感想文自由形。

自分で見たもの、聞いたもの、やったこと、あらゆる体験の感想文を自由気ままに綴っています。

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER 感想その②

まだまだ語る平ジェネFOREVER!

本日、仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER二度目の鑑賞に行って参りました。

 

すでに一度、感想記事を挙げていますが、まだまだ語り尽くせない感動がありますので第二弾をお届けしたいと思います。

 

感想記事その①はコチラ(ネタバレ注意)

www.good-by.com

 

 

※以下、内容のネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

現実?虚構?そんなのどうでもいいじゃない

2回目を観るに辺り、気にしていたのは作品内での世界戦や時間軸の動きです。

 

SNS上の感想を見ても設定がちょっと難しかった、という声をチラホラ見かけますし、私自身も初見では完全に理解できたと言えば…正直自信はありません。

 

なので今回は頭の中で目の前の事象を整理しながら見てみましたが、結論から言います。

「理屈なんてどうでもいい」んじゃないでしょうか!

(劇中の戦兎のセリフを引用させて頂きました!)

 

決して理解できなかったワケでは…ありません!

(バカだと思われたくない必死のアピールです笑)

 

ただ、途中から考える必要がないと、考える時間がもったいないと思ったんです。

 

仮面ライダーが活躍しているテレビの中の世界と、我々が暮らす現実の世界を行き来するだけではなく、時間も過去と現代を行ったり来たりするわけですから、大人でも混乱しますし、子供の内から理解するのは難しいはずです。

 

一度見ているからこそわかりますが、この平成ジェネレーションズFOREVERのテーマは「覚えている限り、仮面ライダーは存在する」という所にあります。

 

その作り手が伝えたいテーマが、見ている私たち観客に伝わればそれで充分なのです!

 

もちろん、論理のしっかりした話の方が見終わった後に変な疑問を残さずスッキリと作品を受け止められるかもしれません(そういう話の方が私も基本的には好きです)、ただこの映画に関しては仮面ライダーへの愛を感じられることができればそれで良いのです!

 

その証拠ではありませんが、劇中でも「理屈はどうでもいい」とか「現実とか虚構とかそんなの関係ない」という趣旨のセリフが飛び交います。

 

それを制作側からのメッセージと受け止め、難しいことを考えながら見るのを止めて見てみたら、1回目よりも感動できた気がします!

 

f:id:writer_A:20181226165922j:image

 

前回書き切れなかった感動ポイント

では、前回の感想記事では文字量が多すぎたので泣く泣くカットした感動ポイントについて触れたいと思います。

 

まずはやはり、歴代ライダーが子供の呼ぶ声に応えて登場するシーンですね。

 

最初に現れるのはゴーストとエグゼイドですが、二人の姿はもちろん、それを見て安心したのでしょう、笑顔になる子供の顔を見て涙しました。

 

ライダーは達は紛うことなきヒーローですから、そりゃ頼もしいことこの上ないですよね。

 

私は子供の頃、仮面ライダーがテレビ放送されていなかった「谷間の世代」ですが、あの子供たちに勝手に自分を重ね合わせてしまいました。

 

ピンチの時に駆けつけてくれる存在こそ、まさにヒーローですよね。本当にカッコいいです。

 

仮面ライダージオウ DXクウガライドウォッチ

 

変わらぬ絆に涙

2~3人セットで順番にライダーが登場しますが、個人的には特にオーズとドライブの2人に感動しました。

 

オーズがベルトのタカメダルに触れて「アンク…」とつぶやくシーン、やっぱりこの2人の絆は特別ですね、FINALの時にも泣かされまくりましたが、今回もこの一言だけで存分に泣かせて頂きました。

 

またドライブも、「いくぜベルトさん!」と呼びかけるお馴染みのやり取りを見せてくれましたが、ここも本編を見ていると非常にグッときますよね。

 

同時に活躍するライダーの組み合わせが良いと、前回の記事でも書かせて頂きましたが、このオーズ・ドライブ組は個人的に思い入れの深い2人でもありますので、ただただ感動でした。

 

これは仮面ライダーの映画であり、兄弟の映画であり、私の映画である。

最後に、本作の主役と言っても過言ではないシンゴとアタルに関して。

 

この2人のストーリーは物語において超重要であると同時に、超感動させてくれる存在でもあります。

 

自分よりも身体が大きいとはいえ、弟のアタルを守るとするシンゴの姿はグッときましたし、全てが解決した後、兄弟が会話するシーンは最後の泣かせポイントでした。

 

改めてシンゴが行方不明にならなかった世界での、兄弟2人の仮面ライダーの思い出の写真が映ったところがあり、初回でもそのシーンで感動しましたが、2回目だと冒頭で映るアタル1人の写真でも泣けてくるんですよね。

 

特に始めは1人でジョーカーメモリを持っていた写真が、2人でちゃんとWの変身を再現できるようになっている所が特にグッときました。

 

この平成ジェネレーションズFOREVERは誰がなんと言おうと仮面ライダーの映画」ですが、それと同時にシンゴとアタルの「兄弟の映画」でもあります。

 

そして、この物語を通して自分と仮面ライダーの繋がりを強くする「私の映画」でもあるのです。

別にエキストラとして出演したワケではなくても、一度でもライダーを好きだったことがある人全員の映画だと思うんです。

 

いつまでも、「私たちが覚えている限り、仮面ライダーは存在する。」

こんなに頼もしく、嬉しい言葉があるでしょうか。

 

2回目を見ても、やっぱり心に残るのは「ありがとう、仮面ライダー。」

この言葉以外にありません。

 

f:id:writer_A:20190125174527j:image

 

あと何回観に行こう…

初回ももちろん感動しましたが、2回目の方が緊張していなかった分より純粋に泣けた気がします。

 

わかっていても良太郎のシーンは泣けますしね。

やっぱり最後、モモタロスと良太郎が言葉を交わすシーンは反則です。

(見つめ合うところでBGMが消える演出、最高です!)

 

とにかく、本当に良いものは何度見ようが関係なく素晴らしいですからね!

これはもう仮面ライダー映画の、特撮映画のマスターピースと呼んで差し支えないでしょう!

 

気になる所が無いことはないです。Wパートもうちょっとじっくりやってほしかったとか。

 

ただそんなことが些細に思えるほど、心に訴えかけるシーンばかりですから。

 

観るたびに泣いてしまうと思うので大変ではありますが、何度でも観たい、本当に素晴らしい映画です!

 

f:id:writer_A:20181226165732j:image

 

 

お目当てのシートを手に入れることができましたが、まだまだ何度も観たいですね!

