですが)なので聴き慣れた曲も違った印象に聴こえました。

 

なのですべてが印象的なのですが、特に印象的だったものをいくつか紹介します。

 

まず「球根」ですが、途中で入るシャウトがいつもよりもだいぶ長く、少し声がひっくり返りながらも息が続く限り伸ばしていたのにはまさに魂を感じました。

 

あの叫びにはきっと色々な想いが込められていたんじゃないんですかね…私が感じただけなのでその真意はわかりませんが、文字通り心の震えた瞬間でした。

 

そして「BELIEVE」での一幕なのですが、基本的に譜面を見ながらの演奏だったのですが、この曲の2番のサビだけはまっすぐ前を見据えて歌っていたんです。

 

「あなたの心に届くように叫び続けてたい」「永遠に魂に刻まれるように叫び続けてたい」

 

これまで何度も聴いてきた曲ではありますが、今日ほどこの歌詞が胸に刺さったことはありません。

 

これが今、吉井さんが最も私たちに伝えたいことなんじゃないかな?と思い感動でした。

 

本編最後に披露された「FLOWER」について。

 

先述したように、常に譜面に目をやっていたので歌詞を間違えることはなく普段は頻発するフェイクもほとんどありませんでしたがこの曲では「どんな色?星はどう?」の「どんな歌?星はどう?」と歌っていました。

 

これもまた今だからこそ伝えたいことだったのではないでしょうか…文脈として見ると意味は通らないかもしれませんが、そんなことよりも「歌」という言葉の持つパワーを感じられたと言いますか…泣きながら聞いていたので私の情緒が不安定だったのもあると思いますが、とにかく印象的でした。

 

本当にありがとうございました!

そして、この日特に印象的だったのは1曲終える度に見せる笑顔でした。

 

久しぶりに人前で歌える喜びを噛みしめているようでもあり、納得のいく演奏ができなかったことへの苦笑いのようでもあり、普段のステージではあまり見られない素に近い表情が沢山見れた気がします。

 

スッピンだったということもありますが、これまでとは比べものにならないくらい吉井さんの存在を近くに感じられたと言いましょうか、マイクを通さない声が聞こえたり、リズムを取る足音が聞こえたり、ふとももをパシッと叩く音が聞こえたりと”生の音”が聞こえたのでよりそう感じたのかもしれません。

 

ミスした悔しさから地団駄踏んだり、椅子の背もたれに思いっきりのけ反る姿なんて普段のロックスター然とした姿からはかなり遠い姿ですからね…改めてとても貴重なものを観させていただきました。

 

撮影をしていた横山マサトさんのカメラに向かって思いっきりピースサインをしたりしてもいましたね。

 

終始着席したままで歓声も上げられないというこれまでにないシチュエーションで行われたライブでしたが、だからこそ客席にも一体感があり、そんな不思議な空間を敢えて楽しむ姿勢を吉井さんが見せてくれたことで本当に素晴らしい時間になったと思います。

 

「ライブがないと生きていけない」と話していましたが、これは吉井さんやスタッフの方たちだけではなく、私たちにも全く同じことが言えます。

 

この先何が起こるかわかりませんが、恐れているだけでは何も変えることはできません。

 

不安定な現状においてこの日のライブを開催してくれた吉井さん、スタッフさん、ライブハウスに改めて心からの感謝を。

 

何人お客さんを入れられるかもわからなければ、無観客になるかもしれない…だけどどんな形になろうと11月からの公演はやりきると言った言葉を胸に、これからも吉井さんの、イエローモンキーの音楽と共に生きていこうと思いました。

 

ということで、非常に長くなりましたが最後までご覧頂きありがとうございました!!

 

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