 

今回も中々の文字量になってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました!

 

まだご覧になっていない方は、もう一つの感想記事もどうぞ!

www.good-by.com

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER 感想

仮面ライダー愛する人による、愛した人の為の作品

公開初日の昨日、朝一番の時間に見て参りました。

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」

 

f:id:writer_A:20181223185159j:image

 

予告編だけでも涙腺に来てしまうほどで大きな期待をしていた反面、主立った情報解禁が一向にされないことから不安も少しありましたが、仮面ライダー映画の歴史に残る傑作だったのではないかと思います。

 

予告でも言われていた仮面ライダーを愛してくれたあなたへ」という言葉の通り、これまで平成仮面ライダーを好きだったことが一度でもある人にとっては心に響く内容でした。

 

それも制作側も仮面ライダーへの、作品の愛を持って取り組んでくれたのだろうと、素直に感じられたからだと思います。

 

途中から涙が止まりませんでしたし、観終わった後に色んな事に対しての感謝が溢れた作品はこれまでなかったかもしれません。

 

ということで感動した点を感謝と共に書き記していきたいと思います。

 

※以下、作品のネタバレ要素を含みますので、これから鑑賞される方はご注意下さい。

(映画を見終わってからまた見に来て下さると嬉しいです笑)

 

まだ見ていない人は予告編のことを綴ったこちらの記事をお楽しみください。

www.good-by.com

 

 

 

 

ありがとう、仮面ライダービルド。

まずは前作、仮面ライダービルドチームへの感謝を。

 

改めて彼らには”あるべきヒーロー像”というものを見せつけられました。

特に戦兎のカッコよさと頼もしさったらないです。

 

本作は仮面ライダーの存在が虚構に過ぎない」と定義されてしまいそうになる世界で、人々の記憶や想いから復活していく様子が描かれていますが、戦兎に言わせれば「虚構だろうが何だろうがそんなことはどうでもイイ」というスタンスを崩さないんですよね。

 

それは目の前にある真実や、自分が守るべきものを守れればそれだけでイイと、見返りを求めないヒーローの、正義の本来の姿のように思いました。

 

この信念、彼の強さが伝わり、ビルド本編では作られたヒーローから始まった戦兎が、今となっては完璧なヒーローとして存在していることが嬉しかったです。

 

万丈との関係も相変わらずのベストマッチぶりでした。

まさか「万丈がバカである」ことが今作の鍵になるとは思いませんでしたが笑

 

メタ的なネタが許される世界でビルドの一海なのか、キバの音也なのかと言われたカシラもいい味出してました。

 

幻さんとのやり取りも相変わらずで、ホントこの人たちはブレないです笑

 

とにかく、私の好きなビルドを見せてもらえました。

ありがとう、仮面ライダービルド。

 

 

仮面ライダービルド公式完全読本 (ホビージャパンMOOK 968)

 

ありがとう、仮面ライダージオウ

次は主人公である仮面ライダージオウ

 

ソウゴは夢である王様になるために行動している側面が強いので、認識としてはまだ”変わった性格の持ち主”というのが正直な所でしたが、本作で彼は私の中で完全にヒーローとして認識できるようになりました。

 

自分たちの本来の世界に戻ってきたソウゴからすれば、放っておいても仕方のない違う世界の出来事だったにも関わらず、わざわざ救おうとしてくれた時、彼は私のヒーローになりました。

 

元々仲間のことを考えられる優しい性格の持ち主だとは思っていましたが、そこに責任感が伴ってくれば、紛うことなきヒーローです。

本作でソウゴのことをより好きになれました。

 

ゲイツもしっかり活躍してくれました。

真面目な分、ギャグシーンで彼の存在は映えますよね。記憶を失った状態のツクヨミを監視している所やクジゴジ堂改めモジモジ堂でのおじさんとのやり取りは笑えました。

 

ウォズが「地球の本棚」を使用することできたのはただただ不思議でしかありませんでしたが笑

 

ともかく、お祭り的な本作でも立派に存在感を発揮していた仮面ライダージオウにも感謝です。

 

f:id:writer_A:20181223185229j:image

 

特典はこのシートでした。全種類欲しい!

 

 

ありがとう、仮面ライダー電王

そして本作最大のサプライズを起こしてくれた仮面ライダー電王

 

恥ずかしげもなく言いますと、故障して不安定だったタイムマジーンを突如現れたデンライナーが助けたところから泣きそうになってました笑

 

映画を見る前に、誰もが期待していたことがあると思います。

それは今回、特別な扱いをされているクウガ、電王、Wのキャストが出演してくれるのかどうか。

 

どう考えても難しいのはわかっていますが、どうしても期待だけはしてしまいます。

 

Wのライドウォッチが風麺のマスターから渡された時点でWに関しては難しいと悟りましたが、電王に関してはまだ可能性を捨てきれていませんでした。

 

だから、はじめから変身した状態で現れた時はやっぱり難しかったか…と諦めかけました。

 

でもアナザー電王を倒した後、変身解除された足元が映った時点でもう涙が溢れてましたね。

 

ついに、野上良太郎が、佐藤健仮面ライダーに帰ってきてくれたのですから。

(この一文を書きながら思い出して泣いてます笑)

 

良太郎の顔がスクリーンに映った瞬間の劇場のどよめきは凄かったです。

こんな経験はこれまでしたことがありませんでした。

 

残念ながらウラタロスが憑依した状態だったので全員集合とはなりませんでしたが、良太郎とイマジンたちが一緒のフレームに映っているのを再び見れる日がくるとは…目と鼻から水がとめどなく溢れました笑

 

言葉の端々から感じるイマジン達の良太郎への熱い信頼がただただ嬉しく、そして何より最後のモモタロスの言葉がすべてでした。

 

言葉を交わす前にしっかりと2人が見つめ合いますが、あの”間”の取り方は絶妙でしたよね。

 

ほんの数分、本当に短い時間ではありましたが、良太郎が仮面ライダーに帰ってきたという事実、期待に応えてくれたことが何よりも嬉しかったです。

 

できればウラも一緒に並んでいる所が見たかったですけど、これ以上は望みすぎだと思うので何も言いません!

本当にありがとう、仮面ライダー電王。ありがとう、良太郎。

 

(ウラに憑依したままだったのはレジェンドが簡単に出演できない理由としてよく言われている「現在のイメージとの乖離」を避けるための最大限の配慮だったのではないかと、自分では勝手に思っています)

 

f:id:writer_A:20181223185406j:image

 

良太郎のことはパンフレットにも掲載されていない徹底っぷり。すごいです。

 

ありがとう、レジェンドライダー

 佐藤健の出演はもちろん最高に嬉しい出来事でしたが、電王以外のレジェンドライダーに関しても本人の声が聞けたのは嬉しかったです。

 

特にアギト、龍騎、ディケイド、ゴーストは新たに収録してくれていました!

 

たとえ声だけでも、今の彼らに触れることができるのは本当に嬉しいです。

 

折角登場しても姿しか見られないのと、ライブラリーとはいえ声が聴けるのは天地の差がありました。

 

ここでも相当頑張ってくれたんだなーと思うと、制作には感謝しかありません。

 

それぞれのライダーの活躍も観ることができ、変な話、興奮で脇汗すごかったです笑

 

挙げるとキリがありません…クウガのバイクアクションは単体になりますが、ファイズアクセルとカブトのクロックアップ、キバとウィザードの逆さづりなど、同時に見せるにしても組み合わせが工夫されていて痺れました。

 

 あの連続の戦闘シーンは一生見ていても飽きないでしょうね笑

 

f:id:writer_A:20181223185505j:image

 

この構図最高にかっこいい…私の行った劇場はグッズの取り扱いが少なかったのでまた買いに行きたいです。

 

最後にもう一度。ありがとう、仮面ライダー

箇条書き形式で感動した点を綴って参りましたが、まだまだ書き足りないのが正直なところです。

 

肝心な物語に関してほとんど触れられていないので、後日、感想記事その②をお送りしたいと思います!

(今回、いつもの記事の2倍の文字量でお届けしています笑)

 

f:id:writer_A:20181223185442j:image

 

 では最後に、改めて感謝を。

 

「覚えている限り、仮面ライダーは存在する。」

 

本作品で象徴的なこの言葉。

これは今まで仮面ライダーを好きだった気持ちと、これからも好きでいさせてくれること、仮面ライダーへの想いの全て受けとめ許容してくれる、とても大切な言葉になりました。

 

あくまでも子供向けの作品に、30歳になった自分がこんなに熱中してていいのか?そう思わないこともないです。

好きなことを好きだと、堂々と言えることを自分は誇りに思っていますが、周りからは珍しがられることの方が圧倒的に多いですから。

 

だけどこの映画は、この言葉は、仮面ライダーは全てを許してくれるんだと、確信させてくれました。

 

なのでこれからも、堂々と仮面ライダーを愛し続けていきたいと思います。

ありがとう、仮面ライダー。そしてこれからもよろしく。

 

そして、最後までお読み下さったあなたにも感謝を。ありがとうございました。

 

よろしければその②の記事も楽しみにしていてください!

 

f:id:writer_A:20190125174608j:image

 

※その②はコチラからどうぞ!

www.good-by.com

 

全ライダーを振り返った「私と仮面ライダー」の記事も宜しくお願いします。

www.good-by.com

「私と仮面ライダー」ビルド編

第19回 仮面ライダービルド

ペース配分をだいぶ間違えましたが、現段階での最後、仮面ライダービルドです。

 

f:id:writer_A:20181221172218j:image

 

前回エグゼイド編はコチラ

www.good-by.com

 

Are You Ready?

まだ映画やVシネが出終わってないのに語るのも早計な気がしますが、平成ジェネレーションズFOREVERまでにこれまでのライダーを振り返るのがこの企画の主旨ですので仕方ない!

 

放送前から久しぶりの正統派なデザインで期待しまくりでしたが、内容も毎週毎週引きがあって大好きでした。

 

戦争をテーマとしていることもあり、「正義とは何か?」というヒーローものの根本に挑んだ作風はハードな展開が続きましたが、同時に目が離せない物にもなりました。

 

また変身者がみな人体改造を受けているというのも本来の仮面ライダーらしさがあって好きなポイントです。

 

戦いを終えた戦兎が仮面の下でクシャっとしてるというエピソードも、仮面ライダーならではの話として印象に残っています。

 

でも思い返すとハードですよね、ビルドって。

 

f:id:writer_A:20181221172242j:image

 

ベストマッチ!

とにかく重い過去を背負ったキャラクターばかりのビルド。

 

戦兎はただ記憶喪失かと思いきや(記憶喪失も重いですけど笑)、顔を変えられ生かされた存在ですし、万丈も冤罪で捕まり脱走したと思ったら目の前で恋人が殺され、カシラも村ごと人質に取られ戦わざるを得ないなど、改めて文字にすると壮絶です笑

 

それもライダーに限った話じゃないわけですから、話全体が重たくなるのも仕方のないことでしょう笑

 

ビルドの世界で何事もなく平和に暮らしてた人っていますかね…少し考えたくらいでは思いつきません笑

 

話のスケールも最終的には地球の存続まで掛かってくるわけですし、思い返すと物凄い壮大な物語を見ていたんですね…。

 

f:id:writer_A:20190117101627j:image

 

負ける気がしねぇ!

ビルドで好きなキャラクターとして万丈と一海が挙げられます。

 

万丈の魅力は何と言ってもその熱さです。

(単なるバカと言えなくもない…笑)

 

結果的に大きく物語の大きなカギを握る人物にもなり(初めから仕組まれていたからですが)、ある意味戦兎よりも主人公らしいキャラでした。

 

それに変身するクローズがとにかくカッコイイ!

ドラゴンモチーフで紺を基調としたあの完成されたデザイン、パワーアップする度に最初の姿を見る機会が減ってしまったのは結構残念でした笑

 

2つの力を合わせて変身するのが特徴のビルドですが、最後の最後には戦兎と万丈の力が合わさって変身することになるとは思いませんでした。

 

ただベストマッチとはこの二人の為にある言葉なんじゃないかと思うくらい、この二人はライダー屈指の名コンビだと思います。

 

新しい世界でお互いの存在を知るのはお互いだけになってしまいますが、この二人な楽しくやっていけるんじゃないかと、淋しくもあり微笑ましくもあるエンディングを迎えられたのは二人だからだと思っています。

 

心火を燃やしてぶっ潰す!

そしてカシラこと猿渡一海。

 

キバで音也を演じた武田航平さんが再び戻ってくるだけでも熱いのに、ビルドで演じた一海も最高に熱い男で惚れない理由がありませんでした。

 

いつでも仲間の為に熱くなれる姿を見せられたら付いていきたくなってしまうものです。

 

その象徴的なシーンは最後の戦いに集約されていると思います。

 

命を落とす危険があることを承知でグリスプリザードに変身したシーンは個人的に本作一番の名シーンです。

 

この話はファイナルステージでの感想でも書きましたね。

www.good-by.com

 

ビルド編を書くにあたり見返しましたが、今とは口調が違っていて、ブログの方向性定まってないなーと思いました笑

 

とにかく変身するまでの過程から戦いに至るまで、こんなに熱いシーンは歴代でも屈指ではないでしょうか。

 

近年のライダーで1限りの形態がでるのも珍しいことですし、この特別な感じも含めて大好きです。

先の記事で宣言していますが、アーツも購入しましたので届くのが楽しみです。

 

f:id:writer_A:20181221172338j:image

 

さいっこうだな!

苦悩することはあっても肝心な所では絶対にかっこよく決めてくれる戦兎も、徐々に砕けていって最終的には砕け過ぎた幻さんももちろん大好きです。

 

そこに美空と紗羽さんを入れた6人の関係性は素敵としか表現できません。

それゆえに新しい世界ではみんなそのことを忘れてしまっているというのが非常に切ないのですが、果たして劇場版ではどんな新しい姿を見せてくれるのでしょうか、楽しみですね!

 

といった感じで、うまく平成ジェネレーションズFOREVERへの期待に繋げることができました笑

 

これにて勝手に平成ライダーを振り返る「私と仮面ライダー」の企画も最終回となります!

 

自分で始めておいてペース配分を大きく間違えたことで終盤かなり駆け足になってしまいましたが、映画公開前に平成ライダーを振り返れたことでより映画を楽しめると思います。

 

正直作品ごとにムラがあると思いますし、書ききれていない所だらけですが、これをキッカケに皆様がそれぞれのライダーのことを思い出すお手伝いが出来たならば本望です。

 

いよいよ明日公開です!

ということで平成ジェネレーションズFOREVER、いよいよ明日公開です!

 

果たしてどのような物語になっているのでしょうか…朝一のチケットを入手済みなので満喫してきたいと思います。

 

www.good-by.com

 

これまでお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました!

 

「私と仮面ライダー」まとめ記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

仮面ライダービルド 超全集 (てれびくんデラックス 愛蔵版)

仮面ライダービルド 超全集 (てれびくんデラックス 愛蔵版)

 

 

 

「私と仮面ライダー」エグゼイド編

第18回 仮面ライダーエグゼイド

立て続けにいきます!今回は仮面ライダーエグゼイド!

 

f:id:writer_A:20181221151440j:image

 

前回ゴースト編はコチラ

www.good-by.com

 

患者の運命は俺が変える!

ゴーストに続いてリアルタイムで見ておりました。

当初はあの見た目に不安しかありませんでした。まさに目がある仮面ライダーって…。

 

ただそれも杞憂でしたね。病院を舞台にしたことでゴーストに引き続き「命」がテーマとなっていて、緊張感のある物語に引き込まれるのは当然でした。

 

絶望的に強い相手に対してどのように立ち向かっていくのか、先の読めない展開の連続に次回が楽しみだったものです。

 

f:id:writer_A:20181221151459j:image

 

ゲームスタート!

やっぱり貴利矢が消滅したところからグッと面白くなった印象があります。

まさか序盤でライダーの一人が消えてしまうとは思いませんでしたから。

 

ゲームも作品のテーマとしてありますが、全く持って遊びではない感じのギャップと言いますか、そこも引き込まれた一因だと思います。

 

全ての謎に対して答えが用意されていたのものめり込んだ要因の一つです。

 

永夢が変身できる理由や攻略不可だと思われた敵の倒し方など、「そう来たか!」と納得できる理由がちゃんとあって非常にしっかりした物語でした。

 

f:id:writer_A:20190117101542j:image

 

レベルアーップ!

エグゼイドの特徴にレベル設定がありますが、レベル1の存在は衝撃的でしたよね。

見た目も動きも可愛くて好きですけど。

 

終盤のハイレベルの戦いでは出番がなく、捨て設定になってしまったのかと思いきや最後の手間でまさか活躍の場があるとは思いませんでした。

 

レベルの話で言うと周りがどんどん強くなっていく中でずっとレベル50で戦い続けていた大我は頑張ってましたよね。

 

最初は現れる度に「ガシャットよこせ」しか言わない怪しい存在でしたが、打ち解けてきてからは優しい一面も沢山見れて一番好きなキャラかもしれません。

 

というかニコとのコンビが好きなんですね。

お互いにツンデレの二人のやり取りは見ていて非常に微笑ましいです。

Vシネの話にはなりますが、最後までに煮え切らない二人でもちゃんと想い合っている所が見れた最後はとても良かったです。

 

宝生永夢ゥ!

そして忘れてはならない檀黎斗。

 

最初はクールな人だったんですけどね、一体何がどうしたらあんな奇人に…まあ元々ああいう人だったんでしょうけど。

 

殆どすべての元凶のクセして全く悪びれないところや、文字通り死んでも死なないところなど、異質としか言えないキャラですが、ここまで突き抜けいるとなんでもありなんだな…と思わせる凄みすら感じます笑

 

画面に映るだけで世界感を作れますからね。

まさかジオウにまで登場するとは思いませんでした笑

 

f:id:writer_A:20181221151545j:image

 

輝け~流星の如く~♪

そしてムテキゲーマーのカッコよさ!

あの全身金色、靡く挑発の躍動感、そしてムテキの名に恥じない強さ。

ベルトの変身音声の影山ヒロノブさんの歌もかっこいい…。

 

ファイナルイベントで本物を見れた時は嬉しかったですね。

今思い返すと握手しておけばよかった…。

 

リアルタイムで見る楽しさを教えてくれたエグゼイドは大切な作品です。

 

こうしてブログ書いているのもエグゼイドのおかげと言っても過言ではありません笑

 

グラファイトの最期やポッピーの純粋な思い、バグスター側の描写もしっかりしていたからこそ深いドラマがありました。

 

こうして書いているとまた見たくなってきます。

1年分あるので中々見直すのは大変ですけど。

 

次はこの企画の最後を飾るビルドです。さあ、実験を始めようか。

 

 「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

 

「私と仮面ライダー」ゴースト編

第17回 仮面ライダーゴースト

平成ジェネレーションズFOREVERは明日公開!残すところあと3作!

ということで今日は3本立てです!まずは仮面ライダーゴースト!

 

f:id:writer_A:20181221122517j:image

 

前回ドライブ編はこちら

www.good-by.com

 

命、燃やすぜ!

ゴーストは私を仮面ライダーに戻してくれた作品です。

それは厳密に言うとドライブの高評価を受けて「次から見てみるか…」と思ったのでドライブかもしれませんが笑

 

ですが最初は困惑しましたね…なにせ1話の冒頭で主人公が死んでしまうのですから。

 

平成2期を一度も観ずに来ていたので「今の仮面ライダーはこういうものなのか…」と思っていましたが、全てを見た今ならわかります。

ゴーストはやっぱり風変わりな作品だったと笑

 

f:id:writer_A:20181221122545j:image

 

タケル殿ーーー!

正直に言ってゴーストはストーリーの詰め具合とか甘い所が多いです。

 

ただ最後まで見続けられたのも、キャラクターを好きになっていたからだと思います。

 

特にタケル殿は時が経つに連れてどんどん好きになっていくキャラです。

 

本編終了後も頻繁にライダーに戻ってきてくれることもありますが、そのたびに成長した姿を見せてくれるのは嬉しくなります。

よくタケル殿に孫みを感じるなんて言われていますが、ホントその通りかと。

 

作品を通して成長を感じられるのはライダーシリーズの見どころの一つですが、タケル殿はその部分を一番担ってくれているのではないかと思います。

 

f:id:writer_A:20190117101448j:image

 

レッツゴー覚悟!

でもやっぱりゴーストのことを思い出すと「惜しい!」って印象が拭えないんですよね。

 

偉人の力を使って変身しますけど、偉人の力ってそもそも謎だったり、この人って偉人なの?って思うようなチョイスがあったり(フィクションとノンフィクションが入り混じってたり)、設定がまず惜しい。

 

ストーリーもマコト兄ちゃんって子供のころからずっと眼魔世界にいたってことは小学校中退なの?とか、すべての元凶は仙人のおっちゃんじゃん…とか、惜しい!

 

さすがに主人公が死にっぱなしで終わるはずがないので最後の展開が初めからわかっていたのも惜しい所かもしれません。

 

何が原因なのかはわかりませんけどね。

それに当時のまだ特撮脳になる前に見た印象なので今見たら違った点も見えてくるかもしれませんが。

 

f:id:writer_A:20181221122636j:image

 

バッチリミナー!

ここまで殆ど文句のようになってしまいましたが、タケル殿の姿を観るたびに嬉しくなるのは、なんやかんやでゴーストが好きだからだと思います。

 

好きな所も当然あります!アラン様のスタイリッシュたこ焼き変身とか、ムゲン魂の神々しさとか、御成とか、御成とか…。

 

一年を通してライダーを観るのはほぼ初めて見たいなものだったので当時の私にその体力がまだ備わってなかったのでしょう。

いつか必ず見返したいと思います。

 

最後に、これは完全に私事ですが、最終回で未来からタケル殿の息子のアユムくんが出てきますよね。

 

マジで関係ないんですけど、私の祖父の名前がタケルで、私の名前も同じくアユムなので運命めいたものを勝手に感じていました笑

 

まさか自分の名前が仮面ライダーに呼ばれるとは思ってなかったです。

嬉しくてこの回の放送の録画は今でも保存してあります。

 

やっぱりゴーストはしっかり見直さなくちゃだめですね、タケル殿の息子として笑

 

さて次はエグゼイド!ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!

 

「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

 

「私と仮面ライダー」ドライブ編

第16回 仮面ライダードライブ

平成ジェネレーションズFOREVER公開まであと2日!残り4作!

今回は仮面ライダードライブです!

 

f:id:writer_A:20181220235136j:image

 

前回鎧武編はコチラ

www.good-by.com

 

ひとっ走り付き合えよ!

ドライブはツイッターでフォローしていた人たちの多くが絶賛しているのを沢山見かけて、次のシリーズから仮面ライダー見てみるか…と思わせてくれた作品です。

 

ですがドライブ自体は「ジオウを100%楽しむためには全シリーズ見ないと!」と思い放送前に慌てて見ました。

 

そしたら当時絶賛されていた通りの傑作でした。大号泣です。

 

ただせこい話をすると、わざわざ東映特撮ファンクラブに入って見終わった直後にアマゾンプライムで無料配信が始まってちょっとだけ損した気分になりました笑

 

f:id:writer_A:20181220235158j:image

 

脳細胞がトップギアだぜ

メインライターがWでも書かれていた三条さんということで期待しかしていませんでしたが、その期待を超えてきました。

 

敵も含めて登場人物の殆どに熱いシーンがあるのはさすがだなと。

敵の消滅シーンで泣くとは思いませんでしたから。

 

敵=ロイミュード側のドラマもしっかりしているというのは、本編での警察サイドと同様に「本当に倒すべき敵なのか?」と見ている側にも思わせる効果があったと思います。

 

本編でも登場人物が思い悩むシーンが多くあります。

そうして悩んだ末に出した答えだからこそ、どのキャラクターの行動にも説得力があり、のめり込むことができたのでしょう。

 

刑事で仮面ライダー

主人公、泊進ノ介は最初こそキャラが定まってないというか、正直あまり共感できないキャラでしたが、戦いを重ねる中で成長し、頼もしいキャラになりました。

剛が劇中で呼ぶように進兄さんと呼びたくなります。

 

戦いの中で身に着けた熱い心とクールな頭脳、刑事としての役割もしっかり果たしている所を見ると、自分が子供だったら絶対に憧れていたと思います。

(30歳の今でも憧れてますが笑)

 

にしても進兄さんを演じた竹内涼真は非の打ちどころがないですよね…あんな綺麗な涙を流されたらもらい泣きしてしまいますよ…。

 

f:id:writer_A:20190117101406j:image

 

イッテイーヨ!

多くのシーンで涙しましたが、やはり一番心に残るのはチェイスの最期です。

 

ロイミュードながら人間に味方し、少しずつ人間らしさを学んでいったチェイス

そして彼のことを認めていながらも素直になれなかった剛。

 

本当に最後の瞬間にやっとお互いを”ダチ”だと認め合えた瞬間にはただ涙するしかありませんでした。

 

中盤辺りからずっと思い悩むシーンばかりで本当に可哀そうだった剛がやっと素直になれた時に、もう”ダチ”はいない。

 

その切なさたるや…今書いてても思い出してちょっと泣いてます笑

 

途中まで「ふざけた音声だなー」と思っていたシンゴウアックスの「イッテイーヨ!」がこんなに熱いシーンになるなんて全く思いませんでしたから…完全にやられました。

 

泣いたシーンを挙げると幹部ロイミュード3人の消滅シーンは全部泣けましたからね。

 

彼らも全員”被害者”のようなものですから…進兄さんの悩みも痛いほどわかります。

 

 

ナイスドラーイブ!

極めつけは進兄さんとベルトさんの関係ですよね。

 

始めは懐疑的だった二人が気付けば最高のコンビになっていて、最後には永遠の別れをしなくてはならない…この「私と仮面ライダー」を読んでくれている方ならお馴染みかと思いますが、私が泣かないはずがないんですよね。

まあ後に映画でコンビ復活するんですが笑

 

とにかくこのドライブは別れのシーンが多いですから、その分泣くということです。

 

ベルトさんがいないことで最高の名言も生まれましたし。

 

平成ジェネレーションズの1作目で進兄さんの言った「たとえ変身できなくても俺は仮面ライダーだ!」というセリフ。

公開当時はまだドライブを視聴していなかったにも関わらず胸が熱くなりました。

 

この言葉で進兄さんは、竹内涼真は私の中で永遠にヒーローになりました。

 

f:id:writer_A:20181220235239j:image

 

オツカーレ!

とにかく熱くて大好きなドライブです。

 

進兄さんと霧子はライダー史上ベストカップルだと思いますし、特状課も皆個性があり、最終クールの面白さは歴代トップクラスではないでしょうか。

 

「バイクに乗らないのにライダーって!」と思う所がないとは言いませんが、その引っ掛かりを補って余りありまくりの名作だと思います。そうだろ?ベルトさん!

 

次はゴースト!命、燃やすぜ!

 

「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

 

「私と仮面ライダー」鎧武編

第15回 仮面ライダー鎧武

平成ジェネレーションズFOREVER公開まであと3日!

今回は仮面ライダー鎧武です!

 

f:id:writer_A:20181219125422j:image

 

前回ウィザード編はコチラ

www.good-by.com

 

戦国×フルーツ×ダンス

放送当時は視聴していませんでしたが、ショッキングな脚本で有名な虚淵玄がメインライターなので存在は当然知っていましたし、職場にたまたま見たらハマってロックシードを集めてた友達がいたのを思い出します。

 

その当時は「フルーツってどゆこと?」と疑問しかなかったのですが、その数年後にライダーにドハマりするとは思ってもみませんでした笑

 

見たのはちょうど1年前くらいですね。UAEで行われた昨年のクラブワールドカップの長い移動時間に大分視聴が捗りました。

 

終わってからすぐ次のシリーズを見始めるので、毎回最初は世界観の違いに戸惑うのですが、ウィザード→鎧武の変化にはかなり戸惑ったのを覚えています。

 

なにせいきなりダンスバトル始めたと思ったら次はポケモ…インベスバトルが始まり、

しまいにはオレンジが降ってきてそれがそのまま頭になってしまうんですから笑

 

ただ戸惑ったのも最初の数回だけで、慣れてしまえば気にならなくなるから不思議ですよね。どのライダーもよくよく見るとみんなカッコいいです。

 

f:id:writer_A:20181219125443j:image

 

ほとばしる若さ

鎧武の登場人物は基本的に皆若く、彼らの迷いや葛藤からストーリーが動くことが多いです。

これまでこの企画では「筋が通っている」ことを美徳として書いてきた風潮がありますが、こうして迷ってばかりいることも人としての魅力になるのだと気付かせてくれた作品です。

 

流されてばかりだった紘汰さんがライダーとして戦う覚悟を決める流れは悲壮感たっぷりで朝からよく流してたなと困惑もしました。

 

印象に残っているキャラクターはミッチですね。

彼の八方美人的な振る舞いのせいで終盤自分自身が身動きが取れなくなっていく様はドキドキと、ほんのちょっとだけの同情があり、彼が最後一体どんな酷い目に遭うのか想像しながら見るのは楽しかったです。

 

結局大切な人を皆失ってしまうことになりますが、これも自業自得だということを世のキッズたちに教えられたのなら彼も本望なのではないでしょうか笑

 

終盤の緊張感はトップクラス

禁断の果実に手を出したことで徐々に人間ではなくなってしまう紘汰さんがどうなってしまうのか、また、自ら進んで果実に手を出し人間であることを捨てた戒斗さんとの決着はどうなるのか…終盤の展開は全く先が読めず、非常に緊張感がありました。

 

ライバルとして、時には心強い味方として並び立っていたはずの戒斗が最後の敵となって現れた時の紘汰さんの気持ちを思うと非常に切ないです。

 

最終的に彼は自分の大切な物を守るために自分を犠牲にする道を選びましたが、まさか神様になってしまうなんて誰も予想していなかったのではないでしょうか。

 

そして神様になったことで後の作品にも多大な影響を及ぼすことも…

 

f:id:writer_A:20190117101311j:image

 

やっぱ神様はすげぇな…

平成ジェネレーションズで地下に封印されていたベルトさんを拾いにいくなんて神様じゃないとできないですからね。ジオウでも神様として他のレジェンドとは違った形でソウゴにメッセージを伝えてましたし…。

 

達観した神様紘汰さんもイイですけど、すぐにカッとなって「ぜってぇに許さねぇ!」と相手に突っかかっていた紘汰さんも好きなのでFINALの時のように普通の姿で戻ってきてくれると非常に嬉しく思います。

 

ジオウでは見れませんでしたが、あの驚異の身体能力を活かしたアクションも見れるとなお良いですね。

 

f:id:writer_A:20181219125528j:image

 

ここからは俺のステージだ!

実は戒斗さんがめちゃくちゃ運動音痴だったとか、戦極がいきなり半ズボンになったと思ったら突如はっちゃけ出したり、シャルモンのおっさんとグリドンの師弟関係とか、主任のカッコよさとか、こうして挙げてみると魅力が多い鎧武でした。

 

平成の集大成的な映画を前に自分の中で各ライダーを振り返るためにやっているこの企画ですが、こうして形にすることで色々思い出すことができているのでやっぱりやって良かったです。

 

正直、鎧武の記事を書くのは苦労するんじゃないかなーと不安だったのですが、非常にスムーズに進んだということは、自分の中で鎧武がちゃんと根付いていることだと思うので。

 

お次はドライブですね。ひとっ走り付き合えよ!

(進兄さんのセリフであって、私としてはお付き合い頂けますと幸いです。と思っています笑)

 

「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

 

「私と仮面ライダー」ウィザード編

第14回 仮面ライダーウィザード編

ここまで来ました。今回は仮面ライダーウィザードです。

 

f:id:writer_A:20181218233716j:image

 

 

前回フォーゼ編はコチラ

www.good-by.com

 

指輪の魔法使い

フォーゼの宇宙といった科学寄りなテーマとは真逆のファンタジックの世界観のウィザード。

最初はベルトが騒がしいなと思いましたが、あのシャバドゥビタッチヘンシ~ンにも実は意味が込められていることを知ったら気にならなくなりました笑

手をかざすだけでドライバーが現れるのはカッコいいですし。

 

絶望した人を希望へと導く魔法使いということで、変身しなくても色々な力を使って物語を進められるのは非常に便利だなーとも思っていました。

 

しかし、パワーアップの時などは魔法の不思議な力で何となく強くなるなんてことはなく、敗北から学んだり、自力で困難を乗り越えた末に起きる流れだったりと、骨太な印象のある作品でもあります。

 

主人公・操真晴人は普段は飄々とした掴みどころのない感じですが、その言動は意外と真っ直ぐで熱い所があって好きな主人公です。

 

それは非常に優しい人だと言い換えることができるかもしれません。

魔法使いが救うのは絶望してファントムを生み出した人たちですが、その際に「俺が最後の希望だ」と励ます姿はとても頼もしいことでしょう。

 

自分自身も絶望を乗り越えて力を得た経験があるからこそ言えるセリフですが、ずっと言い続けたこのセリフが最後の最後に活きてくる展開には痺れました。

 

f:id:writer_A:20181218233744j:image

 

印象的なエピソード

まずはフェニックスを倒した時の話から。

何度倒しても復活してしまうフェニックス。説得を試みた凛子を傷つけられ、晴人は一体どのように倒すのか全く想像もつかなかったのですが、まさか太陽まで飛ばして永遠に死と再生を繰り返させるとは…中々にエグイ倒し方です。

 

ただ幹部クラスのファントムはみなそこそこの悪事を働いているのでやむなしでしょう。

中でもマジでヤバイやつ、ソラには本当に驚きました。

 

彼もそれなりに悲しい過去があってファントムになったのかと思いきや元々ただの殺人鬼だったという…かわいい感じだして中身は平成シリーズの中でもトップクラスにヤバイ奴でした。

 

これまで一番ヤバイ奴といえばダントツで王蛇=浅倉だと思っていましたし、平成2期になったらそんなにヤバイ奴は出せないんじゃと思っていたら予想以上にすごいのが出てきました笑

まあ晴人にしっかり始末されたのでよかったです。

 

f:id:writer_A:20190117101218j:image

 

最も美しい仮面ライダー

ウィザードのことを評することもあるくらい、見た目はもちろん、その戦闘スタイルも非常に優雅です。

 

顔は宝石のように輝き、マントを靡かせながら戦う姿は確かに美しいです。

 

これも指輪の魔法使いならではですが、戦いにおいて拳を全く使わないんですよね。

ですが最後の最後には拳を使う展開は非常に熱かったです。

(初見ではこのことに気付かず、慌てて見直しました笑)

 

物語の終わり方も実に美しかったと思います。

 

コヨミを復活させるために戦っていた晴人でしたが、最終的にコヨミは消えてしまいます。

そこで奇跡のなにがしが起きて復活させないビターエンドにしたのは中々勇気のいる決断だったのではないでしょうか。

 

このエンディングのおかげで後日談である劇場版では名シーンも生まれますし。

 

f:id:writer_A:20181218233830j:image

 

ふぃ~。

白状します。これまでの振り返りの中で一番記憶が曖昧でした笑

これを機に見返したいと思います…。

 

でも晴人が食べてるドーナツがうまそうに見えて、すぐドーナツ買いに行ったりするくらいは好きです!

 

仁藤とのコンビも息があってないようであってたりする所とか、マユちゃんが変身したらどんな姿になるのかワクワクしてたらメイジは量産型的な見た目でガッカリしたとか、色々あるんですけどね…見直します!!笑

 

次は鎧武!ここからは俺のステージだ!

 

「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

 

「私と仮面ライダー」フォーゼ編

第13回 仮面ライダーフォーゼ

今日から1日2作品ペースでお送りします!今回は仮面ライダーフォーゼ!

 

f:id:writer_A:20181218201517j:image

 

前回オーズ編はコチラ

www.good-by.com

 

宇宙キター!

奇抜すぎるリーゼント頭と、変身後も複眼以外は仮面ライダー的な特徴が無い見た目に不安しかありませんでしたが、弦太朗の筋の通ったカッコよさとカウントダウンする演出の虜になり1話の時点で好きになっていました。

 

元々中島かずきの書く脚本のファンだったので、あの独特な見栄の切り方や、勢いで相手を納得させてしまう論法が存分に発揮されている本作にハマらない理由がなかったんですよね。

(グレンラガンキルラキルが特に好物です)

 

それと高校が舞台になっている点も好きになった大きな要因です。

 

王道の最初はいがみ合っていた人たちがなんやかんやあって次第に仲間が増えていく展開が大好きなんです。

ストーリー上では一切なれ合っていないのにオープニングの映像ではメッチャ仲良くしているのを見るとどうやって仲間になるのかワクワクしませんか?笑

 

f:id:writer_A:20181218201544j:image

 

天高の全員とダチになる男

福士蒼汰演じる如月弦太朗の笑顔がとにかく最高ですよね。

何があっても仲間の、ダチの為に全力というのを言葉だけじゃなく、行動で示してくれるわけですから、そばにいて好きにならない理由がありません。

 

ライダー部のみんなもそれぞれに役割があって全員が必要不可欠なのも良いです。

全員が関わったエピソードで象徴的なのはやはりコズミックステイツ初登場の回でしょう。

 

一度死んでしまった弦太朗の為にライダー部全員が力を合わせて復活に導いたのは特に熱いシーンとして記憶に刻まれています。

 

そして、最後にライダー部の一員となる朔田流星=仮面ライダーメテオが大のお気に入りでもあります。

 

f:id:writer_A:20190117101123j:image

 

タチバナさん、変身の許可を

流星は裏がアリアリの存在として登場しましたが、いつ正体がバレてしまうのかと若干ハラハラしましたし、メテオもフォーゼに対して黒基調でカッコいいですし、それ以上に演じた吉沢亮の顔がとにかくカッコよすぎるのなんの。

 

役柄も弦太朗に負けず劣らず友情に熱い男ですし、正式にライダー部に入ってからのコミカルな一面もありかなり好きなキャラクターです。

 

二人が初めて並び立って変身したシーンは最高でした。

平成ジェネレーションズFINALのエンドロールで本編の印象的なカットがスライドショーとして流れていましたが、爆発をバックにしたそのシーンの二人があって最高でした。いつもはキメキメの弦太朗のリーゼントが崩れてるのがまたカッコいんですよね。

 

にしても福士蒼汰吉沢亮がライダーとして共演していたってすごいことですよね…

 

f:id:writer_A:20181218201632j:image

 

青春スイッチオン!

他にも印象的なのはブレイドの時には素直で可愛かった天音ちゃんが大分捻くれた成長をしていて、始が見たら卒倒するんじゃないかと思ったことや、同じくブレイドから橘さんが敵の重要キャラとして登場したのが嬉しかったり、劇場版でのなでしことの関係が切なかったり…色々ありますがとにかく明るいライダーとして心に強く残っています。

FINALでまた弦太朗の笑顔が見れて本当に嬉しかった。

 

とにかく登場したキャラクター全員が魅力的だったフォーゼ。

書いたのがキャラクターのことばかりになったのも頷ける内容となりました笑

 

次はウィザードですね。さあ、ショータイムだ。

 

「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com

 

 

仮面ライダーフォーゼ 変身ベルト DXフォーゼドライバー

仮面ライダーフォーゼ 変身ベルト DXフォーゼドライバー

 

 

「私と仮面ライダー」OOO(オーズ)編

第12回 仮面ライダーオーズ

個人的に思い入れの強い作品が続きます。今回は仮面ライダーオーズです。

 

f:id:writer_A:20181217154003j:image

 

前回W(ダブル)編はコチラ

www.good-by.com

 

明日のパンツとちょっとのお金があればいい

視聴前は「ベルトが騒がしい」位のイメージしかなかった本作ですが、観終わった後には「最も好きなライダー作品のひとつ」になっていました。

 

登場人物の欲望が渦巻くメダルの奪い合いが物語の主軸ですが、この命を賭けたやり取りはスリルがありましたし、映司とアンクと一緒にメダルを集めているような感覚にもなれて非常に一気見が捗る作品でした。

 

誰もが持つ「欲望」がテーマということもあり、どの登場人物にもハッキリとした行動理念があることが、変に引っかかるような所もなく見れた一番の要因でしょう。

 

主人公である火野映司が一見無欲な様で実は一番大きな欲を持っていたり、相棒だったアンクが裏切ったり、バースに変身するのは後藤さんだと思いきやいきなり現れた伊達さんだったりと、先の読めない展開もこの作品の魅力です。

 

タカ!トラ!バッタ!

それぞれの特徴を持ったメダルの組み合わせで変身する仕組みも斬新でしたし、同じ色のメダルを3枚揃えることでできるコンボの存在でメダル集めを楽しく見れたのはナイスアイデアとしか言いようがありません。

スーツをいちいち変えなくてはならないので現場はとても大変そうですが笑

 

それにしてもコンボが揃った時のワクワク感といったら他のシリーズには無い唯一の楽しみなのではないでしょうか。

 

それぞれ個性的な能力がありますから、他のメダルのコンボがどんな見た目で、どんな強さを発揮するのか、全く無知の状態で観れたのは幸運でした。

 

リアルタイムで見ていたら要らぬネタバレを食らっていた可能性がありますからね。

 

どのコンボも好きですが、やっぱり1番をあげるならばタジャドルコンボです。

個人的には全ライダーの中でも一番美しい見た目をしていると思いますし、最終回で見せた映司とアンクの絆も含めると好きになる要素しかありません。

 

f:id:writer_A:20181217154027j:image

 

タカ!クジャク!コンドル!

Wに続いてのバディ物とも言える本作で、映司とアンクのことを語らない道理はありません。

 

始めはお互いの利害関係のみで繋がっていた二人が、最後にはお互いに命を賭けられるような関係になっていく過程は1年続くシリーズだからこそ描けたものでしょう。

 

とはいえ、二人の関係を友情という言葉で表すのはちょっと違う気もするんですよね。

それでも特別な絆で繋がっている二人の別れには涙が溢れて止まりませんでした。

 

最終回に最強フォームではなく、初期フォームで敵を倒すと熱い!という風潮がありますが(私も大好物です!)、このオーズに関してはタジャドルで倒すことに大きな意味がありますからね。

 

自分の命とも言えるコアメダルが砕けることも厭わず預けたアンクの想いと、それを受け取り決死の戦いに挑む映司の関係性は美しいの一言。

 

いつもの串田アキラボイスではなく、アンク本人の声でオースキャナーが反応した辺りからずっと泣きっぱなしでした。

 

そしてアンクが消滅してしまってから、地上で待つ仲間たちが映司に対して手を伸ばしているという構図がまた最高なんですよね…書きながら思い出して少し泣けてきました笑

 

この最終回では主題歌である「Anything Gose!」がエンディングとして流れますが、おかげで聞くだけで最終回のことを思い出してしまって泣きそうになるんですよね…困ったものです笑

 

f:id:writer_A:20190117101046j:image

 

だから手を伸ばす

オーズと言えば、去年の平成ジェネレーションズFINALで映司とアンクの二人が帰ってきたことにも触れなくてはなりません。

 

キャストが公開された時にはウィザードまで見終わっていましたので、オリキャスが多数登場するのは本当に嬉しかったのですが、特にこの二人が出演するとわかった時には軽く泣きましたし、公開当日に観に行った映画でも二人の登場シーンすべてで号泣するという始末笑

 

ライダー愛の深い渡部秀さんが相当のこだわりを以てオーズパートは制作されたようですが、ファンの見たいシーンが詰まっていて最高以外の何物でもなかったです。

 

またいつか、本当に映司とアンクが再開するシーンを見てみたいものです…。

 

f:id:writer_A:20181217154112j:image

 

ハッピーバースデイ!

オーズのこととなると映司とアンクの話ばかりになってしまうのは予想していましたが、ここまで偏ることになるとは笑

 

好きな所、沢山あるんです!

比奈ちゃんと知世子さんの家族的な温かさとか、鴻上会長やドクター真木の狂っているけど憎めない所とか、二人のバースの関係性とか…電王、アマゾンズと見てオーズにも完全にハマったことで小林靖子のスゴさに気付かされたのもこの作品ですから。

 

視聴後にどうしてもタカメダルが欲しくなって探し回ったり、近所で偶然未開封のタジャドルのフィギュアアーツを見つけて買えたこととか、Wと同じくらい影響を受けたライダーです。

 

ここまでで最多の文字数に達しましたので如何に自分がオーズ好きなのかを確かめられました笑

 

次はフォーゼですね!宇宙キター!

 

「私と仮面ライダー」これまでの記事はコチラ

www.good-by.com